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『東京サラダボウル』ドラマ全9話あらすじ・感想!奈緒が警察官&松田龍平は通訳人

『東京サラダボウル』1話~最終話(全9話)あらすじ・ネタバレ感想!
ど派手なミドリ髪の国際捜査警察官を奈緖さん、ワケあり通訳人を松田龍平さんが演じる。
2025年1月7日(火)よる10時からNHK総合にて放送スタート。
『東京サラダボウル』 あらすじ・ネタバレ感想 tataraworks

ドラマ10

『東京サラダボウル』(全9回)

■主演:奈緒&松田龍平
■脚本:金沢知樹
■演出:津田温子,川井隼人,水元泰嗣
■原作:黒丸
   『東京サラダボウル -国際捜査事件簿-』
■メインテーマ曲:Wash Away
         (Balming Tiger)
■放送:総合/毎週火曜22:00~22:45
    BSP4K/毎週火曜18:15~19:00
■再放送:総合 毎週金曜午前0:35~
 ※放送予定は変更になる場合があります



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『東京サラダボウル』キャスト

 ※ゲストは各話に記載

『東京サラダボウル』あらすじ・ネタバレ感想

第1話あらすじ・ネタバレ感想(2025年1月7日放送)
第2話あらすじ・ネタバレ感想(2025年1月14日放送)
第3話あらすじ・ネタバレ感想(2025年1月21日放送
第4話あらすじ・ネタバレ感想(2025年1月28日放送)
第5話あらすじ・ネタバレ感想(2025年2月4日放送)
第6話あらすじ・ネタバレ感想(2025年2月11日放送)
第7話あらすじ・ネタバレ感想(2025年2月18日放送)
第8話あらすじ・ネタバレ感想(2025年2月25日放送)



『東京サラダボウル』キャスト

<“胃”の合うコンビ>
鴻田麻里こうだまり (奈緒)
 東新宿警察署・国際捜査係の警察官
 ミドリ髪で誰にでもフレンドリー
●小学生の鴻田麻里(奈良部心紅)
有木野了ありきのりょう (松田龍平)
 警視庁・通訳センター中国語通訳人
 正確な逐語訳に徹する元警察官

<東新宿警察署・国際捜査係>
杓野玲央しゃくのれお (中川大輔)
 巡査部長。本庁・捜査一課の刑事志望
広田カナひろたかな (ノムラフッソ)
 鴻田を尊敬している新人警察官
太良尾保たらおたもつ (平原テツ)
 鴻田を厳しく教育する元マル暴の係長
飯山修いいやまおさむ (皆川猿時)
 統括係長
 鴻田を「あのレタス頭」呼び
 鴻田の能力を認め昇進へ導く
 四字熟語や独特の言い回しが好き
阿川博也あがわひろや (三上博史)
 6話~登場
 中国語を駆使するベテラン刑事
 意図的に誤訳を行い織田を巻き込んだ
 鴻田の相棒として復帰

<警視庁・通訳センター>
今井いまい もみじ(武田玲奈)
 ベトナム語の通訳人
黒須雄介くろすゆうすけ (関口メンディー)
 警察で最もニーズの高い英語通訳人
 バリバリ働く“できる男”
 今井もみじに恋している
清宮百合きよみやゆり (イモトアヤコ)
 シンハラ語通訳人でチームの統括

<警視庁・捜査一課>
八柳隆太やなぎりゅうた (阿部進之介)
 最前線で活躍するエリート刑事
 誤訳事件を傷として抱えている
豊角行広とよずみゆきひろ (三浦誠己)
 7話~登場
 少年課警察官から後に監察官になる

<事件関係者>
シウ(絃瀬聡一)
 通称「ボランティア」
 張柏傑のバーで有木野に遭遇
 人身売買ビジネス組織の一味
●シウの仲間・トニー(日高由起刀)

<そのほか>
織田覚おださとる (中村蒼)
 元は不良少年⇒警察官になる
 誤訳を目の当たりにし苦悩→
 有木野の最愛の人
張柏傑ちょうばいじぇ (朝井大智)
 鴻田と有木野が通うバーのマスター
 織田覚とは幼馴染み
 元不良で両親は在日中国人

