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日本の産業活性化 企業訪問をつづります!

訪問した企業は数知れず・・・
ものすごい技術をもっている企業、素敵な企業、元気な企業を紹介します!

エルピーダメモリ株式会社

2008-07-04 10:29:05 | Weblog
以前から一度講演を聞きたいと思っていた
エルピーダメモリ株式会社のCEO坂本幸雄氏
の貴重なお話をある会合でやっと聞くことがで
きました。新聞等メディアでは非常に硬い印象
を受けますが、実際は明るく、聡明さのある方
でした。

ELPIDA社が設立(日立とNECの合弁)
した1999年には80年代には80%もあった日本
企業のDRAMのシェアーがなんと2%まで減っ
てしまった状態ですから、同社がいかなる危機感
の中で設立されたかが想像がつきます。
これがELPIDAウエイだそうです。

弊社でも実践すべきところは多々ありました。

1.会議は一時間以内
2.返事は24時間以内
3.レポートはA4サイズ 一枚以内
4.「さん」「くん」使い、タイトルで呼ばない
5.国内出張エコノミー、グリーン車禁止
6.海外出張6時間以内はエコノミー
7.役員、社長例外無し

2%を世界のライバルから取り返す。

それには想像を絶するイノベーションが必要で
あったのでしょう。

坂本氏の講演で一番私の心に刻まれた言葉は
「再生は一刻も早く、スピーディに」です。

同社は設立時に3つのコミットメントを設定し
たそうです。

1.12か月以内の黒字化 
2.24か月以内の上場 
3.48か月以内のトップ3 

これを全て達成したのですから現在の市況と経営
状態がどうであれ私は「坂本氏は半導体業界の
カルロスゴーン」だと今でも思っています。

経営者としてとっても尊敬しています。

現在DRAMの市況はとても悪く株価も良くあり
ませんが同社は今後も世界ナンバーワンへの道の
りを歩んでいくのでしょう。

産業ガス屋の私としても一度で良いから前工程の
広島工場、後行程の秋田エルピーダ見学したいで
す。。

叶わない夢ですが。



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久須美酒造

2008-07-01 09:11:27 | Weblog
川崎信用金庫主催の工場見学会で
漫画やテレビドラマ「夏子の酒」
のモデルとなった蔵元「久須美酒造
を見学しました。



4年前の7月に水害を受け、その年の10月には
新潟県中越大地震、さらに昨年の中越沖大地震が
日本有数の酒どころを直撃し、多くの被害を
受けました。

災害のたびに、山が崩れ、タンクが倒れる。
すべてを失ったものの、今では見事な復活を
はかっています。

久須美酒造」の後継ぎ、
九須美賢和(よしたか)専務の酒に対する考え方、
経営方針は災害からの復興を成し遂げた自信を
ベースに形成されておりました。



そして、社員の方お一人おひとりの熱意も忘れてはなりません。
それぞれが災害にあいながらも、「お酒を造る、造り続ける」と
いう信念が久須美酒造を支えていると感じました。



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MBOについて

2008-06-25 09:42:24 | Weblog
MBO(マネイジメント・バイアウト)
これは経営陣による企業買収の事です。

企業の子会社や事業部門の経営者、従業員がVC
(ベンチャーキャピタル)や金融機関から資金を
調達し、その子会社の株式を買取ったり、新会社
を設立し営業権を譲り受ける事で独立するという
形のM&Aであります。

買収する経営陣側にとっては親会社・所属会社の
縛りがなくなり機動的な経営が可能になり、また
自らが株主になるため成長へのインセンティブが
強まります。
現代版「暖簾分け」とも言えましょう。

実は私の経営する会社の一つである田邊ガステクノ株式会社
も当初はMBOを行っております。


さて「もの創り」系の上場会社でも最近MBOを成功
させているケースが多数見られます。

株式会社バンテック(2000年)、
株式会社ポッカコーポレーション(2005年)、
サンスター株式会社(2007年)
等が最近のMBOの主な事例です。

先日あるところでキューサイ株式会社
藤野孝社長の講演を聞きました。

同社は「まずい、もう一杯」で大ヒットした「青汁」
のメーカーです。

一時の不祥事の為マーケット他社に奪われ、会社自体
も斜陽傾向にあったところを創業者である長谷川氏の
英断で2007年にMBOを実施し、藤野氏の体制下で現
在巻き返しを計っている環境です。

サラリーマン出身であるにも関わらず同氏の求心力のなく
なった会社を社員の為にいかに引っ張っていくかと、常に
戦略を練っている姿勢には感銘を受けました。

またそれにも関わらず創業者の長谷川氏を常に尊敬してい
る謙虚な姿勢も勉強になりました。


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松山技研株式会社

2008-06-13 07:24:48 | Weblog
長野県上田市の松山技研株式会社の真空炉新工場竣工式
へ行ってまいりました。



新工場には旧工場既存設備に加え、600Kpa高速ガス
冷却式横型真空炉、スペリア式バッチ型焼鈍炉(2室型)等
を新たに導入し、4月28日から稼動をしてます。




松山技研株式会社ホームページぜひご覧ください。
こちら↓
http://www.matsuyama-giken.co.jp/

株式会社プレステージ

2008-05-20 16:56:39 | Weblog
㈱プレステージ 遠藤社長

オートバックス等向けにカー用品を製造販売する
㈱プレステージの遠藤一義社長の販売戦略は興味深い。

世界マーケットの成長とは対照的に日本の新車販売
台数は昨年536万台と1983年レベルにまで落ち込んで
いる。

大きな理由の一つとしては若い世代の車離れがあります。

若者の購買意欲を喚起するため各メーカーがとってい
るのは、
1.電気自動車等の環境エコ化
2.車をより安全に、便利に ITS化(ETCやナビなど)、
を中心に車の付加価値向上に努めています。

遠藤社長の着眼点は
「いかに快適にしかも合法に車内で携帯通話ができるか」
だそうです。

この3年で運転中の携帯通話で捕まった人数は90万人だそ
うです。

遠藤氏はBLUE-TOOTHというチップを用いたワイヤ
レスのヘッドセットを6月より販売を開始します。

世界中では1億8千万台の携帯通話用ヘッドセットが出回って
いるにも関わらず、日本ではほとんど知られていない。

マーケットの潜在需要は高い。

ヘッドセットとは簡単に言えば、海外にいくと歩きながら
携帯ももたないで一人で会話している人を見たことありま
せんか?

