多摩爺の「時のつれづれ(師走の39)」
ペインクリニック
昨日、女房が「ペインクリニック」を受けてきた。
恥ずかしながらというか・・・ 私が知らなかっただけだが、
「ペインクリニック」と呼ばれる診療があるらしい。
日本人の大半(80%以上)は、頭痛や腰痛、膝痛などの慢性的な痛みを抱えて生活しているらしく、
その慢性痛によって生活の質が低下していることを踏まえ、そういった痛みを治療するために、
症状や身体的な所見から、痛みの原因について患者と相談しながら多角的に診断し、
薬の投与や、神経ブロックへの注射を何度か繰り返し行い、
痛みを軽減させたり、消失させる診方法療を・・・ 「ペインクリニック」というらしい。
因みに女房が受けた、神経ブロックへの治療とはどんなものなのか・・・ ネットで調べると、
神経の周辺に局部麻酔薬を注射をして、神経の伝達を意図的に遮断して痛みを緩和する治療方法で、
手術する際に施される麻酔や、神経痛の治療などに用いられているとあった。
先週の水曜日、女房が帯状疱疹を見てもらっている、近所のクリニックの先生から電話があり、
来週の月曜日の8時20分に「ペインクリニック」の予約が取れたので、
いまから紹介状を書きますので、それを持って、
「総合医療センター」に行ってくださいと・・・ 連絡があった。
女房が帯状疱疹になってから・・・ 二ヶ月半、
右胸から脇、さらに背中の右半分に出ていたブツブツは、既に8~9割治まってきているが、
後遺症(神経痛)が酷く、薬を飲まなきゃ痛くて眠れない日々が続いていて、
見るに見かねたクリニックの先生が「ペインクリニック」を進めてくれていたのである。
女房は先生から紹介状を書いてもらってから、
「総合医療センター」に予約を入れなきゃと・・・ 思っていたところ、
クリニックの先生が代行して「総合医療センター」に予約を入れてくれていたのである。
しかも、なん日も先の予約じゃなく・・・ 翌週の月曜日の午前中に、予約を取ってくれたのである。
8時ちょっと前に医療センターに着き、外来の紹介状ありで仮受付を済まして約30分、
8時30分になると受付カウンターのシャッターが開いたので、
そこで麻酔科への受付シートと、ネックストラップ着きで、一方通行の情報通信報端末を渡されると、
それを持って麻酔科の受付に行き、問診票に記入を済ませてから血圧を測定して、
麻酔科の待合室で待ってると・・・ 情報端末に◯◯番の診察室に来るようにと連絡がくる。
診察室で医師と問診を済ませた後は、医師は帯状疱疹を触診しながら、
痛みを数値化するとどれくらいかな的な、やり取りを交わし、
今日これからの「ペインクリニック」の手順について説明が始まった。
まずは・・・ 採血とX線撮影に行くように指示を受ける。
医師曰く、1時間ぐらいすれば、採血とX線の情報が医師に届くので、その結果を見てから、
ブロック注射の程度(注射箇所や薬の分量など)を、どうするのか決めましょうとのことだった。
採血とX線は、それぞれ20名ぐらいの順番待ちだったので・・・ 終えるまでに約1時間
それから、診察室の前で待つこと約40分、
医師から呼び出しがかかったときは・・・ すでにお昼前(11時40分)になっていた。
ここで医師から、あと2時間弱はかかると思いますが、
先にお昼にしてからでも構いませんよ・・・ と、提案を受けるが、
先生のお昼ご飯が遅くなったら申し訳ないと思いますが、
早く終りたいので、できれば診療を続けてもらえますかと返したら、
私は大丈夫ですということで・・・ いよいよブロック注射をどうするかの本題に入った。
医師からの提案は、帯状疱疹の範囲が広く、傷みも強いことから、
胸や脇などの部分的なブロック注射ではなく、頸椎の少しした脊椎の間に細い針を入れて、