沈一諾しぇんいーうぉ 許莉廷しゅー りーてぃん 
 第1話から登場する中国人留学生
 友人・キャンディが失踪
 有木野に憧れ通訳の仕事に興味を抱く

●馬おばちゃん(ソンピン)
 中国人の八百屋の店主
●ミーちゃん(DANG LE NGOC THU)
 八百屋のバイトで赤ん坊がいる
●らん(らんちゃん)
 八百屋の従業員



『東京サラダボウル』第1話あらすじ・ネタバレ感想

【サソリと水餃子】
警視庁の中国語通訳人・有木野了(松田龍平)は、容疑者聴取を終えた昼下がり、新宿のど真ん中で“サソリ”を食らうミドリ髪の女性に遭遇する。
豪快にサソリを食す女性は、何やら困っている外国人女性に気づく。
すぐに駆け寄ったものの、その外国人は中国語を話し日本語も英語も伝わらなかった。
ミドリ髪の女性は、傍観を決め込んでいる有木野にスマホを貸して欲しいと頼む。
うっかりスマホを渡してしまった有木野は慌てるが、画面に中国語が表示されていたことからミドリ髪の女性に通訳を頼まれてしまう。
そのミドリ髪の女性、実は国際捜査の警察官・鴻田麻里(奈緒)だった。

中国人留学生のシェン(許莉廷)の元から友人のキャンディ(喬湲媛)が失踪してしまった。
その経緯を詮索する中で、鴻田は有木野の的確な通訳と元刑事の鋭さにひかれ、コンビを組まないかと打診する。

『東京サラダボウル』第1話ゲスト

●キャンディ( 喬湲媛ちゃお いうぇんいうぇん 
 日本のアニメが好き
 中国の地方から夢の初来日を果たす
 ある夜、突然消息不明になる
●ヘンリー趙(小野翔平)
 キャンディを騙していた中国人
 薬物が入った袋を所持していたが…
●タクシー運転手(かめや卓和)
 キャンディを歌舞伎町まで乗せた
●声(日高由起刀)
●フードデリバリーの配達員(尾形貴弘(パンサー))
 鴻田が注文したサラダボウルを配達

●感想
鴻田(奈緒)はコミュ力が高いと言えそうだが、日本人的にはなれなれしいと思われるかも。
さっき会ったばかりの有木野(松田龍平)をいきなり「アリキーノ」呼び。
そんなアリキーノ、ほぼゲテモノと言っても良いくらいの料理を前に目が死んでる(((*≧艸≦)ププッ

気になって仕方がなかったのが、有木野が鴻田に連れ回されている間は完全なる時間外労働だと思うのだけど無給なのでは?という点。
彼は刑事ではないし正式に依頼されてもいない。
鴻田に夕飯を奢ってもらったからってそこまで連れ回されるのは酷いな。
有木野、目が死んでるけど良い人すぎ。
有木野に残業手当を払ってあげて。

今年は万博もあるし外国人対応を迫られるのは警察だけじゃない。
スマホの翻訳機能を使えば一瞬の関わりですむ飲食店の接客くらいはできるかもしれない。
しかし、自分で相手がどんな人か判断したければ翻訳アプリには頼れない。
鴻田ほど図々しくはなれないし彼女ほど人種のるつぼに浸かりたいとは思わないけれど、やっぱり英語くらいは喋れるようになりたいなと思う。



『東京サラダボウル』第2話あらすじ・ネタバレ感想

【始末書とネームタグ】
東新宿署・国際捜査係の刑事・鴻田麻里(奈緒)は、自転車のバッテリー窃盗でスリランカ人の取り調べを行う。
一方、係長の飯山修(皆川猿時)と巡査部長の杓野玲央(中川大輔)、それに中国語通訳人・有木野了(松田龍平)は、桁違いの大きな多国籍外国人窃盗の摘発を通じ、中核にいる日本人の元暴力団員・安藤の場所を探し始める。
バッテリー窃盗を持ちかけた人間を探していた鴻田は、素性を知らぬまま偶然にも安藤本人に辿り着きピンチに……。

『東京サラダボウル』第2話ゲスト

●大内田将(マギー)
 上麻布署国際捜査係のベテラン刑事
●アシャン・カクチ(BANUKA)
 バッテリー窃盗で取り調べを受ける
 [PAULA]の店員
●店員(オミラ・シャクティ)
 スリランカ料理店[PAULA]店員
●ランガ(Soyza)
 [PAULA]店員
●ウスマン・オコンワオ(Emanuel O)
 ナイジェリア人の被疑者
●蕎麦屋の店主・和田(コウメ太夫)
●女性刑事(風見梨佳)
 大内田の部下
●リン(胡寧林)とその夫(梅舟惟永)
 夫婦喧嘩をしていた中国人
●安藤隆吾(オクイシュージ)
 元暴力団員で自動車窃盗団まとめ役

