黄昏のかりんとう

日々黄昏ていく自分と向き合う日記

オヤジ化

2018年04月11日 | 日記

7年前、退職時の私の勤務地は汐留にある本社だった

50代後半、心身ともに衰えてきたおばさんには仕事よりも通勤が辛かった

仕事内容も現場とは違って面白味はなく、“いつ辞めようか”ばかり考えるようになっていた

元々、退職を申し出ていたのに何を勘違いしたのか上司が

「本社に来て気分転換をして現場に戻ればまた楽しく仕事ができるよ(ルンルン)」

などと宣い、私も軽い気持ちで受けてしまって、おバカだったわ

そんなつまらん本社にもいい仲間はできるもので私より若干年の若い女子と意気投合したのだ

彼女は私と違い学歴、キャリア、資格、を持った幹部候補のような人

でもおっとりした性格で上昇志向はなかった

二人は退社時に偶然顔を合わせると、

ちょっと飲んで帰ろうか

ふらふらと街へ繰り出す

日テレ本社がある汐留、だけどすぐお隣はオヤジの街、新橋!

安く飲める店はたくさん並んでいる

でも二人は一応女子なので銀座まで足を延ばすこともありました

飲みながら話すことは取り留めもなく、仕事のこと、家族のこと、旅行に行きたい、美味しいもの食べたい、∞∞∞

いま思えば彼女との時間は仕事を頑張るおばさんの大きな糧だったような気がします

 

  

 

 

 

 

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