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オイスターマダムの「ひとりごと」

宮島の対岸で牡蠣養殖をしている峠水産の嫁です。日々の出来事や、美味しいレシピ、こだわり、その他情報などをレポート♪

☆焼いても開かない殻つき牡蠣☆

2012-01-14 22:27:33 | 牡蠣

 

先日(といっても、ちょっと前だけれど)お客様から、殻つきの牡蠣が焼いても開かなかったからと、

送り返されてきました

毎年リピートしてくださるお客様なので、びっくり

 

詳しくお聞きするために主人が電話をしてみたところ、「焼いても開かない牡蠣は食べられない

と思っていた」ということで

毎年1つ2つ開かなくて捨てていたそうです

 

固くて開かないというのは、貝柱の筋肉(貝柱が殻を閉じたり開いたりするのですが・・・)が

強すぎるためで、鮮度が良いということであったりするのです

牡蠣は弱ると、殻が開いてしまうんですよ。

(だからといって、鮮度が悪くて食べられなということではないので、勘違いしないでね)

 

指定の時間焼いても開かなかった牡蠣は、キッチンばさみなどで、周りを切って、ナイフで

こじ開ければ大丈夫なのです

 

送り返されてきた牡蠣を、開いてみたら、大きな身がいっぱい詰まっていて、思わず

「もったいない~~~」とつぶやいてしまいました

 

これとは逆に、お客様の中には、牡蠣も焼ハマグリのようにパカッと大きく殻が開くと思っている方も

いらっしゃったりして、、、、

 

いろいろ勘違いされている方がいて、説明不足を痛感。

説明書やパンフレットには、「すべての殻つき牡蠣が口を開けるわけではありません」と小さく

書いてはいたんだけれども、来シーズンは、注意書きをもう少しわかりやすく書き直そうと案を

練っています

 

殻つき牡蠣の保存方法もよく聞かれます。

乾燥に弱いので、冷蔵庫にそのまま入れたりすると弱りやすいので、濡れた新聞紙やタオルに包んで

冷蔵庫に入れるか、外の寒いところ(日が当たらないところ)に置いておけば、鮮度を保ちやすいので

お試しくださいね

まぁでも、買ったら早く食べるのが一番です

 

美味しい時期なので、ぜひ焼牡蠣をご賞味くださいな

峠水産の「御前焼」は、ガスレンジに缶のまま置いて、簡単に美味しく焼き牡蠣が楽しめる

大人気の商品ですよ

電子レンジでも簡単に調理できますけど、やっぱりレンジ調理とは味が違う

まだ食べたことのない人はぜひお試しください~

 

 

ご注文は、いつものように峠水産へどうぞ♪ 

 

 

 


いよいよ今シーズンの牡蠣の出荷が始まりました♪

2011-11-04 11:58:11 | 牡蠣

なんと2か月以上も更新をさぼってしまいました

私は、個人的に、福島にボランティアに行ったり、酵素クッキングに通ったり、いろいろしておりましたよ

酵素クッキングについては、情報がすごい多くて書けなかったけれど、これから少しずつ書いていこうかと

思ってますので、お楽しみに~

そのクッキングを始めてから、すごくいろいろ改善されたのですよ。

我が家では、砂糖と小麦粉はなるべく食べないような食生活に移行しております

 

ところで、夏の間は、牡蠣は準備期間ということで、美味しい牡蠣を作るため日夜頑張っておりましたよ(主人とかが・・・)

鉄炭団子ならぬ、鉄炭の液を作って、海にまいたりして、海水の浄化に努めたり、美味しい牡蠣を作るための準備を

ほとんど休みなく続けてきたわけです。(主人や義父や弟たちのおかげ

心を込めて生産したおかげで、今年も美味しい牡蠣になっております

昨日も家族で今年初の焼き牡蠣を食べてみましたが、めっちゃ美味しかったです~~~

 

神の一粒」も順調に育っておりますよ

 

ということで、本日より、峠水産、出荷を始めました

震災の影響で市場では高値がついておりますし、資材も年々値段が上がっていますが、今回も峠水産は、値段据え置きで

頑張っていきます

 

年末お届けは、毎年大変混み合いますので、なるべく早くのご予約(20日くらいまでなら確実ですよ!)が安心です

 

今年も、シーズン初めから昨年EXILEで取り上げられた「御前焼」が好評です

毎年大人気のおススメ商品ですので、ご自宅ではもちろん、ご贈答にもぜひお使いくださいませ

 

今シーズンも皆様に喜んでいただけるよう、心を込めて誠実に対応させていただきますので、どうぞよろしくお願いします

 

 

 

 

 


これなんだ?

2011-06-22 21:50:24 | 牡蠣

これ、なんだかわかりますか~

主人の手のひらの上に載せてみました

 

実は牡蠣の赤ちゃんです

これが来年には、「神の一粒」になるのですよ~

一粒一粒育てていくという、大変な作業ですけど、それだけに立派な牡蠣になるわけです

秋が楽しみです

 

 

話は変わりますけど、梅のシーズンですね~

先日、伊勢旅行に行ったときに買った「にごり梅」という梅酒が美味しすぎて、すっかり梅酒に

はまってるので、今年は、梅酒と梅ジュースを仕込んでみましたよ~

 

梅ジュースは、冷凍した梅で作ると早くできて簡単(味は少し落ちるらしい)とネットで読んだので

冷凍庫には、梅1キロ冷凍してみました

これを使えば、季節を問わず、梅ジュースが楽しめるということで、これまた楽しみです

 

左が梅ジュース(もう何日か経っているので、梅の色も変わってます)

今回は、氷砂糖で作ってみたけれど、もう1度、てんさい糖で作る予定~

 

右は、今日仕込んだ梅酒

梅酒は1年くらい待たないいけないので、来年が待ち遠しいです

 


春の牡蠣、美味しさ実証!

