6月の半ば、星の山を訪れた。
1993mの山頂まで上る道が付いている。
地上ではもう野の花が終りかけている時期だが、星の山はまだ花盛り。
山頂にはわずかだが、雪も残っていた。
カンパニュラ・ルシタニカ Campanula lusitanicaの花。
ミソパテス・オロンチウム Misopates orontiumの花。
ミソパテス・オロンチウム Misopates orontiumとカンパニュラ・ルシタニカ Campanula lusitanicaの花。
上の3点は山の麓の風景。
標高1500mあたり。
ラシラス・シッロサス Lathyrus cirrhosusの花。山の中腹あたりに咲くマメ科。
頂上近くの岩場で珍しい花が咲いていた。これは高山に咲く黒百合ではないだろうか?
フリチラリア・ネルボサFritillaria nervosa
フリチラリア・ネルボサFritillaria nervosa
常に強風が吹いていたので、なかなかピントが定まらない。
頂上近くの雪解けの湧き水の中で冬眠から目をさました直後のようにじっと動かない一匹の蛙。
雪解け水はあちこちに小川を作り、その中に水草が花を咲かせていた。
ラヌンクルス・ペルタツス Ranunculus peltatus
岩場周りには砂利場が広がり、そこに無数のリナリアが咲き誇っていた。
黄色い高山スミレ、直径1センチほどの小さな花。まわりの砂も大きく見える。。
エキュウム・ルジタニクムEchium lusitanicum
水場の周りに咲く
オムファロデス・ニチダOmphalodes nitida
雪解けの湧き水は小さな流れとなり、山頂近くのあちこちに大小の池を作り、まるでダムのような大規模なものまで何箇所も出来ている。
野の花と湧き水の豊富な星の山は、夜には満点の星空が広がる。MUZ