たろおの小屋

昼間は「聖職者」を演じる永遠の若造「たろお」のつぶやき。
仕事,家族,後遺症・・・。感謝の日々を綴っています。

再起動編【フリーズ&アップデート】

2024-04-01 22:13:14 | 脳出血・失語症
「人間の脳は電気信号で動いているんだなぁ」
と、脳出血後の後遺症と闘いながら感じてきた。
 最初の頃は
「考えを整理できない。整理しよう念じ続けると頭の中で音楽が響いて、右半身が痙攣し始める。そして意識を失う。目が覚めた後は、すごく頭が疲れるが、数日すると以前よりも考えが整理できるようになる。」

その状況を、私は「フリーズ」と「進化(またはアップデート)」と呼んでいる。
 やはり人間は「電気信号」で動いている高性能な有機体なのだと思う。
それを動く原動力が「夢」「希望」「責任感」…などの「心」であろう。

 フリーズは、仕事が忙しくて「頭を使いすぎた」と感じるときとか、薬と飲み忘れたりす
る時に起きた。救急車のお世話になって家族に心配をかけた時も何度かあった。
痙攣は視野を失った左手に起きる。脳の損傷が左脳に起きたことが原因なのだろう。
「脳の損傷は、より多く使っている部分に起きやすい。」
と入院中に誰かから聞いた覚えがある。私は教師であり指導主事、そして本好きだった。
「読むことや話すこと」の能力を失ったことも納得がいく。
私は仕事上の「武器」と趣味を失った。

 そんな感じで「フリーズ」と「進化」を繰り返していくうちに、
「これ以上は考えてはいけない。」
「音楽を止めるためにラジオを聞いて、考え事から意識を逸らそう。」
「力づくで痙攣を抑え込んでやる!」
とかの応急措置を身に着けた。

 先日の発作が起こった後に、同様の職員が早退したことで、
「気圧の変化にも原因があったかもしれない。」
と気づいた。発作とは上手に付き合っていく必要があるのだろう。
 
今は失語症が残っているのか認知症が始めっているのか分からない程度に回復した。
但し、薬の服用呉と「禁酒」は続けている。



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