goo blog サービス終了のお知らせ 

凡愚のつぶやき

愚かなおろかな凡愚の、日々を気が向いたときに、つづってます。ようこそ!

太陽光発電1年目 の独り言

2013-02-12 08:40:28 | エネルギー
太陽光発電をはじめて1年がたった。

1年間を通して、計算してみると、昨年の導入金額、売買電価格で、元を取るには、9年以上かかるという試算結果。
発電効率が落ちたり、売電価格が下落(買電価格が上昇)したりすれば、とたんに計算が合わなくなる。
まして保証が切れる10年以降は、全く未知の世界だ。

あてにならない世界をあてにして、己に都合のよいように解釈しないと、太陽光発電なんてやってられない。

環境保全に寄与だとか、儲かる、電気危機のリスク回避などと小賢しいことを考えて、導入に悩まないほうがよい。

要は、日々、おひさまの恩恵を、先端技術を活用して、少しでも生かしたいかどうか? 
この気持ち一つでよい。

儲けようなどとは決して思わないこと。

そんなことをいいながら、煩悩だらけの凡愚は、しっかり領収書を計算ソフトに打ち込み、発電データを整理して、儲かるのかどうかを必死にチェックしてしまってますが(笑笑)。

もしも、発電システムが当初の設定通りに働き続けることが仮にあったなら、売買電価格がひどく変動しなければ、生産メーカーや施工会社が倒産しないなら、というありえない想定が当たるなら、儲かることももしかしたらあるかもしれません。

5年以上前に太陽光発電を始めた人は、はっきり言って、フロンティアです。というか、冒険家、もしくは愚か者、といってもいいくらいですが、この方たちがおられなかったら、今の太陽光発電バブルは起きていないと思います。
いい意味で、感謝しなければなりません。

ということで、今、太陽光発電を乗っける方は、儲かります(笑)!

ただし、保証はまったくありません。それどころか、リスクだらけです。
リスクがないというのは、ありえません。

軽い気持ちで乗せた方が、気が楽ですよ。

おひさまに  なむあみだぶつ


エゴ丸出しの太陽光発電の世界

2012-08-27 01:01:01 | エネルギー
太陽光発電がバブルの様相を呈し始めた。
  http://chinshi.blog102.fc2.com/blog-entry-115.html

効率の悪い自然再生エネルギーを、救世主かなんかと勘違いしてはいけない。

所詮、エゴでしか投資できない飢えたオオカミのような我々に、目もくらむような条件の餌をあたえていいはずはない。
案の定、むさぼるように投資し始めている人たちがいる。自分さえ良ければいい人たち。
エネルギーの安定供給が目的なんて言う投資家は見あたらず、利子がいくらで何年で回収できるか?消費税を払わずにすむ方法は?ばかりを必死で計算して、政府の政策があわてて改正される前に逃げ切ろう、自分だけは儲けよう、制度の負の側面を知り尽くしそれを悪用する輩たち。

後は全国民に均等に負担がたらい回しされると知って、ほくそ笑む企業家たち。
後に、天下の悪法!といわれるに違いない改正エネルギー法。


我々庶民は、我が家の屋根に誇らしく光る太陽光発電をみて、環境によいことをしたのだ、節電に寄与しているのだ、と自己満足している。ささやかなそんな希望を増やしてくれるだけでよかったのに、欲望に火をつけるような制度を導入するとは、なんとも罪なことをするものだ。

賢明な消費者(そもそもそんなものはいない?)は、罪な制度は、早晩消え去ると達観して、つつましく暮らしていくのが賢明。

醜悪でエゴにまみれたバブルのにおいのする太陽光発電の世界。
膨大な補助金と国民負担を強いる悪法のおかげで、膨大な借金を発生させるであろう衆愚政治。


やはり、若い政党の限界なのだろうか。もう少し、官僚さんも政治家をコントロールしてほしいものだ。
せっかくの省エネ機運を台無しにしてしまった。まあ、まだ修正はきくのだろうけれど。


はぁ    愚痴ってしまいました。乱文ご容赦。  合掌



エコキュートは悪者か?

