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凡愚のつぶやき

愚かなおろかな凡愚の、日々を気が向いたときに、つづってます。ようこそ!

暑さ和らぐ処暑?

2010-08-24 18:14:44 | うんちく・小ネタ
なまんだぶ(暑い)

暦の上では、処暑という暑さが和らぎ始める頃だそうです。
平均的にはそういうものなのかもしれませんが、今年に限っては違うと思いますっ!

ラニーニャやエルニーニョ、ダイポールなどの名を冠した海洋の温度変動が各地に様々な気象変動をもたらし、それがいつもと勝手が違うから「異常気象」と呼ばれているのだそうです。地球全体に影響しあうのが特徴だそうです。
参考
http://blogs.yahoo.co.jp/otenki_bosai/50769936.html

さて、今年の長期予想は、酷暑、干ばつ、だそうで、最悪ですたい! 
http://www.jma.go.jp/jp/longfcst/106_00.html

しかも、ラニーニャの年は、寒い冬になることも。




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鉄砲百合に止まる雨蛙
 カエルも乾燥に強いのかしら?


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手水の中で涼しげに泳ぐ我が家のメダカ
 彼らは暑さに強いらしく、どんどん増殖している


彼らは、暑さ寒さに不平を言うこともなく、あるがままに受け入れ、対応している、ように見える。
耐えられなければ、死あるのみ、の無我の境地、のようにみえる。
彼らなりに必死の生き残り戦略を持っていると思うのですが、そんなあがきは露もみせず、死ぬときには死ぬがよく候、とわきまえているように見える。一休禅師のように。


凡愚は、暑い、暑い、金がない、縁がない、我を御しがたい、と愚痴ばかりの毎日。

あぁ、カエルにならせていただきたい。

また、ぐちってしまいました。      あしからず          合掌


無口な人々

2010-08-19 12:15:24 | うんちく・小ネタ
なんまんだぶ

暑い日が続きます。

8月18日21時、所用の帰り、JR山陰本線京都駅から園部駅に向かう電車に乗ったら、京都駅の次の駅、丹波口駅で列車が急停車してしまいました。

すぐに流れる社内アナウンス。「ただいま列車が前に進めなくなりました。車掌が関係機関に電話して原因を調べています。しばらくお待ちくださいますとともに、深くお詫びします。」といった内容のアナウンスが女性の副車掌(?)の声で、繰り返し繰り返し流される。

今日は特別あつかったから、電車もさもあるべし、と思って乗車していたら、数十分ほどして、直る見込みがたたないので、車両から降りてください、とアナウンス。

凡愚は、この危機をJRがいかに納めるか、乗客がいかに対応するかに、興味を持ったため、最後までそこに残ることにした。

カメラ(携帯も)を持っていないので、残念ながら画像はないが、実に静かな進行でした。

1時間半後、やはり不調の原因は解明できず、救援車両がやってきました。
故障車両に連結後、嵯峨嵐山に運んでいくとのことでした。

それから、京都駅に滞留していた車両が次々にやってきて、ホームで待ち疲れた客を吸い込んでいきました。
当然、京都駅に車両が入れなかったことから、上り線も動いていませんでした。最初に2回だけ京都行きがうごきましたが。

結局、2時間遅れで園部駅に着くことができました。

感じたのは、乗客がとても冷静である、ということでした。

・2時間も待たされたのに、文句を言う人が数人しかおらず、ホームに佇んで待っている(夜だったので、熱中症の心配はない)
・気の早い人は、京都駅行きに乗って、すぐとって返すか、タクシーを拾うため、駅をでていった。
・車内でも、ホームでも、みんな黙りこくっていて、ふだんとなにも変わらない。
・威勢のいいおばさんと、血気盛んな若者の2人だけが車掌を質問&意見責めにしていた。

といった感じでした。
この静けさというか、あきらめの態度は、凡愚には一種異様でした。
どんなことが起きてもこういうふうになるとは思いませんが、あらゆることに無関心、状況に対して待ち、といった態度が、怖い事態を招来するのではないだろうか、といった危惧を持ちました。


