べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

【ワールドカップ・南アフリカ】感想はいらない、情景から伝わることがある

2010年07月01日 | 国語
 新聞記事を紹介します。これに感想をつけるのはかえって安っぽくなりそうです。ぜひ、もとの記事全文を通して読んでください。 

敗退決まり泣きじゃくる…誰が駒野(こまの)を慰(なぐさ)めたか

 バーをたたき、上方に大きく弾(はず)んだ自(みずか)らのシュートに、駒野は天を仰(あお)ぎ、頭を抱えた。うつむいてセンターラインの仲間のところへ戻る駒野を抱きかかえるようにして迎え、列の中へ招(まね)き入れたのは、大会前にその腕(うで)からキャプテンマークを剥奪(はくだつ)された中沢だった。

 5人目のキッカー、カルドソが決勝のゴールを決めると、歓喜(かんき)の輪を抜けだし、1人のパラグアイ選手が駒野に駆け寄り、額(ひたい)をすりつけるようにして何かを語りかけた。自身4人目のキッカーとして落ち着いてゴール中央にPKを決めたアエドバルデスだった。おそらくスペイン語だったのだろう。駒野は何を言われているのか分からないはずだが、しきりにうなづいていた。気持ちは通じていたのだろう。(ここまで引用)


じょうけい【情景】
人の心に何かを感じさせるような、自然の景色(けしき)や、具体的(ぐたいてき)な場面。

ごんぎつねを読もう、「ものがたり」を読もう

 「そんなこともあるよね」と伝わればよいのです。ひとは、もじやことばで説明できることだけに心がうごかされるわけではないからです。(塾長)


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