3月までの期間限定商品、竹鶴とリタのハイボールです。
竹鶴政孝とリタについてはもはや説明不要でしょう。
ウイスキーの製法を学びに単身スコットランドへ渡った竹鶴は、留学期間中に
カウン家と、特にリタと親密になり、現地で結婚してしまいました。
帰国した竹鶴は様々な困難に直面することとなりますが、いつもその側には
妻・リタの姿がありました。
現在ほど外国人に理解のない時代に日本人の妻として、竹鶴を支え、
日本人であろうとしたリタの姿は、考えさせるものがあります。
いずれもマッサンとのタイアップ商品である両商品です。
「竹鶴ハイボール」は、竹鶴ピュアモルトをベースにしており、原材料名はモルトのみ。
「リタハイボール」はりんご果汁入りの軽めで爽やかなハイボール。
居酒屋で販売されているリタハイボールはアップルワインのソーダ割なので、
てっきりアップルワインかブランデー入りのハイボールだと思っていましたが、
ウイスキーをベースにしてきましたか。
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竹鶴ハイボールは、まずグラスに注いでみてほしいです。
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(あれ、分かりにくい……)
他のアルコール7%に割ったハイボールと比べていただけると分かりやすいのですが、
色がかなり濃く出ています。
「1:2くらいで割ってるんじゃないの?」と思うほどの濃さです。
口に含んでも、ハイボールとは思えない濃さ。
ピート感でもアルコールの強さでもなく、まったりとしたモルトの、ウイスキーの濃さ。
ただ、ハイボールとして飲むには重たい感じもします。
これなら竹鶴NAをそのままソーダで割ったほうが合う気もします。
どちらかというと水割りで試してみたいモルトです。
リタハイボールですが、果汁の量以上にりんごが強い。香料のせいでしょうか。
ただ、アップルワインをソーダで割ったときのような丸い感じではなく、
口当たりはややドライで、甘いものの後味は軽やかにできています。
がっつりりんごが香った後にほんのりウイスキーが来ますが、
あまり特徴的ではなく、ハイボールというよりはチューハイのようです。
決して不味いわけではないのですが、期間限定でなければ買わないかな、という評価です。
シードルのように、りんご果汁をふんだんに使ったものを飲んでみたかったですね。
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リタハイボール含め、一度試してみようと思います。
私も先日、両商品を購入し、飲み比べを行いましたが同じような感想をいだきました。特にリタハイボールはりんごが強くウイスキーを感じることがあまりできませんでした。しかし普段チューハイや梅酒などを中心に飲んでいる人がウイスキーに興味を持つきっかけになればいいなと思っています。ただウイスキー要素が弱すぎるのでこれを飲んでウイスキーに興味を持つ人は少ないかもしれませんが(笑)
コメントありがとうございます。
どちらも一度飲んでみることをオススメします。
余談ですが、缶ハイボールでは角が頑張っている印象です。
濃い目の9%のほうはアルコールの癖が出てしまってますが、
スタンダードな7%はレモンスピリッツ入りで飲みやすく、飲み口も爽やかですね。
コメントありがとうございます。
リタハイボール飲むならチューハイの果汁が多いものを選んだほうが
幸せになれる気がします。安いですし。
期間限定商品なだけに多くのリピートを求めていないのかもしれませんが、
「品質のニッカ」をアピールしてもよかったのでは、とも感じます。