はんかくさいんでないかい。

八つ当たりブログである。だから誤爆はある。錯誤もある。情報の正確性も保証しない。でも、変なことは変だと言いたいのである。

IdeaPad206Sとubuntu系64bit

2014年02月23日 | 日記

KDEのメニュー構造とアプリ登録が厄介なのでKDEが使われているKubuntuは知らないのだが、13.04になってubuntu、lubuntu、xubuntuと64bit版すべてがIdeaPad S206に入らないことを確認した。

経緯は「64bitインストーラがIdeaPad S206の内蔵Wi-Fi機器を検知はするけど使えない状態で保持する」ことから始まる。これらのubuntu系64bitは最後に/target/として指定している領域にGRUBというブートローダをセットするのだが、どうやらそのためにはネットワークに接続している必要がある。インストーラからは機器の名称が見えるのだが、そこに当然つながっているはずの無線ネットワークを受け取らない。ハードウェアスイッチがオフとなっているという。ところがIdeaPad S206には、ハードウェアスイッチなどは「存在しない」のである。当然、インストーラはほとんどすべてのOSとアプリをインストールし終え、最後にGRUBをインストールしようとして「領域が無い」とダウンする。

こうなると、BIOSからディスクは見えるのだが、アクセスできないという状態になる。マスターブートレコードが書き換えられるためだ。仕方なしに動くPCからWindowsPEのディスクイメージなるものをマイクロソフトのサイトからダウンロードし、それでWindowsPEのディスクを作る。

WindosPEでディスクからIdeaPad S206を起動し、初期画面からプロンプトを開いて

bootsec /nt60 sys /mbr

入力して復旧させる。ちなみに、WindowsXPやWindowsVistaの場合は/nt60の部分を/nt55でいいという。このあたりの方法はこちらの「MBRの修復」というサイトが参考になる。

私はその後、直接Ubuntu系ではなCentOS6.5というものを入れてみた。Ubuntu系列と同様にWi-Fiは駄目だったし、何しろ起動するのに一分以上もかかるため、使用を諦める。

CPUがパワー不足なのは明らかなので、lubuntu13.10の32bit版を入れるのだが、これが全く理解できないことにALSAという音源周りのエラーが発生してしまう。最初は問題が無いのだが、OSのアップデート後に確実に再現する。lubutu13.10を最初に入れた際には問題が無かったのであるから、アップデートのエラーなのだろう。エラーが出た時に「既知の障害」などというアサインが出たが、飛ばされた先がubuntuの英語サイトである。寝る寸前で気力も萎えていたため、次も出るのだろうと思って作業を中止し、翌日継続しようとすると、当該ページが検索できない。

もはやここまでという気持ちで、仕方なしにxubuntuを使う。ubuntu Japanese Teamのリポリトジ追加で、現在は問題が生じていないまま、比較的快適に利用できている。音源周りのエラーも無いのだが、市販のDVDを再生するのにPorale Media PlayerがGStreamerエラーが出て使えない。

sudo /usr/share/doc/libdvdread4/install_css.sh

などを行っても見ることができない。そこでVLC media Playerとなる。こちらでは問題無く再生ができる。Porale Media Playerでは画面がブロックノイズの塊と化す。当該アプリをシステムから放逐し、当面VLCだけを使うこととする。

同様のWi-Fiつながらない問題がrfkillコマンドなどでlockフィアルを削除することで解消するという向きもあるが、何故か32bit版のubuntu、lubuntu、xubuntuではとりあえずインストールして使えるようにはなる。IdeaPad S206と同じLenovoのG580では64bit Ubuntu 13.10が大過なく動いている。CPUがIdeaPad S206はAMD C-50 APUだが、オレの安物G580はIntelのCeleron B830というCPUである。この違いと、IdeaPad S206の搭載メモリは6GBである。最初から搭載されていたオンボードの2GBにあとから4GBを増設した。G580は、当初の搭載量4GBに同じ容量の4GBを増設し、合計8GBのメモリである。CPUの差の問題なのか、搭載メモリの違いの問題なのか、実は良くわからないのである。

一度だけ偶然にもxubuntu12.10の64bit版で内蔵Wi-Fiが使えたことがある。一度使えた環境が、今や使えないものとなってしまう。これは本当に「多いに困る」のだ。


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