●感想
統括係長・飯山修(皆川猿時)はことわざや四字熟語などが大好きだ。
「天網恢恢
疎にして漏らさず」
意味は、「天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが悪人を網の目から漏らすことはなく、悪事を行えば必ず捕らえられ天罰を被りますよ」、ということらしい。

確かにこれは訳しにくい。
英語で何て言うのかGoogle検索したら
Be careful not to divulge anything
て、出てきた。
Heaven's vengeance is slow but sure.
と、いうのも出てきた。
さらに、
No matter how well you hide, justice will catch up with you in the end.
とも出てきた。
No matter~が一番それっぽいな。
面倒なので通訳を介して外国人の取り調べをする際、ことわざや四字熟語などは使用禁止にしたら良くない?

有木野(松田龍平)に嫌味タラタラだった大内田将(マギー)の「何で殴った」が「何(物・凶器)」なのか「どうして・なぜ」なのか分かりづらいのは確か。
確認する有木野は正しい。
大内田の誤訳に関する責任と謝罪を有木野になすりつける態度に「そんなに言うならおまえが中国語勉強して喋れ!」って言いたくなった。

若者言葉や流行語はどこの国にもある。
地球温暖化が進み環境問題に関する単語なんかも新しく作られたりしている。
最近頻繁に耳にするようになった「地産地消」とかちょっと前の英語の辞書には載っていない。
locavore と言うらしい。
流行語も追いかけなきゃならない通訳さん、偉いよ。



『東京サラダボウル』第3話あらすじ・ネタバレ感想

【赤ちゃんとバインミー(前編)】
日本人の父親・原嶋幸次(浜野謙太)と中国人から帰化した母親・原嶋ユキ(高陽子)の赤ん坊が誘拐された。
警視庁の中国語通訳人・有木野了(松田龍平)は母親への通訳を担当する。
一方、東新宿警察署・国際捜査係の鴻田麻里(奈緒)は、薬局での万引き犯逮捕に向けて潜入捜査を行い、赤ちゃんを育てているワンジェンビン(張翰)という在日中国人の男性と出会う。
鴻田は子育ての大変さを理解しワンに同情、助けたいと思う。
だが、実はワンともう一人女性が暮らすアパートの部屋には誘拐された赤ちゃんがいて……。

『東京サラダボウル』第3話ゲスト

●原嶋幸次(浜野謙太)
 1歳の息子を誘拐された父親
●原嶋ユキ(高陽子)
 中国人だか日本に帰化した
 原嶋幸次の妻
王建斌わんじぇんびん (張翰)
 中国から来日し10年間懸命に働く
 オーバーステイになった
●捜査一課の管理官(信太昌之)
●捜査一課長・勅使河原功(佐藤貢三)
●安永(楽駆)
 捜査一課特殊犯捜査第一係の刑事
 原嶋宅へ有木野らと訪れる
●藤本(桜まゆみ)
 原嶋宅に摘める女性刑事
●黒岩(佐藤五郎)
 誘拐事件捜査本部刑事
●若手刑事(青木亮真)
●うじいえまさと(安井順平)
 万引きが多いドラッグストアの店長
●ドラッグストアの客(しのへけい子)
●アリサ(Razel Ichimiya)
 [マルモル]ラウンジ嬢
 戸籍売買に関与
●アリサの同僚(ジョージアナ)
●回想/安藤隆吾(オクイシュージ)
●リュウ・シャオ(王メイ子)
 王建斌と同居している女
●警察官(国崎和也(ランジャタイ))
 [東新宿署]玄関の立ち番

●感想
元マル暴の太良(平原テツ)係長に「黒だろ、黒」と言われても、先輩の杓野(中川大輔)に「髪戻せよ」と言われても「この髪は目印」とどこ吹く風の鴻田(奈緒)。
確かに緑髪は赤より目立つけどさ、ほんと逆に危ないよ、目立ったら。
あのグリーンはカツラじゃなく地毛を染めているらしいが、ああいうのって2万も3万もお金がかかるけど2週間くらいしか色持ちしないよね。

