2年とちょっとぐらいかかったかな。
女房のB型ウイルス給付金がやっと振り込まれた。
正確に言えば・・・ 集団予防接種における注射針の使い回しによって、
B型肝炎の感染者が出たことについて、国がそのミスを認め、
和解金と今後の検査費用などの負担をすることで、和解に至ったということらしい。
弁護士事務所に連絡して直ぐに、受付しましたとの連絡はあったが、
1年ぐらい事務の方からほったらかしにされていて、申請したことすら忘れていた。
なにかのタイミングで思いだして、事務所を変更しようかなと思ってたら、
事務の方が代ったということで連絡があり・・・ 急にあれ出せこれ出せである。
その後は、掛かり付けのクリニックの爺ちゃん先生から、
カルテの開示を拒まれてしまい、クリニックを変更することになったり、
亡くなった義母が掛かり付けだった病院に連絡を取って、
母子感染の有無について資料を取り寄せたりで・・・ まぁ、いろいろあった。
そして今年に入ると、全ての資料が揃い申請が完了したとの連絡を受けると、
3月末に和解の手続きに入ったので、4月中に全ての処理が終ると思いますから、
連休明けぐらいには弁護士費用と実費分を差し引いて、
和解金(給付金)を振り込みますと・・・ トントン拍子だから驚きを隠せない。
ゴールデンウィークが明けた今週になると、
これまでに提出した血液検査、MRIやCTなどの検査結果、母子手帳などとと一緒に、
振り込み明細書と精算書が同封されたレターパックが送付され、
弁護士事務所に申請してから2年ちょい・・・ やっと給付金が振り込まれていた。
女房の場合、B型肝炎のキャリアではあるものの、
肝炎を発症してないので、一番下の金額だが・・・ それでも52万円
弁護士費用と資料収集の実費を除いて・・・ 約38万円の振り込みだった。
弁護士費用の妥当性は分からないし、
さらには、これまでに支払った検査費用は返ってこないんだから、
和解金(お見舞い)との意味合いを思えば・・・ まっ、こんなもんなんだろう。
なにはともあれ、これにて一件落着である。
併せてB型肝炎キャリアを認定する、保険証みたいなものが同封されていて、
これからは年4回の血液検査と併せて、MRIとCTの検査も無料となるので、
患者がクリニックや総合病院で支払う必要はなくなり、
クリニックや総合病院が、検査費用を国に請求することになるとの説明書もあった。
さらに・・・ 今後、肝炎を発症すれば、追加で給付金が出るので、
もしもの時は連絡していただければ、追加の給付金が申請出来ますとの連絡があり、
ありがたいんだけど、そうあってほしくはなく・・・ なにやら複雑な気持ちになる。
おそらく申請する方が多いのと、テレビでCM出してる弁護士事務所だから、
事務の方も、それなりに忙しかったんだと思うが、
事務の方が代ってからは、1年とちょっとで全てが完了したので、
「なんだかなぁ。」と思いもするが、もう終ったことなんで愚痴は止めておく。
女房は「小遣いあげるよ。」と言ってきたが、
あなたのおカネだから「好きなものを買えば良いじゃん。」と返したら、
「じゃぁ、温泉にでも行こっか。」てことになり・・・ 大阪の妹に連絡して、
秋にも実家に帰省するので、そのとき妹夫婦と一緒に別府温泉に行くことになった。
まっ、先に楽しみがあるってことは・・・ 励みになるので女房の指示通り、
台風シーズンが終った11月に別府の「杉乃井ホテル」に予約を入れておいた。
おそらく、20数年ぶりの別府になるが、
あの世では行く予定のない・・・ 別府ならではの地獄を巡る旅になるだろう。
追伸
gooブログの終了に当たって、リスタートしたブログについては、
終了までは、gooブログと新ブログの双方にダブルで投稿しようと思っており、
勝手で申し訳ないが・・・ 応援していただければありがたい。
リスタートしたブログ → 「時のつれづれ(北多摩のじいさん)」