べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

記憶力を伸ばそう!|全体→そして部分へ

2014年04月27日 | 私から保護者へ
 就職説明会にて。会社からの説明が終わり、なにか質問はありませんか?と就職活動生へ声がかかりました。元気良く手が上がります。

「御社(おんしゃ)の従業員数を教えてください!」

…e?


NHK高校講座/ロンリのちから
Eテレ毎週火曜日 14:30 - 14:40
(上記リンクから文字起こしと動画でも放送内容が見られます)

>中学、高校。そして大学、社会人になっても求められる論理的思考力(クリティカル・シンキング)を養う番組です。


さんだんろんぽう【三段論法】

[例]

前提1:ペンギンは鳥だ

前提2:ペンギンは飛べない

結論:よって鳥は飛べない

…e?


 正しい三段論法の条件は、前提が正しいこと、飛躍(ひやく)がないこと。

 ペンギンの例は、前提はどちらも正しい。でも結論に飛躍があります。だからオカシイ

 部分から全体へと、前提を提示(ていじ)したためです。

 たとえひとつひとつが正しくても、"順番が"正しくなければうまくはいかないのです。たとえばご飯の準備だって、順番が大事ですよね?


 あなたがうまくいかないことがあるとしたら、それはあなたに才能がないせいじゃないのかもしれません。正しいルールを身につければ、きっとうまくいきます。


 ペンギンに戻りましょう。

 前提はふたつとも正しい。部分から全体へと"順番で"飛躍が生まれているのですから、逆に全体から部分へと順番を変えてみましょうか。

前提1:ペンギンは飛べない

前提2:ペンギンは鳥だ

結論:よって鳥が飛べるとは限らない

お!うまくいきました

 ここから鳥ってなんだ?という疑問も生まれ、ヒトは賢くなっていくのです。仕事で社会で役に立つ賢さとは、こういったものです。カンのようなあやふやな「才能」や、就活直前にあわてて詰め込んだ裏技じゃありません。受け身でワークだけやっていても、お手軽に身にはつかないのです。


 よのなかにはルールがあります。スポーツや礼儀(れいぎ)のルールも思い出してください。トレーニングさえすれば、誰にだって身につくのが"ルールの良いところ"です。

 だから、あなたには高校からの高等教育も用意されています。受け身でお話しをきいているだけで、この時期を終わらせちゃいけない。それだけなら小学校の六年間で足りるでしょ?


 はじめの就活の話に戻ります。ここで適切な質問って、どんな質問だったと思いますか?

 書き出して論理立ててみましょう。ええと、前提と順番は…(塾長)


[三段論法の条件]

前提が正しいこと。飛躍(ひやく)がないこと。


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