花まつりと善導大師
善導大師自画像の開帳は年一回5月3日の花まつり鮎まつりに行われている。
花まつりとは、釈迦の生誕を祝う行事として知られており、4月8日がその
縁日である。現在のように5月3日に行うようになったのは観光客の都合を
重視したためであろう。
滝野の光明寺といえば「花はじめ」という行事が有名で、私の祖父が亡くなった
次の年の花まつりに、光明寺に親戚一同参拝したのを覚えている。
花はじめととう行事は一般的なものかと思っていたら
播磨地域に特有のものだという情報もある。
昔は近隣市町だけではなく京阪神からも「花はじめ」と言えば
滝野の光明寺に限るというほど、多くの人が訪れたらしい。
光明寺が多くの人を集めたのは善導大師ブームがあった時代であろうから
この「花はじめ」と善導大師も何か関係があるのではないかと思っているのだが、
詳しいことはわからない。