はんかくさいんでないかい。

八つ当たりブログである。だから誤爆はある。錯誤もある。情報の正確性も保証しない。でも、変なことは変だと言いたいのである。

ラリー・カールトンwithデヴィッド・T.ウォーカー in Sappro

2014年02月21日 | 日記

もちろん撮影などは厳禁である。近年のYouTubeでのラリー・カールトンのインタビュー動画などを見ると、テレキャスターなぞを持っていたりするものもあり、ギブソンのES-335を使うかどうかは不透明だったが、このライブではES-335を弾きまくる。

デヴィッド・T.は近年は日本でドリカムのライブメンバーに入ったりしていた。名アルバムPressOnを発表してからほぼ四十年である。肉体的な衰えは隠せず、時として容易されていた椅子にステージ上で座り込む。

ライブそのものはラリー・カールトンのユニットにデヴィッド・T.が加わるという形のものである。この札幌市民ホールが建て替えられて訪れるのは二度目であるが、最初は小出裕章講演会であり、二度目がこれである。建て替える前の市民会館ホールでは、ブルース・ブラザーズ・バンドの来日を見た。

感想としては、ラリーのギターの音が大きすぎて、デヴィッドのギターの音が聞こえないという難点があった。ラリーはバックに回ってもオブリガードを随所にはめ込む。デヴィッドのギターの音色の色気は、チョーキングをしたあと、弦から指を話すタイミングの絶妙さにあるわけで、その部分がラリーのオブリガードで消されてしまう。フレーズの多彩さと運指の速さではラリーが上だから、デヴィッドは一音一音特徴を込めようとしても、演奏がそれを許さない。ちょっと残念である。

それでも、ブルース・ブラザーズ・バンドのライブの次に良かったと言える。外タレの演奏と歌で腹を立てて席を立ったのは、アン・ピーブルズの日本青年館での公演以来無い。

札幌に来てKitaraの大ホールで素晴らしい演奏と出会ったのは数年前のオーネット・コールマンのライブである。何度かお話をさせていただいたこともあるジャズピアニストの山下洋輔さんもジョイントしていたのだが、山下さんも札幌でのオーネットはすごかったと認めているほどの出来で、あれは空前絶後に近いほどの素晴らしさだった。

そんな腰が抜けるほどのライブとはならなかったし、ほぼ90分で終わるというギグであった。チケット価格としては順当であり、その金額分だけは楽しめたから、良しとしなければならないのだが、もう少しデヴィッド・T.の素晴らしがが引き立てば、良かったのにと思わないでもない。チョット物足りなさが残るのだが、ラリー・カールトンの公演としてみると、それはもう十分なんだろう。でも、正直に言えば、ラリー・カールトンだけなら、オレはチケットを買っていないもんね。

ジェフ・ベックのライブも近々あるらしい。オレは多分行かない。ボブ・ディランもちょっと大きなライブハウスというか、クラブでのスタンディングでのライブ。オレ、ボブ・ディランで踊れるか?という根源的な問題に立ち至ってしまうのよ。高いし狭いし、しかも立ち見で混み合う。正直に言えば「まっぴらごめん」である。

 


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2014年02月21日 | 日記

Lubuntu13.10はインストール後にアップデートをするとALSA音源問題が何度も何度も何度も再発するのである。既知の問題らしいが「解決」していないままである。既知の問題が解決できていないのは、問題を既知の外に放り出す既知外問題となっているのだと認識する。

というわけで、xubuntu13.10の32bit版にIdeaPadを換装する。このままではわけがわからんのだが、以下のubuntuジャパニーズチームのリポリトジを付け加えてみた。

wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja-archive-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add -
wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-jp-ppa-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add -
sudo wget https://www.ubuntulinux.jp/sources.list.d/saucy.list -O /etc/apt/sources.list.d/ubuntu-ja.list
sudo apt-get update

これで、いろいろ挙動するソフトウェアが、Synapticなどにも加えられる。Xubuntuでは標準では使えなかったIdeaPad内蔵のCCDカメラであるが、Cheeseなどというアプリケーションで動くことが確認できた。canonicalのリポリトジを有効にすることで、Skypeも問題なく使える。

64bit版でwi-fiネットワーク機器は認識するのだが、ネットワークが検知できない「ハードウェアスイッチが無効になっている」状態は解消されていない。そもそもオレのIdeaPad206Sのwi-fi機器は、物理的なスイッチが無いにもかかわらず、問題は解消されない。当然だが、ネットワークが接続されていない状態でインストールを終えようとすると、インストーラがGBURが/target/にインストールできないと言われて、そのままだとHDDから起動できなくなる。

こうした問題を回避するためには、WindowsPEというMBRの修復プログラムと、CentOS6.5を一旦インストールして、ディスクが認識できるようにしてから、32bit版をインストールするという荒業を使う。CentOSでもそのままだと64bitインストールになり、同様にwi-fiが認識されないし、なによりもビックリするほど起動が遅い。耐えられない遅さであり、だからこそ、こんなアホな手法を使った。

そんなこんなをしていると、今朝、ネットにつながらない状態となる。どうやら、ルータが輻輳を起こしていたらしい。その昔、会社の有線LANのダムハブが輻輳を起こしてしまってハブの電源を落としてから再度使うと問題なかったため、電源を切って再投入ししばらく待つと問題なく動くようになる。問題が起きた時はハードウェアリブートという鉄則がネットワーク機器の常道なのだろうが(そのために電源をリモートでon/offするためのターミナルサーバもある)、自宅でこれではなぁ。