有木野(松田龍平)が話していた中国の幼児誘拐の事情にゾッとした。
だから原嶋ユキ(高陽子)は日本に帰化したのか。
でも、そういう話を聞けば聞くほど、子どもが1人で歩いている日本に中国人がやって来ていることが怖い。
実際、それらしき人に付けられた話とか最近SNSに上がってきているしね。

インバウンド推奨の日本政府は危機感がなさ過ぎないかね?
北朝鮮の拉致被害者のように日本の子どもが外国人に連れ去られるかもしれん。
我が国で人身売買とか冗談じゃないんだよね。
こう言っちゃ何だけど、観光で潤うってんなら沖縄は日本一裕福になってなきゃおかしくない?
政府よ、他国の人間に甘々なのもほどほどにしておけよな。
そんな事を思った第3話だった。



『東京サラダボウル』第4話あらすじ・ネタバレ感想

【赤ちゃんとバインミー(後編)】
日本人の父親・原嶋幸次(浜野謙太)と中国人から帰化した母親・原嶋ユキ(高陽子)の赤ん坊・俊が誘拐され、進展が無いまま日が経つ。
警視庁捜査一課の指揮を執る八柳隆太(阿部進之介)や警視庁の中国語通訳人・有木野了(松田龍平)はその状況に焦りを募らせる。

万引きが多いドラッグストアで潜入捜査中の鴻田麻里(奈緒)。
現れた万引き犯を一旦見逃して追跡し仲間を一網打尽にする計画だったが、いつも店に買い物に来てくれるワンジェンビン(張翰)が万引き犯を捕まえようとしたため計画変更を余儀なくされる。
万引き犯を取り押さえた鴻田が警察官だと知るやワンは逃走する。

ワンは同居している中国人女性と共に、“ボランティア”(絃瀬聡一)から手渡された日本人のパスポートを手に日本人夫婦を偽って念願の大陸への帰国を試みる。
その際、ボランティアから俊を連れて行くように指示を受ける。
俊の命の危険を感じたワンはボランティアを裏切り、鴻田麻里(奈緒)の元へ……。

『東京サラダボウル』第4話ゲスト

●原嶋幸次(浜野謙太)
●原嶋ユキ(高陽子)
王建斌わんじぇんびん (張翰)
●リュウ・シャオ(王メイ子)
●捜査一課管理官(信太昌之)
●アリサ(Razel Ichimiya)
●うじいえまさと(安井順平)
●ドラッグストアの客(しのへけい子)
●黒岩(佐藤五郎)
●安永(楽駆)
●藤本(桜まゆみ)
●刑事(青木亮真)
●勅使河原功(佐藤貢三)
●立ち番の警察官(国崎和也(ランジャタイ))

●感想
絶対アリサ(Razel Ichimiya)は通称“ボランティア”(絃瀬聡一)に始末されたと思ったのになあ、警察に捕まっただけでピンピンしてた。
ボランティアは中国人だと思ったけど、アリサからの情報で日本人という線も浮かんできた。

初めて会った時、鴻田(奈緒)が食べる食べ物に眉を寄せていた有木野(松田龍平)だけど、実はバインミーを気に入っちゃった?
鴻田が教えてくれる食べ物に、有木野はどんどんハマっていくんだろうな。
そうして[胃の合うコンビ]が出来上るのか。

ワン(張翰)も子どもが行方不明になっていた。
我が子を探すための資金を稼ぎたくて日本に出稼ぎに来てオーバーステイ。
ワンさんの記憶の中の息子の映像がぼやけているのは、ワンさんはもう息子の顔を覚えていないからかな?
10年も一度も顔を見ていなかったら記憶が薄れていくのも仕方ない。
息子が消息不明なのに、人身売買の片棒を担がされそうになったワンさん。
思いとどまって鴻田を頼ってくれて良かったよ。



『東京サラダボウル』第5話あらすじ・ネタバレ感想

【ティエンと進】
鴻田麻里(奈緒)は、介護施設で発生した入居者のタブレット窃盗事件の容疑でベトナム人ケアスタッフのティエン(Nguyen Truong Khang)の取り調べを行う。
ベトナム語の通訳人・今井もみじ(武田玲奈)は、ティエンの体にあざがあることを発見する。
外国人労働者の厳しい現状に落ち込んでいる今井を、同僚の有木野了(松田龍平)は慰める。
真相を探るうち、鴻田はティエンが“友達”と呼んでいたケアスタッフの早川進(黒崎煌代)に辿り着く。

