タバコってなんですか?

日本のタバコ規制が進まないのは財務省、JT、悪法・たばこ事業法の三悪が元凶です。

喫煙(シーン)を全く配慮しない日本  

2013-08-18 10:49:35 | タバコに関すること-その他
前回の続きです。喫煙シーンには少なからず影響を与える為何かしらの規制(レイティング)はされないといけません。

ところが、「風立ちぬ」は何かしらのレイティングがされていない全年齢対象となっています。

これはレイティング指定をする映画倫理委員会の認識がタバコに対する認識が低かったのでしょうか?最大の原因は国際条約に従って喫煙を規制しない日本政府なのですが、この場合は映倫にも責任はあるでしょう。

何かしらのレイティングをかけていれば、R18+だったら確実に日本禁煙学会が要望を出す事はなかったでしょうし、これほど大きな話題にはならなかったはずです。

■テレビでも喫煙シーンが流される

今回「風立ちぬ」が問題にされましたが、日本の喫煙シーンは「風立ちぬ」などの映画だけではなく日本ではテレビですら規制がされていないのが現状です。

日本ではドラマは勿論の事、子ども向けアニメ(例えばワンピース)でも未だに喫煙シーンが流されています。

それだけではなく日本ではタバコ会社であるJTのCMも流されています。

これが何故いけないのかというとJTのCMを流すとJTから多額の広告料が貰えるのでテレビ放送側も規制には消極的になります。

JTはテレビでは何本も提供番組を持ち、中には冠番組を持つほど、テレビとの関係性が深いです。故に外国で起こっている事(タバコの規制)が日本に流れてこない→日本人の認識も外の世界の人と異なった考えになってしまいます。

それゆえに外国ではタバコ会社からの広告を例外なく禁止する国もあります。

結果、外国だと映画は規制が無くてもテレビでは徹底して喫煙シーンへの規制がかけられています。欧米諸国では勿論の事、隣の韓国や台湾でも喫煙シーンに規制がかけられ、かのワンピースを放送するに際し、喫煙シーンに対し何かしらの規制(警告表示、差し替え等)がされています。

■喫煙(シーン)に甘い日本

話を「風立ちぬ」に戻します。さて、この映画はタバコ会社からの資金提供は無かったのかどうかですが、安易にあったとは言えません。

ただ、実際映画のモデルとなった堀越二郎氏が非喫煙者だったのを喫煙者にしたのは宮崎監督の独断で決まっただけの事なのか疑問があります。

10年以上前だったら今より更に喫煙に対して世間一般的に無かったのでここまで話題にならなかったのでしょうが、今はご存知の通り大きく話題になっています。

良きのせよ悪しきにせよ話題に上る事は製作者側としては良いのではないでしょうか?

どちらにせよ、リアルな話でもしここまでシナリオを予想できたのなら、宮崎監督は凄い人だと感心します。

喫煙シーンですら改善できない日本、この国はどこまでタバコに甘いのでしょうか?この映画は2013年の日本の喫煙に対する甘さを露呈させてくれたという意味では評価できます。


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日本医師会「国民の健康のため たばこ税の増税に賛成します」

でわでわm(_ _)m。

 

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