村の水路には鯉が放たれている。
綺麗な水路。
史蹟 藤樹書院跡。
中を覗こうとしていたら、職員?ボランティア?の方に声をかけていただいて「説明させていただきましょうか?」と
『じゃお願いします』ということで中へ。
じゃせっかくなのでご記帳お願いできますか?
まぢか、硯と筆で? ちょっと炭を擦って名前と住所を記帳。
硯なんて触るの何十年ぶりだろうか、がちょっと新鮮w
マンツーマンで20分くらい講義を聞く。
めちゃめちゃよかった。
勉強になったし、陽明学・・まじめに勉強しようと思った。
五事を正す
・貌 を正す ・・人と相対するときは常に柔和な顔を向ける。
・言 を正す ・・暖かく思いやりもって言葉を発す。
・視 を正す ・・まっすぐな優しいまなざしで人を見る。
・聴 を正す ・・真摯に心を傾けて人の話を聞く。
・思 を正す ・・慈しみ、人を思いやる心を持つ。
簡単にできるものではないかもしれないが常に心掛けていきたい。
良知至
良知は美しい心・良心。ひとは美しい心を持っているが常に磨き続けなければ曇り、私欲に走ってしまう。美しい心に至るためたゆまなく努力を続けることで領地に至ることができる。
藤樹書院は、藤樹の没後数百年もひきつがれまもられてきたが、1880年の大火により燃え落ちてしまう。
村人たちは自宅が燃えていく中でも藤樹の遺品を必死に運び出し守ったのだとか。
後世にあっても郷里の人々に愛された偉人だ。
その遺品の一部がそのガラス戸の中に収められている。多くは今回送中の藤樹記念館に保管されている。
やー、きてよかった。
書院の庭で大事に育てていた藤の木にちなんで門人から「藤樹」先生と呼ばれるに至ったのだとか。
その藤の木が残る庭。