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20代にしてウイスキーにハマってしまった筆者によるブログ。
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ザ・グレンリベット 12年

2015-10-11 23:52:00 | Scotch

「This is シングルモルト」とも言うべきスコッチ、グレンリベットをいただきます。


酒税法が改正され、長い密造時代が終わったのが、1823年。
グレンリベットは、翌年の1824年に政府公認蒸留所第一号に認定されています。

あまりに人気があったため、多くの蒸留所が「~グレンリベット」と名乗る蒸留所が続出。
現在、単独でグレンリベットと名乗って良いのはもちろんこちらだけ。
定冠詞「THE」が唯一無二の存在証明です。

今日もその名声は衰えることなく、スペイサイドの代表的なモルトとして
世界中の方から愛され続けています。





オレンジの皮、花の香り、焦がし始めの砂糖、ミント。
甘い香りですが、まったり系というよりは爽やかですね。

口に含んだ当初こそ甘さが強く支配しますが、そこから軽いスパイス感と嫌味にならない程度の渋み。
インパクトはありますが、ボディは軽めで、上記の感覚が一気に駆け抜けます。
酸味も多少あるため、豊かでありながら飲み口はスッキリしていますね。

喉を通した後は、是非ともまずは鼻から息を抜いて欲しいです。
柔らかな甘い香りと穏やかな甘さが喉から鼻腔を駆け上がり、何とも言えない心地よさ。

スコッチにピート香を求める方にはハマらないでしょうが、
逆にピートの香りが苦手な方にはうってつけのスコッチモルト。
飲みやすく、風味も分かりやすいため、比較的初心者でも楽しめる銘柄ですが、
一通り覚えた後に戻ってきて良さを再確認できる、確かな1本です。

価格も2000円強とシングルモルトとしては最も安い部類。
最初に手に取るシングルモルトとしても、飲み慣れた方の次の1本にもオススメです。


香りB+ 風味B 厚みB 余韻B+ C/P A- 総合B+


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