黄昏のかりんとう

日々黄昏ていく自分と向き合う日記

義姉の残したもの

2020年08月30日 | 日記
義姉は晩年陶芸をやったいたらしい
晩年と言っても63歳で亡くなったのだから今の私より若い
姪に聞くと陶芸教室に通い2年程度続けていたという

亡くなってから何度か家に行ったとき、陶芸教室の作品らしきものがいくつかあった
母と一緒に行ったとき、「これをもらっておいたら?」と言われて
ごはんの茶碗とか、マヨネーズ立てなどいくつかもらってきた
普段使っているものは食器戸棚に入っていたので普段使わないもの、
つまり、あまり出来の良くないものが段ボールに入っていたように思う
その段ボールの中から探してもらってきたものだ

そのまま使わず食器棚の奥の方にしまっておいた
邪魔だなぁと思いながら

甥との裁判が始まってから姉と弟の関係が少しわかってきた
姉弟には普段は言葉にしないわだかまりがあったように思う
夫が義姉のことをどう思っていたのかが分かる内容がいくつもあって
そんな話を聞いた義母は仏壇に飾ってあった姉の遺影を片付けてしまった

義母は自分より先に亡くなった娘のことを悲しんでいたのだが、
甥との裁判が始まってから様子が違ってきた


陶芸の話に戻すと、
先日食器棚の整理をした時に、義姉の作った陶芸の作品を処分してしまった
少し気が咎めたのだがいらないものだと思った

気持ちが軽くなったように感じる



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