また、JRの対応もおかしいと思わせるものがありました。
・代行を用意するつもりは全く感じさせないし、する気もないらしい。いつ直るか見込みがつかないと、アナウンスしながら、です。
・お詫びは繰り返すが、どのような対応をするのかのアナウンスをしない。唐突に、1時間後には車両を撤去して、後続列車がくるので、ホームで待っていてほしい、と言い始める。
・対応する駅員は、車両の撤去にのみ夢中で、ホームでたたずむ乗客の整理や、窓口対応する駅員がいない。応援の職員らしき人も3,4人きたが、全くの空見状態。逃げるようにして、ホームから消えていた。
・園部駅で、到着が2時間遅れであり、運賃は返してもらえるか、と凡愚が聞いたら、「あっ、そうですね!」といった駅員の対応 で、凡愚が初めて料金払い戻しされたような対応をしていました。ほとんどの人は、無口で自動改札を通っていきました。
 他の客には、運賃払い戻しがあることも言わないとは、なんたる対応なのでしょうか。

このことからわかるのは、対応マニュアルは当然あるだろうが、駅員がそれを実践できていないということでしょう。


無口であることをとても怖く実感した夜の出来事でした。

書いていて、少々、熱くなってしまいました。反省。

でも、みなさん、もっと口に出して、談合(勘違いしないでね)しましょうよ。           合掌            


ネコシンダイ

2010-08-09 00:07:20 | うんちく・小ネタ
なまんだぶ(暑いという前に称えることにしました)

昨日と今日、友人が我が家に遊びに来てくれました。

昨日は、保津川でラフティング、今日はゆらがわ源流の美山で鮎のつかみ取り、日吉ダム、大野ダムの見学、となぜか水に絡む企画でした。

今日のつかみどりは、美山の鮎まつりのプレということで、子供たちだけが参加しました。
南丹市内の小学生は、無料券を配られているので、それで参加した次第(本来は1500円必要、大人は2000円)。
大人どもの期待に応えて、見事15匹ほど中位の鮎をゲット。
その場で焼いてくれて、美味しく骨まで食べてしまいました。
でも、養殖物なので、美山のものかどうかはわからない。


さて、つかみどり開始まで時間があったので、鮴取りをしていたら、2cmほどの奇妙な魚をゲット。
スズキのような形と、派手な色と模様、小さなひれと大きな口、変な泳ぎ方。
捕まえたときは、ブラックバスの子供だと勘違いして殺そうとまで思ったのですが、ふと、気になって、漁協の人に聞いたところが、ネコシンダイという魚で、絶滅危惧種だという。

調べてみたら、オヤニラミという魚で、肉食のどう猛な魚のようであるが、今は乱獲がたたって、滅多にみることができなくなっているらしい。パーマークのような模様が一つあり、睨んでいるようにも見える。

なぜ、美山では、ネコシンダイというのかはわからない。地方によっては、ミコシンダイというのもあるようなので、それが訛ったのだろうか。

オヤニラミの雄は、健気に雌の産み落とした卵を孵卵するまで世話を焼き続け、敵から守り続け、育てる習性らしい。
いじらしいのう。
いのちを大切にしている親の気持ちが、見た目に分かりやすい生き物です。

観賞用に重宝され、乱獲されたことも、水が汚れたことも、減少している原因だとか。
一方で、本来生息していなかった流域でも、人間が放流して繁殖し、生態系に影響を与えているという。

本当に、人間様のすることは、わがまま勝手で、手に負えないのですなぁ。



なまんだぶ


暑いことはありがたい

2010-08-06 23:53:07 | うんちく・小ネタ
強がりを言ってみただけです。

生かしてもらっているのに、つい、暑い、暑い、と愚痴がでてしまう。
死ねば、暑さなど感じることもできないのに・・・。

でも、生かされている煩悩の固まりである凡愚には、暑さは我慢できないのです。

で、暑さ対策には、いろんなものがあるでしょうが、お金のない凡愚に向くのは、どれかしらん?

