もう1年以上前のことになるが、美楽舎の例会で新潟のNPO型画廊を主宰されておられる大倉宏さんのお話を聞く機会があった。これはアートNPOの常務理事でもある御子柴大三氏の企画によるものであったが、私は新潟絵屋という単なる商業主義ではないアート活動を続ける画廊と、知的な雰囲気と行動力を感じさせる大倉さんのお人柄に惹かれ、アートNPO推進ネットワークへのご参画をお願いし快くお引き受けいただいたのである。そして、我々の活動もどうやら軌道にのりつつあるので、いよいよ新潟と東京でのコラボレーション企画に取り組みたいと思い、御子柴さんと二人で新潟絵屋さんを訪問した次第である。
大倉宏さんは美術評論家・元新潟市美術館学芸員でもあり、さまざまな活動を続けておられるが、「きまぐれ美術館」の州之内徹氏ともご親交があり、今回も佐藤哲三などを育てた画廊主田部直枝さんの追悼集会を主催されるとのことで、この集会にも参加させていただくことになった。そこには生活の日常性のなかに根づいている文化があり、それを垣間見ることができたいい旅でもあった。
大倉宏さんは美術評論家・元新潟市美術館学芸員でもあり、さまざまな活動を続けておられるが、「きまぐれ美術館」の州之内徹氏ともご親交があり、今回も佐藤哲三などを育てた画廊主田部直枝さんの追悼集会を主催されるとのことで、この集会にも参加させていただくことになった。そこには生活の日常性のなかに根づいている文化があり、それを垣間見ることができたいい旅でもあった。