土曜出走
中山3R 3歳未勝利 ロードレヴェランス 横山和騎手 期待度：△
精神面の幼さをレースで出してしまい安定しない感じ。前走もスタート直後から集中力を欠く感じで勝負所での
手応えも悪かったですが、直線では止まらずにジリジリ。もっと普通に競馬が出来る様になって調教時計の良さを
実戦で出せる様になれば結果も出てくると思うんだけどね。ここは引き続きダート1800mを選択でコーナリングの
悪さもあるし、道中からある程度の位置が取れるかが鍵になりそう。面子は正直かなり低調で、ここで掲示板にも
載れないと先行き暗いなという構成。上手く嵌ればガラッと変わる可能性もあるかもという期待を掛けつつ、
先ずは目途の立つ競馬を。
中山11R 中山牝馬S ラヴェル 横山武騎手 期待度：▲
賞金不足で使えるレースが限定される中、消去法的選択で今年初戦となったのが京都記念。豪華メンバーとは言い
難いものの、それでも牡馬混合の中距離重賞は敷居が高く思えましたが一応は掲示板を確保。全馬が外を回る特殊な
馬場状態の中で更に外を回る隊列でしたし、接触もあって掛かってしまう等、苦しいレースでしたが最後まで
止めずに走れたのは収穫か。レースにいって制御が難しく、駄目な時はとことん駄目ってタイプですが、理想でない
展開でも頑張れたことが次に繋がって欲しいところです。今回は牝馬限定になりますし、単純に折り合いだけを
考えれば距離短縮もプラス。ハンデも惨敗が多いことを考慮されてか重賞勝ち馬と考えると比較的恵まれた54キロ
という設定。前走の収穫と条件良化で前進を期待したいところです。まあ、一方でそういう計算が出来ない前科が
あるので大惨敗しても驚かないんですけどね。ジョッキーには姉のナミュールで因縁？の横山武騎手。姉とは
違うのだよ、姉とは！となってくれれば良いけど、ど～しても色眼鏡で見てしまうなぁ…。関東圏ではそれなりに
信頼出来る騎手だと思うし、ラヴェル自身も下手に策を弄さずに正攻法の競馬がベターなタイプだと思っているので
上手くマッチすれば良いのだけどね。馬場は前日段階でかなり緩そうですが、これに対応出来るかは蓋を開けて
みないとなんとも…。
日曜出走
阪神6R 3歳1勝クラス ロードフォアエース 坂井騎手 期待度：▲
前走は昇級初戦ながら未勝利勝ちの時計は水準以上のものがあり、どれだけ戦えるか楽しみにしていましたが距離
延長や馬体増の影響もあってか直線でパタっと止まって惨敗。これまでのレースでも手応えの割には終いがだらし
ないのが物足りなく感じていましたが、その悪い所が思いっ切り出てしまった印象。ここは距離を1400mに詰めて
きましたが、血統的にも馬体的にも距離短縮は歓迎でしょうし、終い甘くなるのが距離を詰めて上手くフォロー
出来れば良いなと。調教は格上馬相手でも遜色なく動けており能力は秘めていると思えるだけに、それを実戦で
活かせる目処を立てて欲しい。
阪神12R 4歳以上2勝クラス ルーラルハピネス 横山武騎手 期待度：○
1勝クラスの勝ちっぷりが良く、昇級初戦も2着ですから次こそはという気持ちで挑んだ前走。やや、外を回った
嫌いはあるものの、直線では終いが甘くなって5着と過去最低着順。牡馬混合で力のいるダートだとまだ足りない
のかなという印象。ここは牝馬限定戦に戻って改めてですが、関西圏への輸送もあるし不確定要素もちょいちょい。
スッと先手を取れればアッサリがあってもと思うんですけどね。期待値の高い馬なので今年初戦を良い形で。
中京11R 金鯱賞 ドゥレッツァ C.ルメール騎手 期待度：○
衝撃？の菊花賞からいよいよ再始動となる今年の春は金鯱賞から天皇賞という、やや変則のローテーションになり
