べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

まず志望校を決めよう!|具体的に細かく分けて、ひとつずつ

2012年07月12日 | 高校受験大学受験
 夏休みに入ると、公立高校・私立中高そして各大学でもオープンキャンパスが実施されています。生徒たちにとって初めての学校訪問であり関心は高いようです。

 特に学校ごとにカラーのはっきり違う私立中高・大学では、オープンキャンパスに参加してそこで初めて「志望動機がはっきりした」と言う子も大勢います。

 各学校ごとに「オープンキャンパス」「説明会」「学園祭」といった、生徒たちが進学先に触れる機会があります。

 生徒自身が受験を意識するきっかけとしても参加することをつよく勧めています。詳細は各学校のホームページに。また、中学三年生は各中学でまとめて告知があります。


 これは、オープンキャンパス参加後の生徒と面談の話です。

「志望校ぼちぼち絞ろうか、夏休みの目標は確定しなきゃならないから」
「決めにくいです」
「行きたいとこないの?」
「ありますが…」
「志望校の先延ばしはいいことないよ、たいてい時間切れになる」
「…済々黌を」

 決めにくい理由はわかりました。済々黌高校は250点満点中185点以上の難関校で人気も高い。模試で160点代後半だった彼には言いだしにくかったようです。確かに状況は厳しい。でも本当に行きたい気持ちがあるなら、悩んでそこで止まっていてもしょうがない。

「まずは点数、160点なら一教科何点ってこと?」
「160÷5=32、32点です」
「それを180点にすると一教科何点になる?」
「180÷5=36、36点…」
「そう、一教科で4点あげればいいね」

「次に学習時間、休みは一日何時間起きてる?」
「夜は11時に寝て朝8時に起きてます、15時間」
「三回の食事と風呂の時間を合計4時間とすると?」
「11時間残ります」
「あなたが使える時間は毎日11時間あるんだ」

 志望校決定の時期に初めて合格ラインなどのデータに触れ、そのままあきらめてしまう生徒が少なからずいます。自分の能力や才能がないと思ってしまうのですね。

 でも合格したひとや成功したひとって、はじめから能力や才能があったのでしょうか?生まれたときから?今までどこかで工夫をして努力をして、そこで目覚めた才能があり身に着けた能力があると考えたほうが自然じゃないですか。

 この11時間をどれだけ勉強にあてるのかは、受験生なら自分で決めてもらうしかないでしょう。自分が行きたい学校に合格するのに、一二時間で済ませたりやったりやらなかったりで過ごしていても、結果が出ないのは当たり前で才能や能力のせいではありませんね。

「一生11時間やるわけじゃないし、これからの数か月は腹くくってやってみませんかってことだね」(塾長)


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