2012-02-20 02:56:33 | エネルギー

ずいぶん、悩んだのですが、結局京セラで4.3kwつけてしまった。
値引きもあり、清水からダイブの気持ちで。

太陽光は今、買うべきではない!という声が大きいが、以前書いたような理屈をつけて、凡愚のエゴを通してしまた。

心配していたような瓦のはつりも少なく、杞憂でした。
Imag0251

冬場なので、発電量(25kw前後)は消費量の半分程度くらいまでしかいきません。
つまり自給率5割。

夏場は未経験なので、わかりませんが、エコキュートの使用量が減るだろうから、大幅増を期待したい。

しかし、このエコキュートってやつは、本当に電気喰いです。
電力屋の戦略のたまもので、これを買ったが最後、ものすごい電気を使わせられます。
原発の鬼っ子であるオール電化の申し子であるエコキュートは、原発の推進エンジンでもある。エコキュートが増えれば増えるほど、原発の味方が自動的に増える仕掛けである。

エコキュートさえなかったら、自給率は9割近くになると思います。

さらに、太陽熱温水器を併設すれば、自給率100%も夢ではないと思う。売電が買電を上回るというだけですが。
エコキュート自体が悪いわけではありません。エコキュートそのものは非常に効率のよい給湯器であり、イニシャルコストを除けば、燃費は断トツだと思うのです。
例えば、http://housingeyes.com/radioclub/denka-HP/index.htm

ただ、原発の夜間電力を使うために深夜に炊かざるを得ないので、昼間に冷めてしまい、冬場はものすごい無駄が多い。
環境にいい給湯器なんてあるはずないですが、薪や地熱を除けば、太陽熱温水器+エコキュートがいい組み合わせだと思ったが、エネルギーを無駄に捨ててしまうエコキュートよりは、無駄が少ない石油給湯器に軍配が上がるようだ。
個人の考えで、経済性や安全性、メンテナンス性、衛生面、環境性能、耐久性など、何を優先するかによって選択は変わる。
ただ3.11以降、原発前提のシステムを選択肢から除く人は確実に増えていくと思う。
まして原発全廃なんてことになると、オール電化は大変経済性の悪いシステムになってしまうでしょうから・・・。


太陽熱温水器はすばらしいか?

2011-12-21 12:16:19 | エネルギー

太陽光発電ばかりに目がいくが、実は太陽熱温水器は枯れた技術で、昔から多くの家で採用されている。
愚案の母屋にものっかっているが、夏は灯油いらず、春秋もかなりな温度でお湯を沸かしてくれる。
お湯はボイラーで灯油を使って沸かしていたので、その節約料は相当なものだ。

灯油とプロパンと電気代で月々2から3万円していたものが、オール電化と太陽熱温水器の併用で月1万円程度に減った。
太陽熱温水器の効率は太陽光発電の4倍ものエネルギー変換効率を誇る。

しかも、設置費用は20から30万円程度で、メンテナンス費用もほとんどかからない。
30年たった今も我が家の太陽熱温水器は健在だ。
ただし、売電や補助などの制度がないため、儲かるということはないし、都市ガスなどと比べるとコスト高という声もあるが、都市ガスのない地域では、灯油やプロパンに比べれば、安くつく。
太陽熱温水器(屋根に水を汲み上げるタイプ)の唯一の欠点は、屋根を傷めやすいのと、冬場に水を落とし忘れると凍結破断になることくらい。

それでも採用が減っているのは、電力屋のプロパガンダに負けて電気を使うことが一番いいのだと刷り込まれたアホな我々の常識のせいだと思う。経済性だけの議論ではなく、エネルギー消費量の節減量で議論すれば、太陽熱のほうに軍配が上がると思うのだが、どうだろうか?細かい数字は知らないので、何ともいえないが・・・。
参考 http://www.meti.go.jp/report/downloadfiles/g00714ej.pdf

いずれにしても、導入に様々な特典をつけて、広報にかねかけて、強引に洗脳するかのように買わせる、わかりにくいシステムよりも、シンプルに納得できる太陽熱のほうがすばらしいと思えるのだが、いかが?