それです。

彼は耳の中に携帯電話端末とワイアレスでつながるヘッド
セットをいれています。


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組合制度-海外からの受け入れ-

2008-05-13 10:09:30 | Weblog
海外労働者の受け入れに関して、日本企業の
(特に中小企業)多くは組合制度を使って
実施しているのが実態です。


組合制度は単に海外からの労働者を受け入れる
だけではなく、共同事業、共同購買等をも目的
とした中小企業の地域ベースで構成している団
体です。


海外労働者の受け入れは、

送り手側企業(中国、ベトナム等)-組合―受入先企業(日本)

の三点セットで成り立ち、あくまで初めの1年間は
「研修生」として受け入れ先企業で勤務し、同期
間を終了後、JIS試験合格の後初めて「実習生」
として受け入れ先企業からの直雇用が受け入れられ
ます。


また従業員50人以下の企業は1年間の受け入れ限度が
3名という枠もあります。

もちろん組合制度を利用して国内で受け入れ企業が
他企業へ労働者を派遣することは禁じられています。

以上が日本国籍をもたない海外労働者の受け入れ実態
です。

日本国の内需を拡大していくには海外労働者の受け入
れはもっと積極的に行うべきだと私は感じております。



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脱工業化社会への対応

2008-04-30 12:12:03 | Weblog
日本の製造系労働人口は1,147万人、
金融系労働人口は277万人といわれて
おります。

それに比べて英国は製造系377万人、
金融系610万人です。

日本は脱工業化社会に向けて国家の生産性を
上げてゆくには労働人口をサービス、金融へ
シフトしなければならないのは明白です。

それには日本は外資をもっと積極的に受け入れ
て行くと共に海外労働力を積極的に受け入れる
べきだと感じます。

外国人労働者にたいしての日本の異常とまで思
える閉鎖性には疑問です。

中国は毎年2,500万人の労働力を海外へ放出して
います。

参考までに・・・

日本の産業全体の労働者は1,411万人のところ
そのうち外国人はたったの480万人であるそうです。



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株式会社東邦発條製作所

2008-04-25 09:54:15 | Weblog
以前、匠でも取材させていただきました、
株式会社東邦発條製作所
副社長 小宮山 記祥さんの経営体験を聴く機会がありました。

紳士服販売の会社で営業職をしていたところを
伯父様に東邦発條に呼ばれたそうです。

しかし、せっかく呼ばれたにもかかわらず、
品質管理の問題で、会社の方針と意見が合わず、
退職。

その後伯父様に再度「お前が来ないなら会社を
閉める!」と説得され、出戻る形になってしまった
という、現在に至る経緯と苦労話をされました。

まさに周りの人に恵まれているといった感じでしたが、
小宮山さんの「バネの技術」にかける情熱と仕事と
周囲の人々に対する謙虚さは見習うべきだと感じました。

自己の人格を高めれば、周りにも良い人が集まってくる
のですね。

株式会社東邦発條製作所のホームページはこちら。


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アロマオイル

2008-04-23 09:27:44 | Weblog
ロハス

5年くらい前でしょうか。ロハスが広がり始めたのは。

Lifestyles Of Health And Sustainability から、LOHAS。

実はアメリカのマーケティング用語として誕生した言葉だ
そうです。

『ロハス』
環境に配慮した健康的な生活、エコロジー、自然等々、
イメージでしょうか。

最近はイメージが先行してしまい、『ロハス風』のモノ
も多くなっています。

本当に人、環境に対する安全を考え、第三者機関による
データを揃えた商品が誕生しました。

日本エコロジア株式会社のL’Arome Plus(ラロムプリュ)

機能性アロマです。

通常アロマは香りを楽しんだり、リラックスしたり、
といった感覚的、心理的効果ですが、ラロムプリュは、
抗菌、防カビ、抗インフルエンザ、等に効果が
ある機能性をつけたもの。

天然植物成分のみだから人にも安心。

リラックスしながら、抗菌、防カビにも効果があるとは・・・。
人が集まるところ、ホテルや病院や介護施設にいいかも
しれませんね。


日本エコロジアは、ニームを中心とした天然植物成分100%で
害虫駆除液や土壌改良剤を作っています。

ホームページはこちら

日本エコロジア株式会社

http://www.ecologia.co.jp/index.html

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大潟村の胚芽米

2008-04-09 08:22:57 | Weblog


先日、大潟村の胚芽米を知るきっかけがありました。

商品を手にとってみると・・・

秋田県の大潟村産の胚芽米はなんと窒素で製品を封入しています。
これには驚きました。

㈱ガイアソルーションの田中社長の紹介で
この製品を知ったのですが。

まさしく農業製品の改革です。

大潟村同友会で生産する胚芽米は
無洗米(生産過程の農薬、化学肥料を極端に抑えた減農薬、
減化学肥料米)で顧客に本物のお米の風味をそのまま伝え
たい生産者の意向で製品に窒素封入がされているのでしょう。

大潟村同友会
〒010-0444
秋田県南秋田郡大潟村南1-33
℡0185-45-2489


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