現実にヒーローはいない。
911後、CIAを中心としてウサマ・ビン・ラディン捜索の大規模作戦が展開されるが遅々として情報がつかめない。
という状況を2時間ちかく見せられる映画。
ビン・ラディンを探すことが正義なのか、
はたまたアメリカの国策にかなうことなのかの描写はなく、なぜそれが必要なのかの動機付けなく狂信的にミッションに取り組むCIA職員やお役所仕事をこなすCIA職員の狭間で作戦が推進していく。
大統領が指揮したあるいは議会が支持したといった描写もなく、忖度なのか自信の出世欲なのか・・いや・・
「ミッションクリア欲」により遂行された作戦。
これは成功だったのかどうだったのか、
そもそも意味があったのか・・ 特に答えはなく、
ただただ退屈。
アメリカ市民だったら溜飲が下がる映画だったんだろうか・・??