人の六根(眼耳鼻舌身意)に働きかけて、暑さを和らげる方法が昔からいろいろ考えられてきたのでしょうが、例えば、以下。

1 眼
  ・ まずは、怪奇映画などで眼から意に働きかける。
  ・ 金魚を飼育、川の写真などの眼に涼しげな置物
2 耳
  ・ 水琴窟、風鈴などの涼しげな音
  ・ せせらぎなどのCD
  ・ 鈴虫
  ・ 暗めの青い照明などの色温度の低そうな彩色
3 鼻
  ・ 線香やアロマなど
4 舌
  ・ アイスやビールなど冷たい食べ物
  ・ 辛いものや熱いものなどで汗をかいて、相対的に気温を涼しく感じさせる、だまし作戦
  ・ うなぎやホルモン、などで栄養をつける
  ・ きゅうりやスイカ、なすなど利尿作用の高い食べ物
5 身
  ・ うちわ、扇風機、などの人工風
  ・ よしず、ツタのカーテン、すだれ、などによる遮熱
  ・ はだかで過ごす、昼寝する
  ・ 水枕、塗れタオル、アイスノン、マジクール、熱さまシート、水マット、などの体から直接熱を奪うもの
  ・ 汗をかく運動で熱を外へ出す(余計ばてるかも)
  ・ プールや水浴び、水風呂、水鉄砲遊び
  ・ 藤枕
  ・ 打ち水や植物、こけの多い庭造りなどで気温低下
  ・ 風の通りやすい家造り
  ・ 避暑地へ逃亡、エアコンの利いている図書館や役所、喫茶店などに避難
  ・ 山に登る
  ・ 普段から暑い環境に体を慣らし、暑さに強くなる。暑い、寒いは、限界はあるが、相対的なものでは?
6 意
  ・ 心頭滅却
  ・ 夏は暑いものと納得し、暑いと口に出さない
  ・ 暑い!と思ったら、なまんだぶ、と称える


いかがでしょう? 暑いものは暑い、と言える幸せをかみしめてください(汗)   なまんだぶ


雑草に想う

2010-07-05 17:44:54 | うんちく・小ネタ
半農家な我が家では、草との陣取り競争を、延々と続けさせていただいています。

梅雨に入って、勢いを増した彼らは次々と陣地を拡大していきます。
我が方は、孤立無援、食用のものもあるので、薬をまくこともままならず、頼りは、我がハンドのみ。
妙手はないものか。

相手もさるもの、いろんな戦略を持っているようです。

大量の種をまき散らすもの、地下茎でひそかに増えるもの、棘でいやがらせするもの、きれいな花でこびを売るもの、目を離した一瞬で背を高くして太陽を得るもの、毒を出して味方ばかり増やすもの、まわりの草が衰えるのを待って一気に増えるもの、臭いや甘さを餌に虫や鳥を使って種を運ばせ増えるもの、人にひっついて拡がるもの、ツタで壁の土を食べながら家を覆い尽くすもの、などなど。

特に、人はきれいな花を咲かす雑草(雑草に見えないほどきれいなものもある)に弱いように思います。
草刈りの手が一瞬止まる、その次に家に飾ろうかな、なんて想いまで催させてしまう。まるで悪女のよう。

敵ながら、天晴れ!

我が家の一番の敵は、ドクダミ。
とにかく、数が多く、広く、しかも臭い。
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しかし、これがまた薬として、お茶として、我がばばは、使いこなしている。

人の意に反して増えて広がれば、雑草という人もいるが、ほんとに人は勝手なもの。

ひ弱な観葉植物に比べれば、圧倒的にしぶとく賢い「雑草」といわれて虐げられている植物。
かわいそうとは思わないけれど、なぜか雑草に惹かれる。

自分がひ弱だからだろうか。                    合掌