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Twitter:@Ruud_whisky

ニッカウヰスキー 宮城峡蒸留所見学

2016-08-18 00:07:00 | Diary

昨年秋の余市に続き、盆休みを利用して宮城峡へ行ってきました。

JR作並駅から2キロ程国道沿いを歩いていくと、ニッカ橋バス停が見えてきます。
ニッカ橋を渡ってすぐ、看板がお出迎えしてくれています。



余市とは異なり、ここから受付までさらに500m程あります。
見学受付の手前に、マッサンの撮影に実際に使用されたポットスチルが、
現在は記念撮影スポットとして設置せれています。
推測ですが、余市の奥にある1番小さいスチルと同時期、同サイズではないでしょうか。



余市とは異なり、森の中の開けた場所あるような蒸留所ですが、
竹鶴政孝が建設時に伐採を嫌ったおかげで非常に緑豊か。
北海道ほどではありませんが、山に近いこともあって真夏でも比較的涼しいですね。

見学行程は余市よりもあっさりめな印象。
発酵状況を24時間体制で監視する中央制御室を外からですが見学できました。
具体的にどのような数値を見て管理しているのか、気になります…。

発酵室、蒸留棟は工事中でした。
バルジ型のスチルは見学できましたが、余市で石炭直火蒸留を
見れてしまったので、スチーム蒸留も見てみたかったですね…。
やっぱり長期休みに行くものじゃないですね。笑




貯蔵棟では、1ヶ月、5年、12年モルトの香り比較をする樽が置いてありました。
また、ラックで保管している原酒もあるとの説明があり、
モルトはダンネージ式、グレーンはラック式で熟成させているのではないでしょうか。


さて、いよいよ試飲…ですが、竹鶴とスーパーなのてすっ飛ばし(飲んだけど)、
個人的には本番である有料試飲へ!笑
宮城峡15年と12年フルーティ&リッチをいただきました。



15年の香りの良さは素晴らしいですね!
シェリーを効かせながらも、フローラルな宮城峡モルトの特徴、
口に含んだ時の軽めのピーティさをしっかり残しています。
オールシェリーよりこっちのほうが好みかも。何故買っておかなったのか…。

フルーティ&リッチ12年は、年数に反して香り、味わいとも若め。
洋梨や柑橘の香り華やかですが、思いの外、口当たりは渋め。
単体より、ソフトなモルトやグレーンと合わせたい、ブレンド向きな印象。

去年の余市と異なり、本数制限がなくなっていたので、
お土産(?)には限定シングルモルトノンエイジ3種とアップルブランデー12年を購入。
こちらはいつレビューしましょうか…。

比較的アクセスの良い宮城峡ですが、余市と比較して今ひとつ人気がありませんね。
後発蒸留所だからかもしれませんが、ここはここで竹鶴が選んだ、由縁の深い土地。
ファンの方は一度訪れてみてはいかがでしょうか。


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2 Comments

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Unknown (新入り)
2016-09-26 00:44:20
余市に続き、宮城峡、いいですね!
ニッカは制覇したみたいですが、サントリーは未だですか?
首都圏なら、白州も行ける距離ですよ。
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返信 (Ruud)
2016-09-26 22:07:59
新入り様

ずっと白州(山崎も)は行こうと思いながら行けていませんでした。
旅行絡みで行けた蒸留所が御殿場、余市、宮城峡ですが、白州は白州を目的地にしないと厳しそうですね。
山崎は反対に大阪、京都絡めて行きやすい立地なので、もしかしたら山崎のほうが早いかもしれません。
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