takubonpapa blog

 日常の出来事や感じたこと、Mac、バイク、キャンプ、さだまさし等について書いてます。

数年ぶりの事務だより発行

2014-04-22 00:47:55 | 学校事務
 今の学校に赴任してから書く気にならなかった「事務だより」ですが、教職員への給与・旅費・福利厚生お知らせと、自分の学校事務職員としての主張のツールが必要だと考え、また発行することにしました。一部抜粋しておきます。

ごあいさつ
 学校事務職員の○○です。私は学校事務職員という職と仕事に誇りとやり甲斐を持っております。「学校事務職員」のことを「事務員」とか「事務」と呼ばれる方がおられますが、私はそう呼ばれることに蔑まされたような感覚を持っておりますので、「学校事務職員」あるいは「事務職員」と呼んでいただけると気持ち良く仕事ができます。

行政職員ではなく教職員です
 「学校事務職員は学校で唯一の行政職員」と言われたり、学校事務職員自らが言ったりしますが、私はそのような位置づけに非常に違和感を持っております。学校事務職員はかつて教育職員と同じ給料表を使っていましたが、教特法適用除外や人材確保法など様々な分断政策によって行政職給料表を準用されるようになって現在に至っています。他県では学校事務職員独自給料表を使っている所もあります。私たちが果たして行政職なのかどうかという見解は、私たち学校事務職員の中でも意見が分かれるところですが、私は学校で働く教職員の一員の学校事務職員であって、行政機関で働く行政職員とは違うという立場です。制度的に線引きされているので、教員とは違って教職調整額がつかなくて、超過勤務手当が支給されるなどの違いはありますが、教育内容に一切関わらないということではなく、教員免許がなくてもできる事には積極的に関わりたいと考えています。昨年度は教育課程編成全体会議からはずされて、非常に疎外感を持ちましたので、今年は加えていただきたいと願っております。

できることは何でもやりたい
 私は教育職員ではありませんので教壇に立つことはありませんが、教職員集団のひとりとして子どもに関わりたいと考えております。例えば図工の電動糸のこや家庭科のミシンの使い方などでお手伝いできますので呼んでいただけるとうれしいです。その他にも教材がどのように活用されているかを知るために授業中に教室を訪れたりしますが気にしないでください。また、教職員の一員として同じ職場で働いておりますので、印刷物を配付する際は学校事務職員にだけ配付されないのは非常に疎外感を感じます。紙の無駄だと思っても、学校事務職員が気持ち良く仕事をするためには無駄にはなりませんので同じように扱ってください。
 学校事務職員の中には子どもや教員の苦悩に関心を持たず職員室の片隅の行政事務の領域に閉じこもっている人もいるかもしれません。時に私もそんな安全地帯に逃げ込んでしまう時があります。しかし学校事務職員が子どもや教師の課題に向き合わないことは、教職員の一員としての責任をまったく果たしていないのではないかと自分を戒めています。どうか学校教育の最前線で働く教員の皆様を尊敬し、サポートしたいと考えておりますので、教育環境改善のための要求や願いを何なりと言ってください。
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2 コメント

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マッチでタッチ (ンダギンチョモ・ビン)
2014-06-17 11:40:31
祝 復刊事務だより。ばんばんやってちょ。
んだぎんちょも、なんだか挑戦状みたいなタッチ。「教員」の側の「思い」を予想して、そこにマッチするタッチで書いてくれると、「違い」を理解しつつ「共感」になっていくんじゃないべか。声なき共感者は必ずいるもんです。でなければやってらんにぇえべした。
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Re:マッチでタッチ (takubonpapa)
2014-06-25 00:32:05
 ご無沙汰しておりました。ぼちぼちやってます。
 人間が丸い分、文章がとがってしまうのかもしれません。実はオレを教育課程編成会議から外したアイツに対して書いていたりします。
 その他の仲間とは共感し合えていると思っていますが、オレが思っているだけかも。『「違い」を理解しつつ「共感」になっていく』名言です。
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