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2020米国大統領選

2020-10-30 22:49:13 | ふと思うこと

 11月3日(火)は米大統領選挙の開票日。日本とは時差の関係で4日の午後には大勢が判明してくると言われている。しかし郵便投票の結果判明にどの程度の遅れが生じるのかという懸念も言われていて、先行きが不透明なままの状況だ。さて共和党トランプ現大統領が勝つのか、それとも民主党ジョー・バイデン元副大統領が勝つのか。こうした二項対立の構図はとてもわかりやすい。しかしあからさまな二項対立のわかりやすさが逆に真実を見えにくくさせることも十分に認識せねばならない。まさにポスト・トゥルースと言われる時代。嘘も百回叫べば真実の資格を得るという嘘八百が平気でまかり通っている現在。さすがに命までは取られないだろうと侮って現状維持の最低限の生活にどっぷりと安心しきっているようではこれからの先細り人生では、生き抜くための選択肢が低減し、死をとっておきのものにするしかないような涅槃行きに追い込まれるのは必至なのだ。

 話しを大統領選に戻すと、トランプ現大統領とジョー・バイデン候補。はたしてどちらが勝っても、結局日本は依然として米国の隷属の枠内にあり、実際コントロールしているのは、共和党か民主党かといった政治政策レベルとは無縁の存在である勢力であり、そもそも大統領選挙だってOne Worldでグローバルな金融、企業を中心に世界戦略として、やがては一元的な政教一致を目指しているような勢力が構築している枠組みの中の些細なイベントであって、トランプが勝とうがジョー・バイデンが勝とうが日本にとってそれほどたいした影響がないのは間違いない。個人的には現大統領の続投を望む思いはあるものの、かと言って全面的に応援しているということは決してない。やはりトランプにはどうしても倫理の欠けた白人至上主義の烙印を拭えないイメージが付き纏っていて、イスラエルの白人ユダヤ人たちと共謀して何か企んでいるのではないだろうか。どうも信用に置けない。なにせ自国民20万以上が感染症の犠牲になってしまっているというのに、演説で支持者の歓喜の中、平気でダンスを踊るパフォーマンスとか、どう考えても無神経きわまる振舞いとしか思えない。かたやジョー・バイデンにいたっては民主党というだけでもうやめて欲しい。オバマの政治がどんなだったか。リーマン・ショック直後の任務が不運だったかもしれないが、ウクライナ問題、盗聴問題、アラブの春やベンガジ・ゲートと日本人も巻き込まれたISISの台頭、シャルリーエブド襲撃事件などとこれらの非人道的で残虐行為の氾濫はオバマの「Yes We can!」で文字通りなんでもやりたい放題の8年間ではなかったか。ジョー・バイデン候補はその時の副大統領だったのである。ウクライナ問題に関わっている情報は書籍、サイトにどこにでも溢れている。

 ところで大統領選、少し気になるのは仮にジョー・バイデン候補が大統領になったとしたら、年齢は78歳になる。4年後82歳。認知症の気もささやかれていることから果たして4年間の任務を全うできるのかという疑問が発生する。その時リタイアしてしまったときに、副大統領が政権を担う可能性がでてくるわけだが、副大統領候補は女性のカマラ・ハリス候補である。つまりアメリカ国民は女性の大統領が出現するのを総意として本当に受け入れるのだろうか?思い出すのは前回2016年の大統領選、民主党のヒラリー・クリントン候補はあえなくトランプに敗れた結果だったが、当時海外メディアのインタビュー映像で白人一般市民が熱弁している様子が印象に残っている。それは大統領になれる資格の話題で、「黒人までは許す。なってほしくはないけど、黒人までは許そう。…しかし女性が大統領になるのは我慢ならない。」という感情的で差別的な内容をのたまり続けていたのだ。これだけがヒラリーが大統領になれなかった理由とは思えないが、差別意識が沁みついた現実の米国の深い闇。表向きはどんなにドリームを語ろうが建国以来の謀略と暴力で覇権を握り、人種差別の性根が宗教を通じて国民に深く沁みついているのだ。BLMは永遠に繰り返される。そうした刑務所国家と何十年も同盟を組んで頼りきっているは日本国なのだ。


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