風まかせ

殆ど家籠りの年寄りです。
趣味は家事•読書•五七五。

紫陽花を励まして住むカタツムリ

2024-07-12 12:01:04 | 読書ノート
(トップ画はNETから拝借加工)
2024年7月12日(金) 昼
皆様こんにちは


(昼の予報はNETから拝借)
天気予報通り!
朝から雨で気温も上がらず、微風がとても涼しいです。
今朝のLOVE

朝散歩は雨天中止なので、飯を食べてから2時間もリビングを走り回っていました。
疲れちゃったかな?
静かに寝ています。
暇だけど雨降りだし
本は読んじゃったし
どうしようかな〜
ボ〜っとしてると図書館から予約本の貸出通知が届きました。

楽しみにしながら1週間待ってた本なので、すぐ受取に出掛けました。
今日の出迎花

今日から読む本
獄医立花登手控え(一)
春秋の檻 藤沢周平
全7章345頁の時代小説


(解説は裏表紙を筆写アレンジ)
初めて読む全(四)中の(一)です。
歴史小説ではありませんが、奥深い藤沢作品を楽しみたいと思います。

急ぐまい
逝き先どうせあの川だ
仕事中の皆様は、三連休とその前夜を楽しんでください。

自然美を宣う妻も手にハサミ

2024-07-11 12:36:42 | 読書ノート
2024年7月11日(木) 昼
皆様こんにちは


(昼間の予報はNETから拝借)
ワイヤープランツの枝葉を、妻は切り捲っています。
自然放置がいいよね
などと言ってましたけど•••
気が変わったのかな? (汗)
町は小雨に濡れていました。
すぐ熄みましたが、また降り出しそうな空模様です。
予報より高めの気温は29.3℃です。

微風か吹いて、とても涼しいです。
読み終わった本
霜の朝 藤沢周平

①報復 ②泣く母 ③嚔
④密告 ⑤おとくの神 ⑥虹の空
⑦禍福 ⑧追われる男 ⑨怠け者
⑩歳月 ⑪霜の朝
⑥虹の空
身寄りの無い男女。
所帯を持つことになります。
主人公の男には、縁を切って放置し行方も判らぬ継母が居ました。
継母に虐められた子どもの頃の記憶を気にしながらも居場所を突き止めて、共に暮らすことを決めます。
同居を嫌っていた嫁になる女の優しい本心には感動しました。
また藤沢作品を追っ掛けます。

日記帳
手書やめても誤字脱字

暑くても図書館いつも別世界

2024-07-05 19:06:24 | 読書ノート
(トップ画↑は図書館の出迎花)
2024年7月5日(金) 晩
こんばんは


(晩の予報はNETから拝借)
猛暑の華金も夕暮れ時になり、まだ暑いですけど風は涼しいです。
(熱帯夜は勘弁してほしいな〜)
10時に家を出て図書館に向いましたが、陽射しがキツかったので傘を差して歩きました。
しかし、舗装の照り返しが傘の中に溜まり、顔が暑くて困りました。
急ぎ足で入館すると、中学生らしい子供達が、図書館の運営を体験学習中らしく、カウンターや書架の作業を静かに手伝っていました。
一般客は少なかったです。
期待通りの涼しさで、昼までソファーに居坐ってしまいました。
返却した本
戒厳令の夜 上下 五木寛之

突然の軍事クーデター勃発のチリ。
脱出が叶わなかった主人公と女は、武装兵に逮捕収容され、その後の運命は描かれず、物語は「完」になりました。
一気に読まされた劇画的小説なので、少し不満が残る終り方です。
恐らく五木寛之氏の持論であろう主義主張を脇役に語らせるなど、国家と政治について能々考えろと言われたような気がする作品でした。
借りた本
潮田伝五郎置文 藤沢周平
全287頁の時代短篇小説9作品


(解説はNETから拝借アレンジ)
表題作だけは、涼しい図書館で読み切りました。
男と女の心の動きは現代でも微妙に異なり、時には恐いとも感じます。
そうであっても、今日は妻の誕生日ですから、二人で静かに過します。
さて•••

乾杯は
一本ずつの缶ビール

山開き文月の空曇る富士

2024-07-01 18:35:34 | 読書ノート
(トップ画は図書館の出迎花)
皆様こんばんは


(夜の予報はNETから拝借)
令和6年も後半戦に突入!
写真↑は秩父方面の山並です。
早朝は予報通りの雨でしたけど、その後は小雨が降ったり熄んだり。
七月は何で文月なの?
妻に聞かれましたが、まともに説明できませんで、調べてみました。
7月の異名「文月」の由来とは

7月の異名「文月」の由来とは

7月のよく知られた異名として「文月(ふみづき)」があります。語源には色々な説がありますがその中の一つに、稲の穂が実る頃という意味の「穂含月(ほふみづき)」が転じて...

ウェザーニュース

(情報はNETから拝借)
なるほど!
勉強になりました。
小雨の合間を狙って図書館に行き、読了した長篇を返却。
もう読み終えましたか!
馴染の司書さんと雑談し予約本を受取って退散。
戒厳令の夜(上下)
五木寛之
全10章689頁の長篇小説



(解説はNETから拝借アレンジ)
滅多に読まない作家です。
書架を彷徨いた先日、ふと目に止まったので予約してみました。
戦争と名画の流出?
どんな物語なのか?
昼寝をやめて読み始めました。

御三時は
冷やしトマトがひとかたけ
天気悪いから買物を頼めます?
(天気悪いから?ひと言多いだろ!)
妻の命令には逆らえません。
傘を抱えて歩きました (トホホ)
重い買物を頑張ったので、晩の賄いは免除されました (ホッ)

お早うと花や緑や愛犬に

2024-06-30 20:02:55 | 読書ノート
令和6年(2024年)
水無月晦日(日) 晩
こんばんは
植物に水をやり、雲だらけの空を眺めていました。
あっと言う間に令和六年も半分が終り、淋しさが漂う夕暮です。



(晩の予報はNETから拝借)
昼間の時々雨の予報は外れ、夕方に小雨が降って熄み、虹も出ました。
(明日も似たような空模様だとか)
蒸し暑さに閉口しながら、妻も私もLOVEも家籠りしてました。
図書館から次の本の貸出通知が届いていますので、昨日と今日は借りている本に集中しました。
やっと読了です。
白き瓶 小説•長塚節

(解説はNETから拝借アレンジ)
長塚節 - Wikipedia

長塚節 - Wikipedia

正岡子規 - Wikipedia

正岡子規 - Wikipedia

伝記小説の分類だったので、軽い気持で読み始めましたが、とても難解な物語でビックリしました。
作中の手紙文が候文で、現代文の解説が無いから読み難い?
そう言う書き方の問題では無く、登場する著名な歌人も同人も文人気質が強く、流派や歌風に拘るところが馴染み難いのだろうと思います。
主人公の長塚節(たかし)子規に入門しますが、内部のせめぎ合いも烈しいものでした。
しかし主人公も頑固で、何を言われても作歌をやめません。
若くして病没した歌人の鎮魂賦であることには間違いありませんが、到底真似できない世界だと感じ、本を閉じようかと何度も思いながら読み切った次第です。
私の五七五など、気分と感情と拙い言語能力の範囲内で、流派にも手法にも拘らず、出来事の瞬間の気分を十七文字に託しているだけです。
単なる情景転写で稚拙な表現だと思われようが、堅苦しい理屈を並べたい人はそう言えばいい。
頑固な主人公を真似た訳ではありませんが、開き直ります (笑)

散り時は
知ってるようだ未だ盛り