『東京サラダボウル』第5話ゲスト

●ティエン(Nguyen Truong Khang)
 特定技能の資格を持ち介護施設で働く
 ある日窃盗の疑いをかけられる
●早川進(黒崎煌代)
 [グリーンフラット東新宿]職員
 ティエンは友達だと思っている
●別島道則(亀田佳明)
 [グリーンフラット東新宿]職員
 ティエンの教育係
●江藤三和子(佐藤真弓)
 [グリーンフラット東新宿]本部長
●職員・加瀬(中條サエ子)
 [グリーンフラット東新宿]職員
●樋口夏海(山﨑翠佳)
 [グリーンフラット東新宿]職員
●西野(木村新吾)
 [グリーンフラット東新宿]職員
●職員(木村新吾)
●松村南(竹本純平)
 [グリーンフラット東新宿]入居者
 ティエンを気に入っている
●警察官(堀内充治、小橋川嘉人、玉寄大樹、砂名諒香)
 ティエンに話を聞く制服警官
●阿部さん(尾倉ケント)
 登録支援機関の職員
●刑事(二階堂修、黒川大聖)
 織田の上司と同僚
●看護師(岩波茉鈴)
 ティエンの入院先の看護師
●明/ミン(マリーマリー)
 日本生まれのベトナム人

●感想
バインミー、めっちゃ気に入ってるやん、有木野(松田龍平)!
前回も食べてたよね。
これから有木野は鴻田(奈緒)に胃袋を掴まれていくのだろうか?
鴻田は各国の美味しいものを見つけるのがうまい。
早川進(黒崎煌代)に勧めていたバナナとタピオカとココナッツミルクのベトナムスイーツ。
あれ、なんて名前だっけ?「チェー」って言った?

今回は身につまされる話だった。
早川がティエン(Nguyen Truong Khang)と友達になれると思った理由が
「僕よりももっとかわいそうなヤツに見えるから」
だったのにはガッカリ。
ティエンを下に見てたのに、実はティエンの仕事ぶりは入居者に信頼されていて、自分と同じように孤独な人間だと思っていたのに家族にも恵まれていた。
幸せそうなティエンの姿を羨んだのか、それとも裏切られたように感じたのか、早川はサイテーな事をした。
友達が欲しいのにその相手は自分より下であってほしいなんて傲慢だ。

「ため息は上を向いて吐きな。
深呼吸に変わるから」
 

清宮百合(イモトアヤコ)が良い事言ってたなぁ。
息を吐くのは同じなのに、顔を上に向けるか下に向けるかで全く気分が違う。
これは実践しようと思う。



『東京サラダボウル』第6話あらすじ・ネタバレ感想

【海と警察官】
鴻田麻里(奈緒)は小学生の頃、近所の韓国食材店の娘・スヒョン(水瀬紗彩耶)に出会い見た事がない料理の数々に心を惹かれた。
しかし、ある日スヒョンの家族が逮捕されてしまう。
それからおよそ20年。
大人になった鴻田は、警視庁の中国語通訳人・有木野了(松田龍平)に当時の別れの記憶と、警察官として誰も見捨てたくないという思いを語る。
鴻田の話を聞いているうちに有木野は自分と、亡くなった恋人・織田覚(中村蒼)、そして鴻田がつながっていた事実を知り……。

『東京サラダボウル』第6話ゲスト

●鴻田晴海(星野真里)
 鴻田麻里の母親。シングルマザー
●小学生の鴻田麻里(奈良部心紅)
●ファン・スヒョン(水瀬紗彩耶)
 絵が上手な高校生
 [セマウル]の店主の娘
●スヒョンの父親(趙珉和)
 [セマウル]の店主
 密輸に関わり逮捕されてしまう
●スヒョンの母(智順)
●回想/王建斌(張翰)
●蕎麦屋の店主・和田(コウメ太夫)
●ネパール人男性(Krishna T)
●店主(松宮かんな、柿沼慶典)
 蕎麦屋の近所の文句を言う店主達
●韓国料理店の店主(お宮の松)
 鴻田と同じように博多弁も喋る
●韓国料理店店主の妻(みょんふぁ)
●8年前の通り魔(吉岡睦雄)
●阿川博也(三上博史)