ました。有馬記念は疲れにより早々にパスが決定し、本来なら京都記念が理想だったそうですが、これにも間に
合わなかった為の番組選択とのこと。個人的に距離に関しては次の3200mの方が心配な位で2000mは問題ないと思って
いますが、明け4歳で59キロという斤量は流石に酷かな…。G1勝ちはありませんが、この路線で国内トップクラスを
証明しているプログノーシスより斤量を背負うのだから、始動戦からハードな条件になったなというのが本音。
能力で克服出来ればというところですが菊花賞の評価も非常に査定し辛い面があるんですよね。もともとメイン
ストリームから外れるレース条件の上、ドゥレッツァ自身がしたレースもかなりトリッキーでしたから。ルメール
騎手の素晴らしいエスコート故の走りと言われても納得ですし、それに応えたのは能力の高さだと言われても納得
出来るし…。少なくとも再現性の高いレースとは言い難く、乾坤一擲みたいな印象が強いだけに、あれを以て能力が
抜けていたと判断するのは早計かなと。出資馬という視点を外して馬券の立場で考えると、ここはハイリスクロー
リターンでしょうかね。まあ、逆にこれだけ厳しい条件の中でプログノーシスを筆頭にした相手に勝つようなら
本当に今年は主役を張れるレベル。勿論、そういう結果が出ることを祈っていますが。臨戦過程に関しては流石に
次のレースを意識しつつという雰囲気でビッシリとは違いますが、それでも映像から伝わってくる回転の速い
フォームは流石と思わせる印象。お釣りを残しつつ、前哨戦としては文句のない雰囲気ですし、馬体も菊花賞から
増やしてくるのは間違いなさそうなので、どの程度の成長が見られるかという点も楽しみ。本当に楽ではない条件
ですが、先ずは無事に走り終えてその上で今年1年が楽しみなる様なレースをして欲しいです。
中京12R 4歳以上1勝クラス ロードブライト 菅原騎手 期待度：△
地方出戻りで未だ中央では未勝利の身ですが1勝クラスでもちょこちょこ見所のある競馬をしてくれています。
前走も出遅れ気味のスタートから4角では外に振られる格好になりながらも3着と悪くない内容。もう少しスムーズ
だったら勝ち負けまであったかもと思えるレースでした。東京で続戦出来れば理想でしたが同じ左回りの中京なら
近いイメージで競馬が出来るかな。上手く嵌れば十分やれると思えるだけに悲願の中央初勝利を目指して頑張って
くれれば。
来週以降の出走予定
3月16日 中山 韓国馬事会杯 ロードバルドル 木幡巧騎手
3月16日 阪神 3歳1勝クラス ロードマイライフ B.ムルザバエフ騎手
3月16日 中京 3歳未勝利 ロードオールライト 川田騎手
3月16日 中京 豊橋S アルジーヌ 角田和騎手
3月17日 中京 3歳未勝利 メルトユアハート 鮫島駿騎手
3月17日 中京 熱田特別 アレマーナ 角田和騎手
3月23日 阪神 毎日杯 ファーヴェント 松山騎手
3月30日 ﾒｲﾀﾞﾝ ドバイターフ ナミュール 騎手未定
4月3日 川崎 川崎記念 バーデンヴァイラ― 笹川騎手
4月28日 東京 ブリリアントS ロードヴァレンチ 騎手未定
今週は土日の重賞に出資馬が出走。ドゥレッツァは開幕週ということもあり、外よりは内めが良いかな～と思って
いたので3番枠は上々。ラヴェルは中山は内が荒れつつあるし、何よりも外からプレッシャーが掛からない枠が
欲しかったので大外枠は歓迎。ラヴェルは折り合いと馬場、ドゥレッツァは斤量と久々と走ってみないと分からない
面がありますが、枠の抽選運は良かったので、あとは結果も理想的になれば…。
