8月22日

私の中での予定より1日早く、ヘリスキー、行ってきました♪
朝8時に“決行!”の連絡が入り、20分で迎えに来るとのことで、ウキウキ

行く準備♪
車

で30~40分くらい走り、ヘリが離着陸するところへ到着!
といっても、隣には羊が放牧されてるような、草原なんだけどね(笑)
そこで、まず、ビーコンを渡されました。
雪崩が起きて埋まってしまったときのため、1人1つずつ持つことが義務付けられてるらしい。
もちろん、使い方も教わります。
その後、“ヘリ”の乗り降り時の注意事項を聞いて、イザ出陣!
この日は5グループに分かれていたのですが、私たちは5グループ目。
だから、他の人達を見てたので、スンナリ乗り込み完了♪
山頂からの景色は、人工物がまったくない、真っ白な別世界でした。
すっかり大はしゃぎして、写真を一枚♪
ところが、この後が泣きそうだった

…
昨日、5・6年ぶりにスキーをして、行けるかも?と思ったけど、それは70%くらいの自信。
そんなまだちょっと不安な状態で、しかもいつもより太い板で扱い方も良く分からないのに、1本目からむちゃくちゃ急勾配だし

!
その上、凍って、テカテカだし

!!
本気で、パニック状態。泣きそうでした

…
何とか横滑りで降りたものの、足はすでにガクガク。身体は汗でビッショリ。
そんなとき、横から他のグループが降りて来ました。
そのグループのガイドさんは“こっちの雪はいいよー”
と言っていたので、“次はその斜面へ行くんだー”と勝手に思い込み。
その斜面は、雪はいいかも知れないけど、カナリの急勾配。
“私、ここで待ってます

”と思わず言ってました。
でも、ガイドさんが“次の斜面の方が雪がいいって言ってるし、もう一本、行ってみましょう”と言ってくれるし。
グループの他の人たちも、頑張れって応援してくれるし。
何とか、重いお尻を上げて行ってみることにしました。
“最悪、ケツすべりして降りてくるしかないな”と、腹をくくりながら

。。。
ところが、ヘリが飛び立ってみると、違う方向へ。
嬉しいような、不安なような飛行時間…
降り立ったのは、片側が絶壁の山頂。
でも、逆側は、さっきよりなだらかで、しかも広い。
“これなら行けるかも?!”
と、スキーを履いて滑ってみると、“ムチャクチャ気持ちいいー!

”と叫んでました
景色は最高だし、誰もシュプールをつけてない雪面

をすべるのって、最高!です。
その後2本も、同じような斜面を滑って、無事、いい気分で終了♪
雲がかかってきたので、昼食は山中じゃなく、ヘリが飛び立った草原へ戻ってとなりました。
運動した後の食事は、格別に美味しい♪

しかも、楽しんで4本滑り終えたから、なお美味しい♪
皆さんが後押ししてくれたお陰です
今回、お付き合い頂いた方たちは…

*カズさん(ガイドさん)
日本人のガイドさんがいるとは知らずに申し込んだんだけど、いてくれてよかった

“手袋を履く”と言ってたので、“お!道産子!”とすっかり嬉しくなってしまいました。
もう10年もヘリスキーガイド、してるそうです。
日本の冬は、志賀高原でスキーインストラクターしてる、年中雪焼け男。
命を預かってるので、私がしてた何ちゃってガイドとは違い、頼りになります。
もしNZでヘリスキーをしたい方がいれば、ぜひぜひ、彼を訪ねてみてください。
彼のブログ
http://heliski-kazu.blogspot.com/
*T中さん
お1人でスキー&ヘリスキーをしにNZへ。
今年で5年目(6年目?)だそうです。
64歳ですが、2週間滞在中、ほぼ毎日スキー。
自分の姿をビデオに撮ってもらって、色々アドバイスを受けてる、凄く熱心な方です。
私よりずっとタフで、頑張らなきゃ!という気にさせてくれる方でした。
*M沢さん親子
家族3人でスキー旅行。
本当は、世界遺産のMt Cookでヘリスキーをしたくて来たようなのですが、天候が合わなくて、私たちと同じコースにしたそうです。
息子さんは10歳なのに、一番、ひょいひょい滑ってたかも。
“旅行”といえば“スキー”という、仲のよいご家族でした。
ということで、ずっとやりたかったヘリスキー、皆さんのお陰で、楽しんで帰ってきました♪
でも、今回はパウダーじゃなかったし、青空もあまり見れなかったし、山の中で昼食も食べられなかったので、また機会があれば挑戦してみたいなぁ…
ちなみに、ヘリスキーをする最低条件は…
*ゲレンデで中級コースを自信を持って滑れる。
*キレイに圧雪された上級コースを、ゆっくりでも、何度止まってもいいから、100%降りてこれる自信がある
*そんな上級コースでスキーが外れても、自分でつけて、その後滑り降りる自信がある
の3つだそうです。
興味がある方には、絶対・絶対おススメです
