一口馬主日記

一口出資している馬達や仲間内POGの雑感等

ここは弱気スタイルで

2024年05月31日 | 一口馬主

土曜出走
京都8R 聖護院特別 ロードマンハイム 坂井騎手 期待度:○
昇級戦の前走は好位から進めての2着。結果的に勝負所で待って追い出す形となり、出し抜けを喰らう様な
格好でしたから、積極的に動いていればな…という内容。それでも昇級初戦と考えれば目処を立てる好内容
だったかと。レース後も問題なく続戦となりましたし、大型馬だけに上積みにも期待したいところです。
ここは少頭数ですがクラス上位経験馬が揃った層の厚い構成で、加えて人気になりそうなミエスペランサは
3歳牝馬で斤量差は5キロですから、この辺の兼ね合いがどうかな。馬場悪化は2走前に重馬場で勝っているし、
極端な状況でなければ、ある程度は対応出来そうですし、期待感を持って見守りたい。

日曜出走
東京11R 安田記念 ナミュール 武騎手 期待度:▲
昨秋のマイルCSを勝ってからは香港、ドバイと転戦して日本馬最先着を果たし、実績最上位として挑んだ
ヴィクトリアマイルがまさかの8着敗退。検疫からの短い調整期間や出遅れ等、難しい条件が揃っていたのは
間違いないですが、相手関係を考えると、あそこまで負けるのは正直想定外でした…。明確なコレという
敗因が分からず、色々な要素が積み重なっての惨敗と思えるだけに、改めてとなる安田記念で巻き返せるかは
半信半疑。追い切りは終い重点ながらフットワークに切れがあり、良いなと思えるものの、前走でも同じ様に
感じたので、状態的に足らないとすれば追い切り映像では見えない中身の部分でしょう。そこが変わってきて
いるかは外野では判断し兼ねますが、ここを使うと判断した高野先生を信じるしかありません。東京マイル
という条件も不向き…とまでは言わないものの、戦績から判断するとベストパフォーマンスを出せる舞台とは
少し違うのかな?という感じもするし、相手が一気に強化されることを考えれば、前走から相当な上積みが
ないと苦しい気も。最大の目玉となるロマンティックウォリアーとの力関係は不明ですが、それ以外の面子は
対戦経験がある馬が多く、実際に先着したこともあるので、ナミュールが力を出し切れれば全然、戦えても
良いはずですけどね。ローテーション的に春はここが最後のはずですし、悔いのない形で上半期を締め括って
欲しい。

京都9R 祇園特別 ロードフォアエース 岩田望騎手 期待度:◎
先週の葵Sは除外となり、スライドして自己条件に。ダートで2勝して、OPでも2着しており、その勝ち馬は
次走で交流重賞勝ちと、当馬もダートなら相応のレベルにあるという手応え。それだけに無難にダート路線
でも良い気がしますが、陣営は芝もいけるという判断。ダートを使っていたのが不思議な位の素軽さ、不安
よりも期待が大…等、かなり前向きなコメントが出ています。確かにデビュー戦の芝では負けていますが、
当時はまだ動き切れなかった感もあるし、マイルでしたから、このタイミングで改めて試すのはありかな。
調教はもともと動くタイプですが、ここ最近は一段上がった印象で、CWを助手騎乗、馬なりで終い10秒台を
出したりとスピード性能は相当と思えるレベル。あとは芝の実戦でそれが活かせるか否か。ここをスパッと
クリアしたりすれば先々が楽しみになりますから未知の魅力込みで期待しています。

京都11R 松風月S ジレトール 鮫島駿騎手 期待度:▲
控える競馬が徐々に板に付いてきたかな?と思える状況での前走は、武豊騎手の好リードにも助けられ、
好位馬群の後ろから直線ではスパッと切れての差し切り勝ち。これまでは気分良くいけるか周りの馬次第の
運ゲー状態でしたから、折り合って控える競馬から終いを活かせる様になったのは本当に大きな進展です。
ここは改めてのOP特別ですが、相手関係は極端に揃った感はないものの、前走で勝った分かハンデは57.5
キロと見込まれた印象。前走、同斤で負かした2着馬とは今回1.5キロ差になるのだから、ちょいキツい
感じも受けますね。そもそも、前走は武騎手が上手く乗って、鮮やか過ぎる位でしたから、あれを鮫島騎手が
再現出来るかと言われれば…。まあ、逆にここで続けて良い競馬が出来れば、いよいよ重賞も意識出来ると
思うので乗り越えて行って欲しいところです。


来週以降の出走予定
6月8日 京都 一乗寺特別 メルトユアハート 川田騎手
6月9日 八王子特別 ロードディフィート 騎手未定
6月9日 東京 夏至S オールフラッグ 内田騎手
6月9日 函館 3歳未勝利 ロードオールライト 藤岡騎手
6月9日 函館 函館SS ジュビリーヘッド 富田騎手
6月15日 京都 保津峡S ロードプレジール 西村騎手
6月16日 京都 マーメイドS ラヴェル 騎手未定
6月22日 京都 天保山S ロードラディウス 騎手未定
6月26日 大井 帝王賞 バーデンヴァイラー 森騎手
6月29日 小倉 博多S アルジーヌ 騎手未定
7月6日 福島 鶴ヶ城S ロードバルドル 騎手未定
8月10日 新潟 新発田城特別 クランフォード 騎手未定
8月10日 新潟 BSN賞 ロードヴァレンチ 騎手未定


 4月は出資馬が毎週勝利して絶好の流れだな…とか思っていたら最後にエース、ドゥレッツァが盛大に凡走
してしまい、その後は全体的に流れがイマイチ。特にG1、重賞級で結果を残すのは容易で楽ないと改めて痛感
させられるところです。6月初っ端となるここは勝ち星を意識したい馬が複数。上半期最後の月になりますし、
貯金を作って後半戦に!…とか意気込むと大体上手くいかないんだよなw

ナミュールの安田記念は諸条件を鑑みるとなかなか厳しそう。でも、昨秋のマイルCSやドゥレッツァの菊花賞も
多分駄目だろうな…みたいなテンションで勝ちましたし、今回の似たようなテンション。それが逆に良い!と
思い込んでおくことにします。


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