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凡愚のつぶやき

愚かなおろかな凡愚の、日々を気が向いたときに、つづってます。ようこそ!

400年生の薪

2014-02-12 14:47:47 | 薪ストーブ

いま、裏のお墓に隣接して御座った多分、ムクノキが伐採されている。
小出の殿様が植えたらしい、旧河川堤防上の巨木だ。
以前は列状に植えられていたが、最後の一本となっていた。
落雷にあったり、根を切られたりしたためか、中は腐って空洞となり、皮一枚で繋がっていた感じで、倒木の危険性があるということで南丹市が伐採することになった。
ただ、幹周りは大人4人程度もあったので、根張も相当広範囲であろうから、その陥没が危惧されるので、完全には伐らず、1.5m位を残すことになった。(萠芽を期待!)

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何しろ、車の入らない住宅地の真ん中なので、ひたすらチェーンソーで細かく切り出す作業をされている。家やお墓に当たらないよう、最新の注意を払いながら。

もう作業5日めに突入です。恐れいります。

400年の時間が過ぎているが、幹のなかは赤茶色の芯材となっており、相当硬そうです。

作業員さんは、芯材のうち、さらに栄養分が抜けてかちかちになった部分を「じん」と呼ぶのだと教えてくださった。どんな漢字を書くのかな? 尽? 腎? 心? 真? 髑?

切ったばかりだが、その「じん」なる材は、乾燥しきっているのですぐにも燃やせる、しかも火持ちが良い!と言われたので、その日のうちに試してみました。

すると、なかなか火が移らないが、着火すると、3時間程度(20cm角)は燃え続けました。

産廃にするので、よかったら持って行って!と言われたので、いただきました。

なんと、ありがたい! 

生き続けてくれたムクノキ、そして植えた小出の殿様、残してくれた地域のご先祖様、

なむあみだぶつ、なむあみだぶつ  あったかいです!


薪ストーブ補助金が我が町にもできた

2013-11-18 00:47:29 | 薪ストーブ
南丹市にもようやく薪ストーブとペレットストーブの補助金事業が始まった。喜ばしいことである。
http://www.city.nantan.kyoto.jp/www/kurashi/101/005/007/index_10647.html

適正に管理せよ、とか、苦情対応は自分でせよ、などと誓約をさせられますが。
ただ、補助金適正化法のしばりがないのか、購入してもすぐに転売しても罰則はないのか、誓約項目には見あたらない。


また、本体購入価格の1/4で最大10万円までの補助しかでないので、総額100万円近くする薪ストーブ設置からすれば、1割程度にしかならないと思う。煙突がすでにある人や、自作する人にとっては1/4補助となるが・・・。


まあ、いずれにしても、木質バイオマスの有効利用が進むのは、地域の森林や経済にとってプラスになる。
ただし、薪を購入するとなると、石油よりも、電気よりも圧倒的に高価なものとなる。それでは使う人も二の足を踏む。

是非、薪の購入にも補助をお願いしたいところだ。
あるいは、薪の購入をした人には、薪を生産した地域の買い物チケット、つまり田舎の地域通過を配布してくれれば、地域も潤うと夢想したりもする・・・。


まちなかのあちこちで、クレオソートのにおいがすると、さすがに怒られるかもしれないので、焚き方には気をつけましょう。


煙突掃除してもらったら

2013-06-06 23:50:18 | 薪ストーブ
2年ぶりに煙突掃除をハートカントリーさんにしてもらった。やや煤は多かったが、こまかいきれいな煤で、きれいに燃やせているとお褒め頂いた
半年しか干せていない薪が多かったのに、ホッとした。
既に来冬分の薪は確保できたが、再来年が半分もない状況だ。仲間もおられるので、もっともっと要るのだが、、、、。


いきなり太薪着火

2013-02-01 18:18:15 | 薪ストーブ
相棒のF400で越す冬は3度目になった。
すでに相当アバウトな焚き方をしているが、相棒は全く当初と変わらぬ燃え方でこたえてくれる。

たとえば、着火は以前は紙を敷いてから、細めの着火材か杉の葉などに火を移してから、中位の太さの薪、しかも椚、楢に限定、しかも1年もの、だったのが、2年目にはいると、紙から、いきなり中位の太さの1年ものの広葉樹に着火、場合によっては杉、檜ばかりを焚く始末。
そして今季は、最初から太めの薪、しかも半年もの、に着火している。しかも、ゴミ処理をかねたダンボールの火力で、強制的に着火していることが多い。

加えて今季は、なんやかやと理屈を付けて、煙突掃除をせずにシーズン入りしてしまった。いかん!
ぼうず、怠けるのもたいがいにせぇ!

大事に扱ってあげないと、一生もののはずがあっという間にさびさびのヒビが入ったような厄介者になりかねません。
薪ストーブ以外に暖房器具を持たない愚庵にとって、唯一無二の存在なのだから、感謝しても感謝しきれないはずなのに。

ということで、来季は1年ものの広葉樹のみで過ごせるよう、心を入れ替えて、薪割りに励んでおりまする。

F400様、ごめんなさい。  合掌
 



年輪コースター

2012-12-21 15:36:51 | 薪ストーブ
薪ストーブに炊く薪には、いろんな木が混ざっている。
広葉樹がほとんどだが、樹種がわからないものが多い。

クヌギやサクラ、サルスベリ、イチョウ、杉、ヒノキ、ケヤキ、くらいは外観からわかるが、シイやタブ、カシとなると、怪しくなってくる。

そんな薪でも、薄く切ると、コースターに早変わり。
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割れるかもしれないが、焼き印でも押せば、それなりに、見えるが、相方には否定されてしまった。野暮ったい、と。

懲りない凡愚ですので、いつの日か、食卓に並べてもらおう、と実らぬ努力をしていくのだった。  合掌