よろず戯言

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スーパーカップ レバニラ炒め味

2023-08-13 00:59:39 | グルメ

 

近年、いろんな味のカップ麺が出ているが、

昨年辺りから、豚の生姜焼きとか餃子とかバーベキューとかパエリアとか、

他料理のフレーバーなんかを出していて、なんだか一種のお祭り状態にある。

レギュラー商品化を狙っているわけではなく、目新しさで客の興味を惹いて、

期間限定でサッと出して、サッと売り切ってしまうような格好。

完全なスポット企画商品。

 

だもんで、新商品の移ろいも激しい。

買って食べて、ああ美味かった!

リピートしよう・・・と思ったら、もう終売になっているってこともざら。

一度きりの出荷で短命の商品が多いため、

ブログ記事にする前に店舗から姿を消してしまい、

けっきょくお蔵入りになる商品も多々。

自分の場合、菓子パンやカップ麺にそれが多い。

 

“パワフルテイスト”ってのがいい。

夏のスタミナ補充のために開発されたのかな?

 

でもまあ、たいしたブログじゃあないし、

しっかりとしたレビューサイトでもないし、

更新頻度も低い方だし、すこぶる適当なブログなんで、

そんなこと気にすることもないのかもしれない。

今回紹介するカップ麺も、先月頭に見つけた商品ではあるが、

おそらく、もう店舗にはほとんど残っていないと思われる。

 

エースコックの、“スーパーカップ1.5倍 レバニラ炒め味ラーメン”。

スタミナ系で、レバニラときたか。

ありそうでなかったフレーバーかもしれない。

だが、レバニラなんて、どうやって再現すんの?

ニラはいいとして、レバーは難しいんじゃ・・・?

 

“レバー風味ペースト”なるものが気になる。

 

そんな疑問が立つ前に、商品はカゴに入っていた。

こんなもの、見つけたら買わざるをえないっしょ。

それに自分はレバニラが大好きである。

たまに無性に食べたくなって、ニラとレバーを買って自分で作って食べる。

 

ここ最近はスーパーで牛レバーを見かけなくなった。

まれに売られていることがあるが、めちゃくちゃ高い。

数年前のレバ刺し違法提供による食中毒事件以来、

生食されて食中毒を起こしてもらっては困ると考えてか?

牛の生レバーの販売が極端に減ったように思う。

 

反面、豚レバーはよく売られている。

豚肉は新鮮でも危険なので、さすがに生食するひとも居ないからか。

それに牛レバーよりも安価で、だいたい半値くらいで売られている。

でも、レバニラにはやっぱ、牛レバーなんだよなあ。

豚はちょっと淡泊過ぎるというか、コクがないというか、

味があっさりしていてワイルドさがない。

うまく言えないんだけど、なんかそんな感じ。

 

まあ、そんな大好きなレバニラ炒め。

それがカップラーメンでどう再現されているのか、期待して食べてみる。

 

 

かやくはニラがたっぷり。

あとは肉そぼろ。

レバーではない。

 

まずかやく。

案の定ニラだらけ。

わっさわっさとニラまみれ。

いいね、レバニラを謳うならば、これくらいやってくれないと。

そして気になるのが、レバー風味ペーストなるもの。

さすがにレバーは、乾燥させてそのまま具にはできなかったか。

このレバー風味ペーストで、それを再現してくれているのだろう。

 

粉末スープとかやくを麺のうえに開け、

お湯を注いで4分待つ。

 

ぬーどるストッパーは、七草ナズナさん。

このフュギュア自体はわりと前に購入していたが、ブログにゃ たぶん初登場かな?

“よふかしのうた”っていう漫画のキャラクターで、吸血鬼らしい。

サキュバスやヴァンパイアが好きだし、ビジュアルにも惚れて購入。

吸血鬼のくせに、春の七草みたいな和風な名前もいい。

 

できあがったカップ麺、フタを開ける。

もっとぶわっとニラだらけになるかと思ったら、思ったよりも膨らんでいないニラ。

オーソドックスな醤油スープの香り。

軽くかき混ぜて、たぶん主役であろう、レバー風味ペーストを投入。

なんかドロッとしたものが出て来た。

“ペースト”だから、そうなんだろうが・・・。

 

レバー風味ペーストを投入。

レバ刺しみたいにドロッとしている。

ペーストだけに当然か。

 

レバー風味ペーストを投入して、さらにかき混ぜて食べる。

うん・・・オーソドックスなしょうゆラーメンやね。

ニラたっぷりで、だしは鶏ガラスープかな?

レバーの味は・・・。

・・・。

 

ペーストを探す。

あった。

溶けきれないで、固形を保っていたのがいくつかあった。

それだけを口に含んでみる。

塩辛っ!

なんか生臭くて塩辛い、ドロッとした物体。

これはレバ刺しをイメージした?

それとも、もっとよおく混ぜて熱を通したら、レバニラ炒めのレバーみたくなったのか?

 

かき混ぜると、レバー風味ペーストはスープに溶けてなくなる。

・・・と、思ったら、固形のまま残っているのもわずかにあった。

 

レバニラ炒め味って言われれば、そうなのかもしれないが、

生レバー食感の生臭く塩辛いペーストだと、

レバニラ炒めに入っている加熱されたレバーではないな。

まずくはなかったけれど、レバニラ炒めの再現性は高くはなかった。

 

まあ、カップ麺だから、ネタ商品ってことで。

よくよく考えれば餃子なんかもそうだったし、

はるか昔の日清のタコヤキラーメンだってそうだった。

タコヤキラーメン、復活してくれないかな?

当時のクォリティで。

頼んだからな!

 

レバニラ炒めなんかは、こういう小汚い食堂で供されるのが、いちばん美味い。

 



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