ジョニーウォーカー ダブルブラック

ジョニーウォーカーのダブルブラックをいただきます。

言わずと知れた世界No.1ブレンデッドウイスキー、ジョニーウォーカー。
レッド、ブラック、グリーン、ゴールド、プラチナ、ブルーと色分けされたラベルの中
唯一2本あるブラック、その片方が「ダブルブラック」です。

ラインナップとしては「ジョニ黒」の1つ上の位置付けがされています。
年数表記がないことも特徴で、ジョニ黒よりもコクとスモーキーさを追求したとのこと。
若い原酒を使いながら、リッチなモルトの比率を増やしたのでしょうか？



ジョニ黒でも感じられる花の香り、樽から溶けだしたエステル香と
香りの段階で存在を主張するピート。

口に含むと、やや強めのビターから、伴って酸味、さらにピートへ移行。
スパイス感も少し強く、全体的に尖った風味を感じます。
とは言ってもピートが強烈かと言えばそうでもなく、
ジョニ黒よりは明らかに効かせているかな？くらいか。
ボディは比較的軽めで、モルトらしい甘み、厚みはあまり。
余韻までじんわりと渋み、酸味が漂い、緩やかにフィニッシュ。

ロックにすると全体的に引き締まり、だいぶスムースに。
それでいてボディの強さ、ピートの良い意味での癖が残されており、
これくらいがいろんな方が楽しめると思います。
ハイボールでも十二分に楽しめるお酒で、程よいピート感と
ふわっと香るモルトが心地よく味わうことができます。

決して悪い酒ではない。悪くはないのですが、
ジョニ黒のような均整の取れた美しさはなく、尖っている印象。
かと言ってがっつりピーティーかと言えばそうでもなく。
嫌いにはなれないですが、個人的にはこの価格帯なら他でも良いかな。


香りB 風味B+ 厚みB 余韻B- C/P B 総合B

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