●感想
有木野(松田龍平)が声をあげて笑ってる場面って何気に初じゃない?
彼はちょっと翳があるから鴻田(奈緒)と楽しそうにごはんを食べてて良かったなぁと思った。
でも、有木野は鴻田の警察官になった理由を聞いてまた翳をまとってしまう。

衝動的に体が動いて通り魔の前に走り出た鴻田に
「よく決めたね、立ち向かうって。
誰でもできることじゃないよ」
と言ってくれたお巡りさんは、有木野の恋人・織田覚(中村蒼)だった。
織田の言葉で警察官になる決心をした鴻田が有木野の前に現れたのは運命だな。

有木野はおそらく逃げてしまったんだよね、恋人の死をきっかけに。
それで通訳人になった。
でも、人生って不思議なもので、未解決の課題や問題って片付けるまで一生ついて回ってくるよね?
数学が苦手で放置しても人生のどこかで数学につまづいて解かなきゃいけなくなっちゃうし、人間関係の煩わしさから逃げてもコミュニケーションをとれるようになる努力が必要になる。
だから人間は「あの時〇〇しておけば良かった」って後悔を口にするんだよ。
有木野の前に現れた鴻田はレタス頭の変わり者じゃなくて、有木野が立ち向かって解決しなきゃいけない問題の象徴なのかもしれないな。



『東京サラダボウル』第7話あらすじ・ネタバレ感想

【神様とバディ】
[東新宿署国際捜査係]の鴻田麻里(奈緒)は、新たに着任してきた阿川博也(三上博史)と相棒を組むよう言われる。
鴻田は戸惑うものの阿川が中国人コミュニティに広い人脈があるのを知り尊敬の念を抱く。
だが、阿川は4年前の誤訳事件を起こした張本人だった。
しかも、その事件の後で亡くなった警察官・織田覚(中村蒼)とバディを組んでいたことが判明する。
そんな中、“ボランティア”を知る人物・リンモンチ(李丹)が殺され……。

『東京サラダボウル』第7話ゲスト

●豊角行広(三浦誠己)
 少年課の警察官。後に監察官になる
●リンモンチ(李丹)
 “ボランティア”を知る人物
●刑事課の課長(水野智則)
 捜査会議で説明していた人
●回想/王建斌(張翰)
●回想/通り魔(吉岡睦雄)
●織田の妹・綾(遊上なばな)

●感想
飯山係長(皆川猿時)は部下の広田(ノムラフッソ)から新しく赴任してくる人がどんな人物か尋ねられると
「魑魅魍魎だな」
と表現した。
えらい言われようの阿川博也(三上博史)だが、今のところ魑魅魍魎のような恐ろしさは感じられない。
だが、四字熟語やことわざが大好きな飯山係長風に言えば、阿川は口蜜腹剣であると思う。

鴻田(奈緒)に見せる阿川の顔は、良い先生、良い先輩のようだ。
だが、裏では“ボランティア”と呼ばれているシウ(絃瀬聡一)から電話がかかってくるような関係だ。
腹の中では何を考えているか分からず、まさに鬼が出るか蛇が出るかという不安定な人物が阿川なのだ。

ボランティアって随分と歳が若そうだけど、一体何歳から悪事に手を染めているのだろう?
ボランティアを演じている絃瀬聡一さんは、2025年1月期ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』で若手刑事・秋貞隆雄を演じている。
この秋貞も結構怪しい人物だ。
だけど同一人物が演じているとは思えないほど顔も雰囲気も全然違う。
役者さんって凄いねぇ。
ちなみに、『東京サラダボウル』と『クジャクのダンス、誰が見た?』の脚本家は両方とも金沢知樹さんだ。
【関連記事】



『東京サラダボウル』第8話あらすじ・ネタバレ感想

【鳩とコインランドリー】
警視庁の中国語通訳人・有木野了(松田龍平)の亡くなった恋人・織田覚(中村蒼)は、昔は幼馴染みの不良グループとつるみ荒んだ生活を送っていた。
だが、少年課の警察官だった豊角行広(三浦誠己)との出会いを機に織田も警察官をめざす。
そうして警察官になった織田は、有木野と運命の出会いを果たした。

