時のつれづれ(北多摩の爺さん)

下り坂を歩き始めたら
上り坂では見えなかったものが見えてきた。
焦らず、慌てず、少し我儘に人生は後半戦が面白い。

侍ジャパンに不思議の縁あり!

2023年11月20日 | スポーツ観戦

多摩爺の「スポーツ観戦(その47)」
侍ジャパンに不思議の縁(えにし)あり!

今春のWBCを制した栗山英樹監督(創価高校 東京学芸大学 スワローズ)から、
井端弘和監督(堀越高校 亜細亜大学 ドラゴンズ)に引き継がれた新生侍ジャパンが、
若手選手の育成を目的にして、アジア地域の4か国(韓国・オーストラリア・中華台北)で競う、
国際大会「アジア・プロ野球チャンピオンシップ」に挑んだ。

予選リーグを三戦全勝で迎えた決勝戦は・・・ 韓国との対戦となった。
手に汗握る大接戦のまま、延長タイブレークまで縺れた試合は、
10回裏ツーアウト満塁から、門脇(巨人)の鮮やかなタイムリーが飛び出して逆転サヨナラ、
見事に「アジア・プロ野球チャンピオンシップ」を制した。

おそらく、今回出場した若手メンバーが中心になって、
2026年のWBC、2028年のオリンピックに挑むことになるのだろう。
いささか気が早いと思いもするが・・・ 野球大好き爺さんは、既にワクワクが始まっている。

これで今シーズンの野球は、雨で1日順延となった
明治神宮大会(高校野球・大学野球)の決勝を残して全ての試合が終了することになった。

振り返ってみれば・・・ 侍ジャパンで始まり、侍ジャパンで終ったシーズンだったと思うが、
そこには、だれも気がついていない、
不思議な不思議な縁(えにし)のドラマがあったので記しておきたい。

11月18日、土曜日の昼下がりだった。
創価学会の名誉会長が亡くなったとの一報がネットに上がると、
メディア各社は、夕方と翌朝のニュースで取り上げ、
名誉会長の功績を伝えるとともに、国の内外から寄せられた追悼のメッセージを紹介している。

実は・・・ 今春のWBCを制した栗山英樹監督(創価高校 東京学芸大学 スワローズ)と、
「アジア・プロ野球チャンピオンシップ」の初戦で、パーフェクトを阻止するチーム初ヒットを打ち、
延長タイブレークの決勝戦では、試合を決めたサヨナラタイムリー放って大会MVPに輝いた、
門脇誠選手(創価高校 創価大学 ジャイアンツ)は、
55年前に名誉会長が創立し、私が終の棲家を構えた北多摩の地に建つ創価高校のOBである。

栗山前監督と門脇選手が、創立者が亡くなったことを、どう受けとめているかは知る由もないが、
霊山へ旅だった創立者に向けて、追悼の活躍を報告できたと捉えれば、
不思議な、不思議な縁(えにし)でつながっていたと云わずして、
どのように例えれば分かり易いだろうか?

言葉に起こして記すのは・・・ いささか難儀になってしまうが、
タイガースが日本シリーズを制した、2023年のシーズンにおいて、
始まりと終わりで目にした、感動の胴上げシーンに、創価高校のOBが二人いたのである。

なんだかんだと、ネガティブなこと云う人がいるのは承知しているが、
実績に対して、客観的な評価を下すとすれば、
「よくやった。興奮と感動をありがとう。」になると思うが・・・ 如何なものだろうか?

なにはともあれ、優勝オメデトー!
もう少し早く試合が終っていたら、ビールで乾杯だったんだけど、
それだけが・・・ 残念で堪らない。

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2023年11月16日(木)~19日(日) 東京ドーム
第2回 アジア・プロ野球チャンピオンシップ

決勝  11月19日(日) 18時
韓 国 (予選2位) 002 000 000 1 = 3 (延長タイブレーク)
日 本 (予選1位) 000 011 000 2 = 4

[投 手]今井(4)、根本(3)、桐敷(1)、田口(1)、吉村(1)
[本塁打]牧        [三塁打]         [二塁打]万波2

・先発した今井(西武)が3回に捕まった、四球とエラーから相手の4番に長打を浴び2失点、
 重苦しい展開の中、5回にエラーをしてしまった牧(横浜)が一発を放ち1点を返すと、
 6回には8番に下がった佐藤(阪神)の犠牲フライで追いつき大接戦となった。

