日産自動車とホンダとの統合破断に思う

確か昨年の12月頃のニュースで、日産自動車とホンダが統合を目的とし真摯な協議に入るとの報道がありました。
2社が合併すれば世界第三位規模の日本自動車メーカーとなるとの大変誇らしい素晴らしい報道でありました。
さて、年が明け今週上記報道の続報がありました。
皆様ご存じのとおり、2社の統合協議は破断となったとのニュースを耳にしました。
どうしても合併して欲しかったと思っているわけではありませんが、2社の経営トップの方々のお考えや判断の基礎について、
経済行為を行い生活している市井人として何故か興味深く感じ、他人事ではないように思いました。
破断理由は、様々な媒体でそれぞれの識者の意見や内容を確認することができます。それぞれがその通りなのだろうと納得できます。
私が興味深いと感じた理由は経営トップであろうとなかろうと、考えの基・判断の基のようなものではと思います。
正解を求めるための考えではなく、古来から受け継いでいるであろう観念のようなものを基礎にしたり、試行錯誤したりした後に
ぼんやり浮かぶ判断のようなものに興味を持ち、自分が必要としているから興味を感じるのではと思います。
思いついたのは、渋沢栄一さんの「論語と算盤」です。以前、読んだことがありますが再度読んでみようと思います。