べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

まず志望校を決めよう!|私たちはどうやって選び決定をしているのだろう

2012年08月27日 | 私から保護者へ
 志望校を決める。"いきたい学校"を決めることではありません。"社会にでたときにやりたいこと"を決めるのです。高校大学受験は特にそうです。

中学受験での志望校選びでは

 生きていく"だけ"なら無理に決めなくとも困らない。選択肢が無数にある現代、選び決定することは大人にだってむずかしい。

 選び決定する方法は、なにかないのでしょうか?


 私たちは物事をどうやって選択し決定しているのでしょう。 

 今日の夕飯はどうやって決めているのでしょうか。まず予算です。現実的ではない選択肢を外します。次に食べたいもの。だれにも喜ばれないメニューは選びませんね。そしてここ数日の献立とくらべる。まわりの状況を見て、より正解に近いものを選びだす。みな気づいてはいませんがこれだけの選択を日々やっているのです。

 学校や入試の選択問題も、この手順を"意識的に"練習させるのが目的です。


 予算を組むことも喜んでもらえるメニューも最近の献立も、こういった選択が無意識にできるのは私たちがまわりとの"かかわり"のなかで選択をしているからです。夕飯なら家族の顔を思い浮かべながら、志望校選択ならもっと大きな社会との"かかわり"のなかで決めます。

 志望校を決める子どもたちに、社会との"かかわり"の意識を持ってもらいましょう!

 家庭でのお手伝いは、役割を持つという立派な"かかわり"です。部活や町内会の行事に、役割を持って参加するのも"かかわり"です。そして、お家の方が自分の学生時代や仕事について話してあげるのも"かかわり"になります。特別なことではありません。以前と比べお互いに踏み込まなくなったぶん、おうちでは意識して"かかわり"を持たせる必要があるのかもしれません。

 一方的に守ってもらえた「子ども」やおカネを払ってくれる「お客さん」といった立場ではなく、日常とは違う場(ば)で小さくとも"自分の役割を持つ"こと。社会の中での親の一面を知り、追体験すること。こういった体験からより大きな社会との"かかわり"を持てるようになります。

 "自覚"は自然に生まれるものではないのです。(塾長)


まず志望校を決めよう!|具体的に細かく分けて、ひとつずつ

がんばりすぎないで、お母さん|中学準備!自主性を生むコツがあります


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。