東新宿警察署・国際捜査係の鴻田麻里(奈緒)は、相棒になった阿川博也(三上博史)の誤訳事件をマスコミにリークしたのは織田で、その後、自死してしまったことを知る。
真相に近づいていく鴻田を避ける有木野だったがついに……。

『東京サラダボウル』第8話ゲスト

●豊角行広(三浦誠己)
 少年課の警察官。後に監察官になる
●伊村美鈴(安藤玉恵)
 鴻田が張柏傑の紹介で出会う弁護士
●リンモンチ(李丹)
 “ボランティア”を知る人物
●リオンヘイ(水間ロン)
 2021年に阿川が取り調べ通訳担当
●金子と仲間(田島亮、伊藤白馬)
 バイク窃盗の上前をはねる連中
 織田は不良時代に下についていた
●不良達(才川コージ、アベラヒデノブ、今村航)
 不良時代の織田と張柏傑の仲間達

●感想
織田覚(中村蒼)は本当に自殺なのかだろうか。
死のうとまで考えているようには見えなかった。

当事者の阿川博也(三上博史)は独りで何をするつもりなのだろう?
もし、何かするのであれば織田の死がきっかけなんだろうな。
弔い合戦的な?
だけど、血も涙もないボランティア(絃瀬聡一)相手では独りで立ち向かうのはかなり無理があると思う。
そもそもボランティアは組織のトップなのだろうか?

有木野(松田龍平)が鴻田(奈緒)に織田とつき合っていたことを告白。
突然のカミングアウトに鴻田も絶句。
有木野が今、精神的にかなり弱っている状態だったにしてもそんなことを話したのはやはり鴻田に対する信頼や信用があってのことだと思う。
鴻田ならそういうことを知っても特に態度を変えたりしないだろう。



『東京サラダボウル』第9話(最終話)あらすじ・ネタバレ感想

【Love and lettuce!】
有木野了(松田龍平)は、同僚の警察官だった織田覚(中村蒼)とつき合っていたことを鴻田麻里(奈緒)にカミングアウトした。
織田を失った悲しみと、当時織田の相棒だった阿川博也(三上博史)、そして警察組織に対する恨みから有木野は警察官を辞め中国語の通訳人になった。
鴻田にとっても織田は警察官を目指すきっかけになった人物で特別な思い入れがある。
有木野の話を聞いた鴻田は、有木野の思いを理解し、未来を向く提案をする。

鴻田は、阿川に過去の罪を突きつける。
すると阿川は、鴻田に罪を告白した手紙を残してひとりで“ボランティア”の逮捕へと踏み出す。
慌てて阿川を追った鴻田の目の前で、ボランティアことシウ(絃瀬聡一)が阿川に容赦なく……。

『東京サラダボウル』第9話ゲスト

●豊角行広(三浦誠己)
 少年課の警察官。後に監察官になる
●リンモンチ(李丹)
 “ボランティア”を知る人物
●回想/沈一諾(許莉廷)
●回想/キャンディ(喬湲媛)
●回想/アシャン・カクチ(BANUKA)
●回想/ティエン(Nguyen Truong Khang)
●回想/王建斌(張翰)
●●織田の妹・綾(遊上なばな)
●緑髪の青年(Omega Sapien(Balming Tiger))

●感想
鴻田(奈緒)よ、メガネでフルフェイスのヘルメットはキツいだろ。
そんな鴻田にハンドルを任せてタンデムすることにビビる有木野(松田龍平)。
「あなたに命預けるのは不安なので」
と自ら運転することに。
見ているこっちも鴻田が運転するのかとビクビクだったよ。

何かちょっと変わった事をやる鴻田だが、最後の最後にすんごい技を見せた。

動脈直接つまんで止血だとぉ!?

