1年間を通して、計算してみると、昨年の導入金額、売買電価格で、元を取るには、9年以上かかるという試算結果。
発電効率が落ちたり、売電価格が下落(買電価格が上昇)したりすれば、とたんに計算が合わなくなる。
まして保証が切れる10年以降は、全く未知の世界だ。
あてにならない世界をあてにして、己に都合のよいように解釈しないと、太陽光発電なんてやってられない。
環境保全に寄与だとか、儲かる、電気危機のリスク回避などと小賢しいことを考えて、導入に悩まないほうがよい。
要は、日々、おひさまの恩恵を、先端技術を活用して、少しでも生かしたいかどうか?
この気持ち一つでよい。
儲けようなどとは決して思わないこと。
そんなことをいいながら、煩悩だらけの凡愚は、しっかり領収書を計算ソフトに打ち込み、発電データを整理して、儲かるのかどうかを必死にチェックしてしまってますが(笑笑)。
もしも、発電システムが当初の設定通りに働き続けることが仮にあったなら、売買電価格がひどく変動しなければ、生産メーカーや施工会社が倒産しないなら、というありえない想定が当たるなら、儲かることももしかしたらあるかもしれません。
5年以上前に太陽光発電を始めた人は、はっきり言って、フロンティアです。というか、冒険家、もしくは愚か者、といってもいいくらいですが、この方たちがおられなかったら、今の太陽光発電バブルは起きていないと思います。
いい意味で、感謝しなければなりません。
ということで、今、太陽光発電を乗っける方は、儲かります(笑)!
ただし、保証はまったくありません。それどころか、リスクだらけです。
リスクがないというのは、ありえません。
軽い気持ちで乗せた方が、気が楽ですよ。
おひさまに なむあみだぶつ