2011-05-18 22:01:54 | 牡蠣

17日の中国新聞に、表題のような記事が載っていました

広島大学大学院、生物圏科学研究科の羽倉教授が調査したところによると、牡蠣のうまみ成分は、春の方こそ多く含まれていることを突き止めたそうです

 

いつも3月とか、4月の牡蠣を家でも食べますが、本当に美味しいのです

 

それなのに、よく冬場に作業場に来るお客様が「牡蠣は2月で終わりよね?」とか聞くんですよ。

「え~~?とんでもないです。春も美味しいですよ~」とその都度答えますが、やっぱり一般消費者の中には、根強く、牡蠣はRのつく月にしか食べられないと思っているのですね

(最近は、それでも春の3月~5月とかにも結構なご注文いただきますので、ずいぶん浸透してきているのかもしれませんが・・・)

 

そんなところに、この記事!

うれしいです

 

記事の内容を抜粋すると・・・・

「牡蠣の主なうま味成分のグリコーゲンとアミノ酸の量を測った。牡蠣100gあたりの4月の含有量は、グリコーゲンが6.38g(12月は6.07g)、アミノ酸が1816㎎(12月は1446㎎)で、ともに旬とされる12月を上回った。」

 

 

この前、ブログに書いた三倍体や、一粒牡蠣など、いろいろな種類の牡蠣があるので、その時期ごとに楽しめます

レシピも充実させていく予定なので、来シーズンは、ぜひ秋から春まで、いろいろな料理で食べてみてもらいたです

 

 

全然関係ないけれど~

娘が母の日に作ってくれた天津飯

 

材料は手軽なのに、すごく本格的な味で美味しかったです

ありがとう

 

 


今シーズンの出荷は終了いたしました♪

2011-05-15 15:41:38 | 牡蠣

すっかりご無沙汰してしまいました。

パソコンの調子が悪かったりしたのですよ~

新しいパソコンに買い換えましたので、またこれから少しずつ更新していきます

 

事後報告になっちゃいますが、5月14日(土)で、今シーズンの注文受付は終了させていただきました

たくさんのご注文本当にありがとうございました。

来シーズンは10月くらいからの出荷になりますので、夏の間にまた美味しい牡蠣を出荷できるよう準備に励んでまいります

 

それにしてもこの春は、牡蠣が卵を持つのが遅かったので、おいしい牡蠣が長く楽しめて幸せでした~

我が家の冷凍庫には、つくだ煮にして小分けに冷凍した牡蠣が眠っていますので、これから少しずつ解凍して、おつまみにする予定です

 

知らない人もいると思いますが、牡蠣は、卵もちになると、食感がパサついて美味しさが半減してしまうのです

それでも三倍体の牡蠣は、卵を持たないので、実は今からの時期も美味しく食べられたりするんですよ。

3倍体の牡蠣っていうのは、バイオの力で不妊化するため、本来なら放卵、放精を行うはずの夏でも、品質が劣らず身入りの良いものがとれ、Rがつかない月でもおいしいかきが食べられるというわけです

 

主人が牡蠣を育てている夏場には、嫁の私は、農業(ってほどでもないけれど)する予定です

今、手始めにベランダ菜園を3月から始めていますけど、自分で育てていると、野菜が可愛くて、成長が楽しみでなりません

 

こちらは、1週間前くらいの様子です。

小松菜、サラダほうれん草、水菜、サラダ菜

 

じゃがいも、ニンジン、ミニトマト

 

いろいろな種をまいっちゃったから、こんな感じに(笑)

ブロッコリー 

 

小松菜やほうれん草、水菜は2回目に種を撒いたもので、1回目のはもう収穫して食べました

 

この前の土曜日は、福山のお友達の田んぼで、種まきをするというので、お手伝いに行ってきましたよ

自然は美しいし、用意してくれていたご飯は美味しいし、そこのおじさんからいろいろ学べるのも

楽しいし、行く前よりずっと元気になって帰ってきました

おじさんは、70代半ばだけれど、すごく元気で、アイデアマン。

「毎年進化しないとね!」と、新たな工夫を重ねています。

何歳になっても、工夫し続ける、進化し続けることって素敵ですね


毎日、毎年、同じ作業を続けると、ついつい、惰性での作業になりがちで、飽きてしまったり、面倒に思ったりしてしまいますけど、おじさんは、常に新しいことを考えながらされているので、とっても楽しそうでイキイキしていました



私たち主婦も毎日同じ作業の繰り返しなので、おじさんを見習って、料理でも掃除でも、創意工夫しながら、日々進化させていけたら、スーパー主婦になれますね

おじさんを見習って、がんばろうっと