少し幅広く上半身に効かせるような注射の方が、効果が出やすいとの提案がされると、
場所が場所だけに、私は若干の不安もあったが、女房は躊躇いもなく即決で同意書にサインしていた。
女房は自分でサインした後、私にもサインを促すので・・・ 私も腹を括ってサイン
私はここで退室したが、ようやくというか、待ちに待った治療が始まった。
診察室の外で待ってると、医師と女房の会話が聞こえてくるので、それだけは安心だったが、
40分ぐらいの待ち時間は・・・ いつもだったら、スマホを見て時間つぶししてるが、
この日、この時間だけは、ほとんど祈りの時間に費やされていた。
13時をちょっと過ぎたころだった。
「終ったよ。」と言いながら、スッキリした顔つきで、診察室から女房が出てきた。
半日かかったが・・・ 病院ってそんなもんだから、やれやれである。
これから1ヶ月ぐらいは、体調の変化を見ながら、注射位置や薬の分量を調整して、
毎週注射を打つことになったが・・・ 痛いのは女房だし、女房がその気になってるんだから、
私にできることは、見守ることと、祈ることだけで、
家事手伝いをミスなく、遅滞なく、確実に遵守するだけである。
来週からは採血やX線はしなくても良いので、経過を見て診療をするだけなので、
待ち時間を含めても2時間程度で終るだろう。
おそらく40代半ばの女医さんだと思うが、
話しぶりや、手際の良さから、かなりベテランの女医さんだと推察する。
なにはともあれ、女房が良い先生で良かったと言ってたことで・・・ ひと安心、
「ペインクリニック」について、その内容を聞けば聞くほど、
なんだかシンミリしてしまいそうだが、私たち夫婦は前向きに捉え、
少しでも早く、期待する効果が出るよう・・・ 祈念しようと思っている。
閑話休題・・・ これは、どうでも良いことになるが、
私たち夫婦は11月18日に入籍して、12月4日に結婚式を挙げていたので、
昨日は、ちょっと感慨深い結婚記念日になった。
たいしたお祝いは出来なかったが、帰りにスーパーで買い物した際、
ちょっとしたおやつを買って、帰宅後にお茶しながらホッとひと息ついたとき、
なに気に幸せだと感じたのは・・・ 忘れ得ぬ思い出になったと思う。
追伸
今朝、まだ夜が明けない3時過ぎ、
女房が突然発した「痛い!」との声に、ビックリして飛び起きたが、
なんのことはない、足が攣っていて・・・ 苦悶の表情で、のたうちまわっていた。
神経痛はまだ痛いけど、もの凄く痛かったときと比べたら、
今朝はそれほど辛くないと言ってたので、「ペインクリニック」の効果は出ているようだが、
それよりいまは、攣った足の方が痛いらしい。
まっ、それはそれとして・・・ やれやれかな?
心配していただき、ありがとうございました。
痛みはまだあるものの、少しは楽になったみたいで、今日は一人で近くの駅ビルに出かけていきました。
気持ちの持ちようが大事なので、とっても良かったと思っています。
きっと薄皮を剥ぐように、気がついたとき、
「あれっ、そう言えば最近痛いって言わないね。」ってことになるのでしょう。
帯状疱疹の痛さは尋常じゃないと聞きます。
痛みが長期間残ることもあるとか
早い段階で良い先生に出会えてよかったですね。
かかりつけの先生の判断、素早い専門医への紹介も素晴らしい
信頼できる先生で安心ですね。
就寝中に足がつる・・私もたまにありますが
声が出て旦那を驚かせています。(^^;
奥様が早く完治されますようお祈り申し上げます。m(__)m
いつもありがとうございます。
これからも、女房に叱られないよう家事手伝いを手抜きなくやっていこうと思います。
遅ればせながらご結婚記念日おめでとうございました。
これからもますます仲良く結婚生活を送られますよう!