太陽熱か光かの話題は、つけてしまえば、気にもしなくなるもの。さっさと行動してしまえ、と自らに言い聞かせているエゴな私。

合掌


太陽光発電はすばらしいか?

2011-12-20 13:31:23 | エネルギー

DIYで太陽光発電による門灯をつくってみた。
材料は、リサイクル屋で買った500円の85Wの太陽光パネル、もらった車用12Vバッテリ、充放電コントローラー、直流用6WLED電球、である。肝は、未来舎製の充放電コントローラーで、日没関知する夜間照明用タイマーが内蔵されていることだ。
パネルからの発電量で夜を認識し、発光時間帯も自由に設定でき、発電量も文字盤で確認できる低コストの優れもの。

しかし、凡愚は電気に関しては「ど」がいくつもつく素人で、配線の+-を間違えてヒューズをとばしてしまった。
できあがってみれば、小学校の理科の実験程度のものなのに、ずいぶんと時間がかかってしまった。はぁ。

できあがった門灯は、暗闇を解消してくれて、門のこぐりを手探りで探さなくてもよいようになった。
材料代は1.5万円程度かかったが、いい勉強になった。

Imag0165

話変わって、逡巡しているのが、太陽光発電の本格導入である。

貧乏な凡愚に不似合いな太陽光発電だが、ただで導入できるといううまい話に、ついひっかかってしまった。
本当のただではないのだが、太陽光ローンというあやしい仕組みがあって、月々の売電代で設置費が払えてしまう、というもの。ちなみに、太陽光ローンは、利率3.1%で18年間毎月支払うと、何十万円以上の利子が発生するという。

それでも、霧の濃い丹波地方でも十分お釣りがくるというのである。とんだ皮算用ではないのか?
この先、パネル代が低価格化して、今買うと損とも思ったが、消費税が上がる、補助がなくなる、売電代が下がる、なにより環境破壊防止に貢献できる、などと営業マンは攻めてくる。この先、20年かかってもパネル代は半額にはならないとも。

しかも、原発が稼働しなければ、夜間に電気を大量に使うオール電化など、百害あって一理なし、とまでは言わないが、かなりマイナス面が大きくなるので、オール電化をした家は特に太陽光発電をして、節電、創電に協力すべきだ、と。

妻は、屋根瓦に傷はつけたくない、雨漏りが心配、とのたまう。
話を聞いてみると、実際に瓦ははつるし、壁に穴はあけるし、といったマイナス面はあるにはある。
瓦部分の施工は、瓦屋がやり、雨漏りの心配は少ない、もし漏れば保険がある、と言うが、現状よりは雨漏りの心配が増大することに変わりはない。しかも10年以上先の話であり、その時には保証も保険もない。30年保証などという商品があれば、心強いのにとも思った。撤去費用だってばかにならないだろう。

しかし、一寸先も見通せない中で、損だ得だと言って行動しないより、エネルギーの自衛、電気料金抑制、節電行動促進、などの手前勝手な理屈を並べて一歩あるいてみることにした。

さて、どうするか。逡巡ばかりしていても仕方ない。決断の時だ・・・。

電気代が急騰し、蓄電池の代替であるプラグインハイブリット車が常識になる時代がそう遠くない将来に来るのは間違いなさそうだし・・・。キャッシュで払えば、後は貯金あるのみだし・・・。なにより普及すれば、日本全体がハッピーになれるというではないか? 

頭に浮かぶのは、金ばかりに目がいく凡愚のエゴと、環境のためといいながら金のことしか考えていない我が醜さばかり。
  合掌