こちらも日本では有名なブレンデッド。カティサークをご紹介。
カティサークはゲール語で、“短い袖”という意味。
1869年にその名をつけた帆船がスコットランドで進水され、その速さは一躍有名となりました。
カティサークは、その名を取って1923年に開発されたウイスキー。
ラベルには、船の雄姿が描かれています。
他のブレンデッドスコッチ同様、ノンエイジから18年までバランスよくラインナップ。
以前から日本でもそこそこ有名なブレンデッドでしたが、その名を高めたのは村上春樹。
度々この銘柄が登場するため、小説がきっかけで知った方もいらっしゃるでしょう。
日本市場を意識している銘柄でもあり、以前、葛飾北斎の総州銚子をラベルに
あしらったボトル(中身は通常品)がリリースされたこともありました。
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洋梨系のライトで柔らかな果実香。加水でさらによく伸びる。
軽いモルトの甘さ、香ばしさが漂います。
口当たりはスムースで、若干のアルコール感を伴います。
ややドライですが、甘さもありますね。
余韻は非常に短く、サッと駆け抜ける甘さと微かな渋み。
ストレートでは少し癖が気になりますが、ロックではいけるか。
ハイボールにすると非常にライトでクリア。
特徴と言うほどのものはありませんが、飲みやすく、穏やか。
少し軽さが目立つジョニ赤?香りを削って飲み心地に振ったリッチブレンド?
比較すべき銘柄はほぼ同価格帯。良くも悪くも価格相応ですね。
香りB- 風味C+ 厚みC 余韻C- C/P B 総合B-
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