黄昏のかりんとう

日々黄昏ていく自分と向き合う日記

第三十三番 補陀洛山 那古寺

2022年04月21日 | 札所巡り

結願時にお参りしてきました

 

坂東第三十三番 補陀洛山 那古寺(ふだらくさん なこじ)

 

千葉県館山市にあります

我が家から約100kmありました

 

 

駐車場から坂道を登っていくと朱塗りの仁王門が建つ

 

門内の金剛力士像は、金箔や色彩の風化した状態で歴史を感じさせる

 

 

門を入ると左手に鐘楼

 

進んでいくと

右手に阿弥陀堂、多宝塔が並ぶ

けっして狭くない境内だが多宝塔の大きさに驚く

多宝塔は下層が方形、上層が円形になっているのが特徴

 

本堂

本堂の向きは海に向かって開かれている

これは仁王門を入ってまっすぐに見る本堂

 

ぐるりと回って正面から見る本堂

 

「圓通閣」の文字は老中だった「松平定信」の書

 

本堂からは眼下に館山湾を一望できる

 

養老元年(717)行基が元正天皇の病気平癒を祈願して千手観音を刻んだところ病が癒え

このため天皇の勅願により堂宇が整えられた

本堂はかつて山上にあったというが、元禄16年(1703)の地震で倒壊

現在の本堂は享保年間(1716~1736)に徳川幕府によって再建された

 


昨年の9月から坂東札所巡りを始めて約9か月

やっと結願を果たしました

一人で札所巡りを始めたときは心細かったこともありました

しかし一人ではとても巡り切れないと夫に運転手を頼み

車での移動でずいぶん楽になりました

途中からの参加だった夫がとても喜んでくれました

読んでくださった皆様にもお礼を申し上げます

 

ありがとうございました

 

実は御朱印帳にはまだ続きがありまして

「善光寺」と「北向観音」がまだ墨書御朱印がありません

今年は善光寺の御開帳もありますから出かけてみようかと思います

 

 

 

 

 

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