世界的に有名なブレンデッド、シーバスリーガルの日本限定商品をご紹介。
日本ならではの樽材として、よくミズナラが挙げられます。
ミズナラ樽由来のフレーバーが評価されるジャパニーズウイスキーが数ある中、
日本でも人気のあるシーバスリーガルが日本限定品として販売しているのが、このミズナラエディション。
12年ものの原酒の一部をミズナラ樽でマリッジしているとのこと。
スコッチ原酒がミズナラとどんな調和を見せるのか、発売前から注目されていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/0b/164b0d234252fd6615de24173d1c6cc6.jpg)
香りは、一面の花畑、シトラス系の爽やかさ。
キャラメルキャンディのようなまったりとした甘さも感じます。
いつものシーバスリーガルを期待して口に含むと、思わぬスパイス感の強さ。
かといって甘やかな風味、軽やかな飲み口を消し去るわけでも、
厭味になるでもなく、むしろ全体の風味を引き締める役割を果たしています。
現行12年と比較するとよく分かりますが、やや若々しさがあるように感じます。
決して悪い意味ではなく、柔らかさに一種の鋭さ、力強さを与えています。
通常の12年に物足りなさを憶える方は、ミズナラのほうが好みかも。
値段は1.5倍程度と、やや割高感は否めませんが、現行12年と比較することで
ミズナラ樽の特徴を学ぶにはうってつけの面白い教材になってくれること間違いなし。
香りB 風味B+ 厚みB 余韻B C/P C 総合B
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