前回の例会(2/11)が寒かったので、今回は野外スケッチから永山公民館での室内静物画制作に切り替えましたが、別の場所に向かわれた方もおられご迷惑をおかけしました。参加者は先生を含め22名でした。
9時半過ぎから11時半まで、会員持参の画題から好みにあったものを選択し取り組みました。
また当日先生は専ら指導に当たられ、質問や相談を随時受け付けられましたので、先生の作品はありません。
皆さんの作品と先生の講評は以下の通りです。
・全般的な注意として
①静物を描くときのポイントの一つは、「何を描きたいのか」主題を決めることが大事。
例えば、構図の中に生け花、果物、ガラス瓶、陶器などが入っている場合に、全部同じ調子で描くと
散漫な絵になってしまう。
生け花を主題にしたときはそれをしっかり描き、他の題材は少しぼかしたり薄くしたりして、メリハリをつける。
②テーブル上の静物の絵は、背後にテーブルの奥の線がないと被写体が宙に浮いたような感じに
なることがあるので注意。
また、テーブルの手前のフチの線を描き入れることで安定感のある絵になるので、構図を決める時に考慮する。
先生のコメントに注意しつつ、皆さんの絵を見てみましょう。
(ブログ担当者の撮影ミスで、ピントの合っていない写真がございました。お詫びいたします。)
・花瓶の花を描くときは、構図が非常に重要。
①花の位置が常に不等辺三角形になるように収めると構図のバランスが良くなる。
②2つ以上の種類の花がある場合は、それぞれについて同じように配置する。
③花の彩色は、花びらの色の薄い部分の色で全体を塗り、乾いてからより濃い部分や花びらの陰の部分などに
色を加えていく。
主題を花として描いた絵を見てみましょう。
・金属製の容器には、周囲にある物の色が映り込んでいることがある。
描いている途中、隣に置いてあった物を移動させると、そういう被写体のリアル感が描けなくなるので注意が必要。
・水差しを題材にするときは、注ぎ口が画面の中を向き、取っ手が外側にくるように構図を取る。
注ぎ口が外を向いていると不自然な感じになる。
水差し(ステンレス、ホーロー)が描かれている絵を見てみましょう。
今回は、作例に従いご指導いただいた内容を、細かくまとめていただきましたので、絵の方も並び替えてみました。
ただし、制作途上の作品であること、座ることが出来た場所の問題もあり、皆さんの実力を表しているわけではありません。
9時半過ぎから11時半まで、会員持参の画題から好みにあったものを選択し取り組みました。
また当日先生は専ら指導に当たられ、質問や相談を随時受け付けられましたので、先生の作品はありません。
皆さんの作品と先生の講評は以下の通りです。
・全般的な注意として
①静物を描くときのポイントの一つは、「何を描きたいのか」主題を決めることが大事。
例えば、構図の中に生け花、果物、ガラス瓶、陶器などが入っている場合に、全部同じ調子で描くと
散漫な絵になってしまう。
生け花を主題にしたときはそれをしっかり描き、他の題材は少しぼかしたり薄くしたりして、メリハリをつける。
②テーブル上の静物の絵は、背後にテーブルの奥の線がないと被写体が宙に浮いたような感じに
なることがあるので注意。
また、テーブルの手前のフチの線を描き入れることで安定感のある絵になるので、構図を決める時に考慮する。
先生のコメントに注意しつつ、皆さんの絵を見てみましょう。
(ブログ担当者の撮影ミスで、ピントの合っていない写真がございました。お詫びいたします。)
・花瓶の花を描くときは、構図が非常に重要。
①花の位置が常に不等辺三角形になるように収めると構図のバランスが良くなる。
②2つ以上の種類の花がある場合は、それぞれについて同じように配置する。
③花の彩色は、花びらの色の薄い部分の色で全体を塗り、乾いてからより濃い部分や花びらの陰の部分などに
色を加えていく。
主題を花として描いた絵を見てみましょう。
・金属製の容器には、周囲にある物の色が映り込んでいることがある。
描いている途中、隣に置いてあった物を移動させると、そういう被写体のリアル感が描けなくなるので注意が必要。
・水差しを題材にするときは、注ぎ口が画面の中を向き、取っ手が外側にくるように構図を取る。
注ぎ口が外を向いていると不自然な感じになる。
水差し(ステンレス、ホーロー)が描かれている絵を見てみましょう。
今回は、作例に従いご指導いただいた内容を、細かくまとめていただきましたので、絵の方も並び替えてみました。
ただし、制作途上の作品であること、座ることが出来た場所の問題もあり、皆さんの実力を表しているわけではありません。