リョンサン舞の起源が中国南北朝時代のイケメン武人にあるかも?
そのイケメン武人は、蘭陵王の王号で知られる高長恭。
あまりにも美貌の持ち主だったため、兵士の士気を高めるため
わざと恐ろしげな面をつけて、戦いに挑んだといわれている。
ミル・マスカラスみたいだね。
この武人を題材にしたのが雅楽の「蘭陵王」略して「陵王」だという。
「リョウオウ」が「リュウオウ」になったのではないかということだ。
リョンサン舞の起源が中国南北朝時代のイケメン武人にあるかも?
そのイケメン武人は、蘭陵王の王号で知られる高長恭。
あまりにも美貌の持ち主だったため、兵士の士気を高めるため
わざと恐ろしげな面をつけて、戦いに挑んだといわれている。
ミル・マスカラスみたいだね。
この武人を題材にしたのが雅楽の「蘭陵王」略して「陵王」だという。
「リョウオウ」が「リュウオウ」になったのではないかということだ。
リョンサン舞はおそらくリュウオウサン舞であろうと言い切ってしまおう。
われわれ関西人は神様を気やすく「○○さん」と呼ぶ習慣がある。
恵比寿様は「えべっさん」住吉神社は「すみよっさん」となる。
だから「龍王」は「リュウオンサン」だ。
「リュウオウサン」 「リュオサン」 「リョンサン」 バンザーイ!!
加西市の住吉神社では「ジョマイ」「ジョマイジョ」と呼ばれ
福崎町に伝わると「浄舞」となっているそうだ。
多可郡では「リョンリョン」となる。
伝言ゲームだね。
住吉神社神事舞に登場する鳥兜はどう見ても鶏だ。
もともとは鳳凰の頭部をかたちどったものだそうだ。
住吉神社と鶏は、深い関係にあるらしく、
加西市の住吉神社では「鶏合わせ」という行事も行われる。
この祭りが行われる間は鶏肉を断つという習慣もあったそうだ。
今でもあるのかどうかは知らないが、
焼鳥屋さんはあがったりだ。
鶏が神格化されているということだろう。
住吉神社と鶏の関係も興味深いものだ。
鬼まつりの鬼は正義の味方である。
ええもん(良い者)なのである。
難を追いやる追難の儀式が鬼まつりであるらしい。
はっきりしたことはわからない。
翁の踊り。
赤いお面の鬼、
斧を待った青い面の鬼、
太刀を持った黒い面の鬼、
錫杖を持った黄い面の鬼が順に踊り、
最後は鬼が一団となって踊る。
この鬼たちはとにかくかっこいい。
なんとかレンジャーの元祖じゃないかと思うぐらいだ。
それぞれのアイテムもよく出来ていると思うが、
なにより顔がいい、デカイ、いまどきのゆるキャラにも負けないぐらい
デカイ。鬼マニアにはたまらんと思う。
朝光寺の鬼を見ずして鬼を語るべからずと思う。
できればこの鬼たちの顔を子供たちが触れるようにしてほしいと思う。
レプリカでもいいから。
日本一早い鮎漁解禁の漁場としても有名な闘龍灘であるが、
加古川に突如として現れる奇岩の風景はなかなか見応えのあるものだ。
岩にはいろいろと名前を付けられたものもあるのだが、今ではそのことを知っている人も
少ないと思う。不動岩や屏風岩、鞍かけ岩、鶯岩など、また、滝にもひとつひとつ名前が
つけられていたそうだ。
また、鮎の漁法である筧どりの漁場もたくさんあり、それぞれ名前がつけられていた。
それだけ、この場所が人々の生活と密着していたことを示していると思う。
鮎の稚魚をだしじゃこに使うほど、鮎がとれたという話も聞いたことがあるが、
いまでは考えられないことだ。闘龍灘付近で、だしじゃこのことを「こあいじゃこ」
と呼んでいたのは「子鮎じゃこ」がなまったものだという話も聞いた。
「子供のころ鞍かけ岩からよく飛びこんだものだ」という話も聞いた。
それらの名前を覚えている人も少なくなってしまう。
なんとかそれらの名前を残せないものかと思う。