馬鹿でかいクレーンが並ぶ、大島造船所。
等を横目に見つつ船は進む。
船内アナウンスで軍艦島や長崎の歴史など拝聴しつつ約50分。
見えてきた!
接岸し3グループに分かれて上陸見学スタートです。
いやはや天気よくてよかったな波もないし。
てかこの写真だけ見ると、イタリアかクロアチアあたりの城塞都市のようですな。
まさかここは・・アドリア海?
右側の格子上の建造物が連続しているのはコンベアの橋脚跡。
掘り出した石炭を貨物船に積み替えるためのものだったそう。
ここで撮れる石炭は純度が高く燃料用というよりは製鉄のためのコークスとして利用され採掘された石炭は北九州の官営八幡製鉄所へと運ばれた。
そして丘の上に見えるのは幹部用のアパート。見晴らしの良い一等地だったそうですが、台風の時にはあそこまで波が届いたりしてあそこももろくなっているらしい。
なんとなくだが・・モンサンミッシェルに行った時より感動したかも。
これはすごい。
望遠。白い灯台はプラスチック製で立て直されたもの。
炭鉱の操業時は不夜城で煌々と明かりがともされていたので灯台なんかなかったらしい。
そして丘の橋に縦に伸びているパイプは対岸の長崎市内から海底パイプで真水をおくっていたのだとか。
で丘の上の長方形のコンクリートのは貯水槽。
ホントにあちこち崩れちゃってますね。
一部に補強とかも入っているけれど年々どんどん崩れてしまっている。
廃墟の中に猛禽類。
トンビかな・・
ステキな廃墟感。
30号棟。日本最古の鉄筋コンクリート製アパート。1916年完成。
今年台風が来たら崩れるんじゃないかと言われている。
アップにするとコンクリートのあちこちにヒビが。。
今年見れたのは幸運だったかもしれないな。
ニーアオートマタでもこんなマップあったよなぁ、と余計なことを思い出し。
見学コースは一周したそうなので戻ります。
しかし、すごかった。
いやはやすごかった。
本土から真水を送っていたパイプはここから上がってきていたらしい。
名残惜しいけれど船に戻りましょうかね。
しかし上陸できてよかった。