 その後は根本(日本ハム)、桐敷(阪神)、田口(ヤクルト)、吉村(ヤクルト)がつなぎ、
 タイブレークとなった10回に1失点したものの、
 直ぐさまその裏に、坂倉(広島)の犠牲フライで再び追いつくと、
 二死満塁から門脇(巨人)が、図ったように三遊間真っ二つのサヨナラタイムリーが飛び出した。

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予選リーグ戦
        JPN KOR AUS TPE 勝ち 負け 得点 失点 順位
日本       -   ◯   ◯   ◯   3  0 16  1  1
韓国       X   -   ◯   ◯   2  1 10  5  2
オーストラリア  X   X   -   X   0  2  2 19  4
中華台北     X   X   ◯   -   1  2  7 10  3

※ 今回のメンバーは、大会規約により若手(24歳以下、または入団3年以内)に、
  オーバーエージ(3名以内)を加えたチーム編成となっている。

予選リーグ・第三戦 11月18日(土) 12時
日 本     102 101 32・ = 10 (8回コールドゲーム)
オーストラリア 000 000 00・ =  0
[投 手]早川(5)、吉村(1.2/3)、佐藤(1/3)、清水(1)
[本塁打]         [三塁打]万波       [二塁打]野村

・外野フライが1本打てていれば、もっとたくさん点が取れていたと思うが、
 ちょっと雑な攻撃が目立つ、 それでも今日は打線がつながり8回コールドゲーム
 今日のイチ押しは先発した早川(楽天)だろう、5回をパーフェクトだから凄すぎる。
 6回二死から登板した3番手の佐藤(西武)は、完全なストライクをボールと云われて四球を出し、
 投手リレーでのパーフェクトは途切れたが、今日も投手陣が良い仕事をした。

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予選リーグ・第二戦 11月17日(金) 19時
韓 国     000 000 001 = 1
日 本     001 100 00X = 2
[投 手]隅田(7)、横山(1)、田口(1)
[本塁打]万波       [三塁打]         [二塁打]

・3回に無死満塁のチャンスに4番牧(横浜)のショートゴロ併殺の間に1点先制すると、
 4回には万波(日本ハム)の一発が出てリードを広げるが・・・ その後は残念ながら打線が沈黙、
 守っては先発した隅田(西武)が7回を散発安打に抑えると、
 8回は横山(ロッテ)が四球とヒットでピンチを背負うが、三振二つと内野ゴロ凌ぎ、
 守護神の田口(ヤクルト)が一発を浴びたが、最後のバッターを三振に打ち取って接戦を制す。

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予選リーグ・第一戦 11月16日(木) 19時
日 本     000 000 103 = 4
中華台北    000 000 000 = 0
[投 手]赤星(5.2/3)、及川(1/3)、根本(2)、田口(1)
[本塁打]森下       [三塁打]         [二塁打]門脇

・6回一死までパーフェクトに抑えられる厳しい展開、門脇(巨人)がチーム最初のヒットを放つと、
 7回に森下(阪神)の一発で先制、9回には坂倉(広島)、門脇(巨人)のタイムリーなど、
 5安打を集中させて突き放した。
 守っては赤星(巨人)から及川(阪神)、根本(日本ハム)、桐敷(阪神)につなぎ、
 最後は守護神を任された田口(ヤクルト)が抑え、開幕初戦を完封勝利


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4 コメント

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Unknown (wada67miho)
2023-11-20 06:49:13
多摩爺さま

そうか。WBCは「創価」繋がりですね☺️
学会員の方々は池田名誉会長がサヨナラを打たせたなんて言ってるのかな⁉️
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Unknown (多摩爺)
2023-11-20 07:00:30
和田さん、おはようございます。

そこんところは分かりませんが、
9回の裏、ワンアウト12塁のサヨナラの場面で、空振り三振を喫した門脇選手に、
10回の裏に、もう一度まわってくるんだから、なんか不思議というか、たぶん彼が決めるんだろうなと思って見てました。
ただ・・・ 女房と娘はドラマ繰り下げになったのでブリブリ言ってました。
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Unknown (孔明)
2023-11-20 19:25:19
普段プロ野球はあまり見ないのですが、国際大会は力が入りますね。門脇君の修正力、対応力はどんどんレベルアップしてますね。
今年は一度だけ東京ドームで巨人−日ハム戦を観戦しましたが、貴重な門脇君のプロ初エラーを見ることができました笑
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Unknown (多摩爺)
2023-11-20 19:45:50
孔明さん、こんばんは

三遊間を図ったように真っ二つに割るヒットは、門脇選手の得意のバッティングですね。
高校1年生の夏に神宮で、当時西東京No.1と評判が高かった早大学院の投手から
三遊間真っ二つでレフト前に先制タイムリーを放ったバッティングを思い出しました。
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