そんな事できるの、警察官って?
それ、警察学校で習うのか?
無意識で傷口に指ぶっ込んだなら超怖いんだが{{(@_@)}}
まあ、おかげで阿川博也(三上博史)は一命を取り留めたけど。

有木野(松田龍平)が織田(中村蒼)の墓に向かって「ありがとな」と声を掛ける場面、有木野の表情が少し柔らかくなった気がした。
マイノリティの有木野は何となく翳を背負っているけれど元々の性格は朗らかなのかもしれない。
これから鴻田という胃の合う仲間と一緒に過ごすうちに有木野のそういう明るい面が出てくればいいな。
てか、同じ職場?初出勤?え?
ああ、警視庁ってことね。

ところで、最後に登場した馬おばちゃん(ソンピン)の八百屋の従業員らしい見事な緑髪の青年、主題歌を担当している[Balming Tiger]のメンバーだよね。
レタスより緑の髪に満面の笑み。
めっちゃ印象に残ったわ。

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆

ご訪問ありがとうございました

コメント一覧

tataraworks-lynx50
@kussame-2005  くっさめ様、コメントありがとうございます。
最近のNHKのドラマは特に良いです。
マンガが5巻完結なので連続ドラマには話数が足りないんですよね、普通なら。
でも、変なオリジナル追加して間延びした感じにならないよう上手く作られていて、そこも良かったです。
kussame-2005
NHKは本当にいいドラマを作るなぁ。
毎週楽しみでもあり気になってしょうがないドラマでした。

鴻田は「愛の人」ですね。
柔和ですが芯があって熱いです。
彼女は世界を救えるような気がします。

終わってしまって寂しい!
tataraworks-lynx50
@mike-boy  mike-boyさま、コメントありがとうございます。
暗めになりそうな内容ですが、鴻田役の奈緖さんが良い塩梅にバランスを取られていたのが良かったと思います。
実は松田龍平さんの演技はauの宣伝しか知りませんでした。
このドラマを見る度、松田優作さんの面影がチラチラ見えて「親子やな~」と思いながら楽しんでいました。
無表情な有木野がわずかに感情を浮かべるのがグッときました。
織田は自殺するような雰囲気がなかったので本当に自殺かと思っていたのですが、なるほどの理由でしたね。
阿川(三上博史)はミイラ取りがミイラになる感じだったのですね。
原作マンガが5巻までしかないのに社会性がある内容のせいか、しっかりしたドラマで見ごたえがありました!
見て良かったです(o゜▽゜)
tataraworks-lynx50
@sdtm-2  sdtm-2さま、コメントありがとうございます。
いろいろ結構な衝撃でしたよね。
「ええー、真っ赤やんΣ(゚ロ゚)」てテレビの前でビビってました。
mike-boy
こんにちは
普段、あまりドラマは観ないのですが、このドラマは毎回息を呑むような惹きつけられる場面があって最終回まで観てしまいました。
鴻田のふんわりした雰囲気と内に秘めたものから出る行動力。
それが無表情で何かを抱えている有木野と化学反応を起こすように、少しずつ心をほぐして行く様が見応えありましたね。
織田の、身を持って有木野を守ったその気持ちに熱いものが込み上げてきました。
阿川役の三上博史が怖くてまさに怪演でしたね。

毎回、力を入れて観ていたので最終回が終わってどっと疲れました(いい疲れですが)なかなかいいドラマでした☆
sdtm-2
最終回、ビックリ仰天でした、、
もう終わっちゃうの残念です、、
tataraworks-lynx50
@sdtm-2  sdtm-2さま、コメントありがとうございます。
この役、奈緖さんで良かったと思います。
最終回も楽しみです(o´∀`o)
sdtm-2
奈緒さん の演技を毎回楽しみににしています。
tataraworks-lynx50
@sugichan_goo  炎のクリエイター様、コメントありがとうございます。
唐沢さん、合わなかったの残念です。
『東京サラダボウル』はいろんな国の料理がたくさん出てきますね。
日本人にはなかなか胃腸に攻撃的な料理に見えますが。
奈緖さんは実に美味しそうに食べていらっしゃいますね(o´∀`o)
sugichan_goo
おはようです。(*⌒ー⌒*)ゞ

最近のNHKドラマは、
優秀な作品と駄作が混ざっていますので、
一括で録画するワシにとっては
解除するタイミングが極めて難しいです。
頭がサラダボウルは続行していますが、
民放唐沢さんのドラマは削除しました。

いつもありがとうです。(^_-)-☆応援!
tataraworks-lynx50
@corgi_yume  夢母さま、コメントありがとうございます。
松田龍平さんが出ているドラマ、実は初めて見るかもです。
CMはよく拝見しているんですけどね。
なかなか変わった役どころなので楽しみです(o´∀`o)
corgi_yume
情報ありがとうございます。期待できそうですよね(^^)v
松田龍平さんと
奈緒さん
どう絡むのかワクワクです💛

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