高額医療は私も気になるところではあります。
領収書を取ってるので、今後の金額によっては確定申告せねばと思っています。
アドバイスをいただき、ありがとうございました。
近隣の緑道を歩こうと誘ってみます。
当初は入院もチラつきましたが、クリニックの先生がそこまではと仰ってたのと、
孫のことや、実家の整理のことなど諸事情があり、入院は選択できませんでした。
正直なところ、どうすれば良かったかは分かりませんが、いまはペインクリニックに頼ろうと思っています。
アドバイスをいただき、ありがとうございました。
帯状疱疹の痛みだけはなった本人でなければわかりません。
何しろ24時間ずっと痛みが続くのですから。
私も最初の段階で誤診されたお陰で、痛みが完全に収まるまで1年くらいかかりました。
ペインクリニックも6~7回くらい通って注射してもらいましたが注射も結構痛いのです。
高額医療費が返ってきましてビックリしました。
ペインクリニックはいつ行っても人が溢れていました。
私の場合、「気を紛らわすために体を動かしたら良い。」と先生に言われて治療中は痛くても仕事は休まず、家事も普通にやりました。
なぜかというと、ジッとしていたら余計神経がそこに集中して痛みが増すからです。(笑)
全く因果な病気です。
どうぞお大事にしてください。
我が家ではもう既に記憶の彼方です。
お互いが半世紀以上前のことは忘れています。
帯状疱疹の経験者です。診察を受けると速攻で
入院宣告をされ8日間で完治です。
医師曰く、相当に酷いから通院ではダメと言われました。
毎日、点滴の嵐でしたが治りが速かったです。
このブロック注射はあまり長時間効果はありません。
なので、何度も行くのが非常に面倒です。
経験から言えば、入院が非常に楽だと思います。
痛い場合は当然ながら点滴に痛み止めを注入です。
まだ1回だけなので、なんとも言えませんが、
女房は安心してるので、私も信じてお任せしようと思っています。
できることなら、長い付き合いにしたくはないのですが、
信頼できる医師と巡り会えたことと、そういった医師を紹介してくださったクリニックの先生には、ホントに感謝、感謝です。
仰るとおり、ホントに恐るべし帯状疱疹です。
こういった治療は、慣れてしまえばどうって事ないのでしょうが、
最初は医師の言うことが信じれるかどうかだと思います。
女房曰く、先生と会話しながらの治療だったので、安心することができたと言ってました。
ブロック注射の痛みは耐え難い時がありますが、痛みは和らぎ過ごせます。こむら返りの痛さは大変です❗奥様、良くなられます様に。私も長い治療が辛いですが頑張っています‼️
確かに入院される方もそこそこいらっしゃるし。
ペインクリニックは、凄く医者の力量に左右される気がします。
よく勉強され、経験を積んだ医師でないと。
まあ、何事もですよね。
結婚記念日、おめでとうございました。
そして、良い夫、良いご夫婦ですね。
本当に掛かり付けのクリニックの先生には感謝です。
数年前に開業されたクリニックですが、いまでは相当混んでいます。
診察するだけじゃなくて、アフターフォローができる先生が人気になるのは当然ですね。
いまじゃ、すっかり地元で人気と評価が高いクリニックになっているようです。
ちょっと感慨深い結婚記念日になりましたが、
来年は「そんなこともあったね。」と振り返ることができればと思っています。
ホントに人生いろいろです。
ブロック注射すら、私は知りませんでしたが、
診療を待ってる患者さんがけっこういらっしゃって、改めて勉強になりました。
気長に待つしかないと思って、早く治れば嬉しいなぐらいの気持ちです。
私は医師と直接話してませんので良く分かりませんが、女房が信頼しているようなので安心しています。
ひょっとしたら、長い付き合いになるかもしれませんが、ボチボチで良いので良い方向に向かえばと思っています。
少し安心しましたね。
親切なお医者さんですね。
紹介状を書いて予約してくださるなんて。
二ヶ月も痛いなんて、つらすぎますね。
でも快方に向かいそうでよかったです。
お茶とお菓子を食べて何気に幸せ
あー、素晴らしい👍
読んでいるこちらが胸が暖かくなりました💕
早く完治される事を願っております。
奥様本当に大変でしたね。見守るご主人様も辛かった事と思います。一日も早くいつも通りにお元気になられますように、お祈りしています。
家事のヘルプ、本当にお疲れ様です!
遅れ馳せながら、結婚記念日おめでとうございます!末永くお元気で、益々仲良くお幸せにお過ごし下さいませ。 なおとも
慢性的な首の痛みで夜も眠りが浅く、痛みに支配されると日常生活に支障が出ますので。
もちろんブロック注射は一時的に痛みから解放するだけで治療ではありませんのでその後は整体院に通って首から背中にかけて筋肉のコリをほぐすことで改善しました。
先ずはご結婚記念、おめでとうございます。
そして帯状疱疹で辛い痛みを抱えられた奥様、良いお医者さんに恵まれて良かったですね。
ペインクリニックと言うのは初耳でした。
少しでも楽になれれば良いですね!
神経痛がこれほどまでにと思いますが、
ゆっくり時間をかけて、緩和される日がくるのを待つしかないようです。
なによりも、女房が前向きなことには救われます。
感慨深い結婚記念日になりましたが、良い思い出にしたいと思います。
ありがとうございました。
先ずは 良い先生で本当に良かったですね。
奥さまの笑顔ご覧になれて\(^^)/
そして ご結婚記念日 遅ればせながら おめでとうございます。
人生は、順風満帆ばかりじゃないですよね。でも お互い思い遣って 歩んできたんですもの。
これからも ご健勝でありますことをお祈り申し上げます。