見てきたものや聞いたもの

自己紹介①

 こんばんわ。いつもは、島根県産の美味しいものを紹介している当ブログですが、今回は少し趣を変えて自分のことを書き記したいと思います。

 いわゆる自己紹介です。ブログを始めて数週間経つのですが、自己紹介をしていないことに気が付きました(笑)いまさらですが、お付き合いください。

 私は島根県松江市生まれの松江市育ち。生まれてから小中高と島根県の公立学校を出て専門学校に通うため、大阪に出てきました。島根県の人は「故郷を出て進学or就職する」となると、行先は大阪50%・広島25%・福岡10%・東京5%・その他10%という割合になります(自分感覚)。なので私も多分に漏れず、王道ルートで大阪にやってきました。

 同時期に大阪に来た学生時代からの友人達も多くは大阪暮らしを満喫していましたが、なかには大阪府民特有の気質や大量の人の流れに圧倒されてしまい、大阪の空気が合わず地元に戻ってしまう友人もいました。それはそうですよね、松江市は20時にはほとんどの店が閉まり、終電も21時台で終わってしまうような日が暮れると真っ暗で人っ子一人いなくなる街でした。その人口密度激低のところから何万人もの人が行きかう大都会に来てしまったわけですから、人の多さに酔ってしまうのも無理はありません。松江市とは180度違う環境なので、ホームシックに罹ってしまう人もいました。そして、友人達は一人また一人と故郷にUターン就職をしていくのでした。

 ちなみに私はまったく大丈夫でした。人の多さに酔ったこともほとんど無いですし、ホームシックに罹って故郷を思って泣き出す なんてことは一度もありませんでした。梅田や難波の人混みも甚だしい街中を自転車でスイスイ漕いでいました。今にして思えば、人のいない道路しか走ったことないのに、よくもまぁあんなに違和感なく漕げたものです。

 さて、大阪に出てきて20年。たまには帰省したり実家からの仕送り(食料品)を賞味したりして、島根とは適度な距離で過ごしてきました。大阪で過ごした年数の方が長くなってきて、ふと「島根で生まれ育った」ってすごいレアな人生だなぁ と思うようになりました。大阪では毎年6万5千人近くの子供が生まれます。まずそこで人数としてすごく多いです。それに対して島根県の出生数は5千人行くか行かないかぐらいの人数です。もうその時点で「島根生まれの人間」っていうだけで、めったにいない非常にレアな存在なんだなと思うようになりました。

 そのなかで大阪に出て暮らし続けているって輪をかけてレアな人間です。現状の生活では周りにこんな奴は居ません。そんな超レアな人間になったからには、何か自分でないと出来ないことは無いだろうか と考えるようになりました。

 せっかく島根の美味しいものや風光明媚な名所に囲まれて育ったのだから、それを県外の人に知ってもらおう。20年県外で暮らしてきたからこそ見えてきた島根の良いところを発信しよう。 という思いでブログを始めさせてもらった次第です。

 少々長くなりましたが、自己紹介の前段としてはこんな感じです。また機会があれば自分語りしていきたいと思います。

 

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