
春です。新年度にむけて、進路(しんろ)や就職先(しゅうしょくさき)を決める季節ですね。関連記事はこちら。
進路を決めろと言われても、決められないひとも多いと思います。だからと言って決めないまま時間がすぎれば、もう選ぶことはできなくなりますね。ほんとうは、なんだっていいわけではないはずなのに。
そんなときには、「論理的思考」(ろんりてきしこう)を使って、書きだしながら目に見えるかたちにしてみましょう。
まいんど・まっぷ【Mind Map】
まんなかに「中心となるキーワードやイメージ」をおき、そこから「連想(れんそう)したり関連(かんれん)のあるキーワードやイメージ」をつなげながら書きだしていく図のこと。
複雑(ふくざつ)な情報(じょうほう)や無意識(むいしき)のアイディアも、図にすることで書きだしやすくなりおぼえやすくもなる。仕事のアイディア・社会や理科の暗記モノの整理・自己紹介(じこしょうかい)や自己分析(じこぶんせき)のきっかけなどに利用(りよう)できる。
この「マインドマップ」のひとつにマンダラマップがあります。写真をみてください。これを使って、わたしが進路を決めたときのことを紹介します。あなたも、読みながらマネて書いてみてください。
まず、タテ線を2本ヨコ線を2本かいて9コのマスをつくります。
わたしは、まんなかのマスに「一人ぐらし」と書きました。大学を選ぶときに、「東京で一人ぐらしがしたい」と思ったからです。理由(りゆう)は…うまく言えません。このままじゃ、親になっとくしてはもらえない!
つぎに、まわりの8コのマスに進路に関連することばを書きこみます。順番などこまかいことは気にしない。直感(ちょっかん)でうめます。
東京‐サークル‐バイト
友だち‐「一人ぐらし」‐音楽
将来‐教員免許‐インテリア
さらに、8コのなかから「どうしてもはずしたくない」ものからメモをつけていきます。たとえば「東京」には、「東京でしかできないことがやりたいのか→じゃない」「東京がいいのか、都会がいいのか→東京じゃなくてもいい」「熊本での一人ぐらしでは?→びみょう、でもダメじゃない」「熊本ではなぜびみょう?→…親元(おやもと)から近いから?」。
「一人ぐらしがしたい」のは、東京に行きたいのではなく、親元からはなれて自立したいからだったようです。「熊本からはでたい!!」と考えていたけれど、「熊本での一人ぐらしもありだな」とも考えられるようになりました。これなら、親を説得(せっとく)できるかもしれない。
このようにマインドマップを使って「論理的思考」をすることで、じぶんでも気づかなかった問題とその解決法がみつかりました。
続きます。(AS)
参考;「マインドマップ(R) for kids 勉強が楽しくなるノート術 」(ダイヤモンド社)
進路を決めろと言われても、決められないひとも多いと思います。だからと言って決めないまま時間がすぎれば、もう選ぶことはできなくなりますね。ほんとうは、なんだっていいわけではないはずなのに。
そんなときには、「論理的思考」(ろんりてきしこう)を使って、書きだしながら目に見えるかたちにしてみましょう。
まいんど・まっぷ【Mind Map】
まんなかに「中心となるキーワードやイメージ」をおき、そこから「連想(れんそう)したり関連(かんれん)のあるキーワードやイメージ」をつなげながら書きだしていく図のこと。
複雑(ふくざつ)な情報(じょうほう)や無意識(むいしき)のアイディアも、図にすることで書きだしやすくなりおぼえやすくもなる。仕事のアイディア・社会や理科の暗記モノの整理・自己紹介(じこしょうかい)や自己分析(じこぶんせき)のきっかけなどに利用(りよう)できる。
この「マインドマップ」のひとつにマンダラマップがあります。写真をみてください。これを使って、わたしが進路を決めたときのことを紹介します。あなたも、読みながらマネて書いてみてください。
まず、タテ線を2本ヨコ線を2本かいて9コのマスをつくります。
わたしは、まんなかのマスに「一人ぐらし」と書きました。大学を選ぶときに、「東京で一人ぐらしがしたい」と思ったからです。理由(りゆう)は…うまく言えません。このままじゃ、親になっとくしてはもらえない!
つぎに、まわりの8コのマスに進路に関連することばを書きこみます。順番などこまかいことは気にしない。直感(ちょっかん)でうめます。
東京‐サークル‐バイト
友だち‐「一人ぐらし」‐音楽
将来‐教員免許‐インテリア
さらに、8コのなかから「どうしてもはずしたくない」ものからメモをつけていきます。たとえば「東京」には、「東京でしかできないことがやりたいのか→じゃない」「東京がいいのか、都会がいいのか→東京じゃなくてもいい」「熊本での一人ぐらしでは?→びみょう、でもダメじゃない」「熊本ではなぜびみょう?→…親元(おやもと)から近いから?」。
「一人ぐらしがしたい」のは、東京に行きたいのではなく、親元からはなれて自立したいからだったようです。「熊本からはでたい!!」と考えていたけれど、「熊本での一人ぐらしもありだな」とも考えられるようになりました。これなら、親を説得(せっとく)できるかもしれない。
このようにマインドマップを使って「論理的思考」をすることで、じぶんでも気づかなかった問題とその解決法がみつかりました。
続きます。(AS)
参考;「マインドマップ(R) for kids 勉強が楽しくなるノート術 」(ダイヤモンド社)