温泉deビートルズ音楽祭の最終日に登場した長崎市からの三人組IKADA JAPANは凄かった。
Yellow Submarineから始まった彼らのステージ
キーボードとヴォーカルを担当している方のテクニックが凄いし、歌にも味がある。
隣のアコギも中々、ドラムもバッチリ
「中々やるじゃん・・・・。」
そう思いながら写真を撮っていた私。
ところがそのうちあることに気づいたんである。
キーボードの方は前を向いたまま、直立不動
けして指先を見ようとはしないのだ。
まてよ・・・・ギターもフレットを一切見ようとはしない。
まさか・・・と思いズームで迫ってみると・・・・。
彼ら二人は眼が見えてないことに気づいた。
それなのに高度なテクニックでビートルズの難しい曲を見事に唄いこなして演奏もバッチリなのだ。
けしてヘンな感傷や同情なんかではなく、
元々演奏の素晴らしさに感動していた上に、
彼らのハンディを乗り越えた音楽性の高さに、カメラのファインダーが涙で曇って仕方がなかった私。
圧巻はI saw her standing thereの速いベースランを左手で弾きながら、右手でギターのリフを入れながら、且つリードヴォーカルを執った時、思わず「ウーン」と唸ってしまった。
と同時に、この私は五体満足なのに、たいした演奏も出来ない自分が恥ずかしくなったんである。
「IKADA JAPAN」いいバンド名ではないか
筏で冒険の旅に出るようなコスチュームもイカしていた。
この先もいかだに乗って必ず大海原に漕ぎ出すことだろう。
そして40余りのバンドの中で、とても印象に残ったバンドでありました。
23日の日曜日、武雄市文化会館を超満員にして、
「温泉deビートルズ音楽祭」のフィナーレを飾った
The PARROTSのリーダーでジョンレノン役のチャッピー吉井さんが
東京に帰り、ご自分のブログで今回のイベントのことを絶賛されています。
是非覗いて見て下さい。
ブログは下をクリックして下さい。
まだ疲れが取れない温泉1号より・・・・
嬉しいメール
温泉deビートルズ音楽祭実行委員様
「コンサートホールdeビートルズ」でお世話になったものです。
22日に演奏させていただき、一泊して23日のパロッツライブまで「温泉deビートルズ音楽祭」を満喫させて頂きました。
また22日の夜は温泉三昧・ごちそう宴会と武雄温泉も満喫しました。
メンバー一同とっても感激しています。皆、武雄温泉が好きになりました。
ほんとにありがとうございました。
ぜひ来年も参加させて頂きたいと思っております。
今後ともよろしくお願いします。
栄養ドリンク100本分のメール
この為に、やった温泉deビートルズ
終わって初心忘れずに
山下
・・・・・・・・・・・・・・・・・写真はKOZYさん
23日、日曜日は武雄市文化会館小ホールで、最後のアマチュア音楽祭7バンドのライブがありました。
この日爆発の予感がしていましたが、ピークは2時ごろでした。
小ホールがほぼ満席状態になったのです。
福岡から泊りがけで来たというバンドの皆さんと、親衛隊のファミリー
長崎からも、佐世保からも・・・・・。
・・・・・・・写真はKOZYさん
そして、19時からは、世界最強のトリビュートバンドThe PARROTSのライブコンサートというフィナーレに突入
凄いことが起こりました。
満席のうえに立ち見まで・・・・・・・・・。
会場には500人もの方々がギュウギュウ詰めとなりました。
熱いものがこみ上げてきました。
いろいろ大変だったけれど、やって良かった。
北九州からお孫さんを連れて来たという初老のおじさんは、「来年も必ず来るから、くじけんで続けてよね・・・。」と私の手を強く握られました。
PARROTSの演奏は実際凄かった。1ミリグラムも手を抜かず1時間半を唄いきりました。
さすがプロ、さすが世界一といわれる所以がステージの上で弾けました。
さて、期間中はブログを書くこともままならぬ状態でしたが、少しづつ撮りだめした写真を掲載しながら、出場バンドの皆さんの横顔をご紹介してまいりたいと思います。
温泉通り商店街の皆さんの「歓迎温泉deビートルズ音楽祭スタッフ一同様」の紙が商店に貼ってあり、嬉しかったぁ・・・・。感激・・・・。
ということですべての温泉deビートルズ音楽祭にご縁のあった皆様、本当にありがとうございました。