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べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

ロジカル・シンキンでいこう!(1)|論理的思考で進路を決める

2010年03月18日 | 高校受験大学受験
 春です。新年度にむけて、進路(しんろ)や就職先(しゅうしょくさき)を決める季節ですね。関連記事はこちら

 進路を決めろと言われても、決められないひとも多いと思います。だからと言って決めないまま時間がすぎれば、もう選ぶことはできなくなりますね。ほんとうは、なんだっていいわけではないはずなのに。

 そんなときには、「論理的思考」(ろんりてきしこう)を使って、書きだしながら目に見えるかたちにしてみましょう。


まいんど・まっぷ【Mind Map】
まんなかに「中心となるキーワードやイメージ」をおき、そこから「連想(れんそう)したり関連(かんれん)のあるキーワードやイメージ」をつなげながら書きだしていく図のこと。

複雑(ふくざつ)な情報(じょうほう)や無意識(むいしき)のアイディアも、図にすることで書きだしやすくなりおぼえやすくもなる。仕事のアイディア・社会や理科の暗記モノの整理・自己紹介(じこしょうかい)や自己分析(じこぶんせき)のきっかけなどに利用(りよう)できる。


 この「マインドマップ」のひとつにマンダラマップがあります。写真をみてください。これを使って、わたしが進路を決めたときのことを紹介します。あなたも、読みながらマネて書いてみてください。

 まず、タテ線を2本ヨコ線を2本かいて9コのマスをつくります。

 わたしは、まんなかのマスに「一人ぐらし」と書きました。大学を選ぶときに、「東京で一人ぐらしがしたい」と思ったからです。理由(りゆう)は…うまく言えません。このままじゃ、親になっとくしてはもらえない!

 つぎに、まわりの8コのマスに進路に関連することばを書きこみます。順番などこまかいことは気にしない。直感(ちょっかん)でうめます。

 東京‐サークル‐バイト
 友だち‐「一人ぐらし」‐音楽
 将来‐教員免許‐インテリア

 さらに、8コのなかから「どうしてもはずしたくない」ものからメモをつけていきます。たとえば「東京」には、「東京でしかできないことがやりたいのか→じゃない」「東京がいいのか、都会がいいのか→東京じゃなくてもいい」「熊本での一人ぐらしでは?→びみょう、でもダメじゃない」「熊本ではなぜびみょう?→…親元(おやもと)から近いから?」。

 「一人ぐらしがしたい」のは、東京に行きたいのではなく、親元からはなれて自立したいからだったようです。「熊本からはでたい!!」と考えていたけれど、「熊本での一人ぐらしもありだな」とも考えられるようになりました。これなら、親を説得(せっとく)できるかもしれない。

 このようにマインドマップを使って「論理的思考」をすることで、じぶんでも気づかなかった問題とその解決法がみつかりました。

 続きます。(AS)


参考;「マインドマップ(R) for kids 勉強が楽しくなるノート術 」(ダイヤモンド社)


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