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横浜FCと横須賀・神奈川のローカルフットボールシーンを気ままに応援する日記。時々故郷・静岡県東部のフットボールなども。

第29回神奈川県社会人サッカー選手権決勝T3回戦 横須賀シーガルズFC vs 六浦FC(2010.02.28)

2010-03-09 | 横須賀シーガルズ(観戦記)
第29回神奈川県社会人サッカー選手権 決勝T3回戦
2010.02.28(Sun) 14:45KO(40分ハーフ)
会場:日本工学院G(八王子市)
観衆:10人(目測)
横須賀シーガルズFC00-14六浦FC
0-3
得点者時間
11分
56分
67分
69分
得点者
8番
43番
9番
16番



横須賀シーガルズFCの最新試合
AWAY 2010/02/14 | ○ 3-0 vs FC.ASAHI
HOME 2009/11/29 | × 1-2 vs 明治生田FOX
AWAY 2009/11/22 | ○ 7-1 vs BEAT FORCE
AWAY 2009/11/08 | ○ 2-0 vs 横須賀高校OBクラブ
AWAY 2009/11/03 | × 1-2 vs フットワーククラブ



横須賀シーガルズFC スタメン 4-4-2 サブ無し


    14岡崎真  21桜井洋介


10谷本浩志           24高田亨

     3佐川憲司  29水谷一歩


22葉山亮 26猪飼智暁  8安島丈司 17小川崇


       30児玉一史




六浦FC スタメン 4-1-4-1


          16寺島真彦

 9鈴木俊輔  8三宅秀徳 36石橋 43剣持怜太

          17安島慎吾

25赤田大樹 23加藤毅 22松永謙一 27石山恵一

          49柳川亮

六浦FC・選手交代
61分:43剣持怜太 → 4楠武明

横浜猛蹴vs平塚SC戦が終わるとすぐに始まった3回戦シーガルズvs六浦戦。
シーガルズは2回戦FC.ASAHI戦から横山、藤浪に変わって高田、安島が先発。
格上相手のため3バックだと裏を取られたら危険とみて4バックを敷いたシーガルズ。
本来はFWが適任だがカバーリング対策として安島をCBに入れなくてはならない所が
苦しいところ。なお、六浦の17番・安島はシーガルズの安島のお兄さん。
つまりこの試合は、県リーグレベルでも珍しい(?)兄弟対決でもあったりする。

 

立ち上がりは両者様子を見ながらの立ち上がり。しかし11分、六浦8番が
シーガルズGK児玉の位置をよく見計らったループシュートを鮮やかに決めて先制。
六浦は36と43、9がテンポ良くパスを繋ぐと一気にサイドを突破してくる。
この辺の攻撃の切り替えの早さ、テンポの良さは流石県1部といえる試合運びを見せる。
が、六浦は中盤2列目の出足がいまひとつ鈍いのでここでシーガルズがボールを
カットしカウンターに結び付けたいのだが、こちらは2トップが高速カウンター
向きではないメンバーのため、チャンスはあっても中々前線へボールを運べない展開が続く。
サッカーでタラレバは禁物だが、今季ベストチョイスの三河&安島の高速2トップなら
六浦DFを翻弄することも出来たと思ったのだが・・・。


カトゥーのヘディング@2010会長杯


前半は0-1で折り返し。
後半になると、シーガルズはもっと前からボールを奪いに行く姿勢を見せポゼッションでは
六浦を上回る時間帯もあった。しかし、この辺りから六浦もCB加藤(カトゥー)が攻撃
に顔を出し、セットプレーではご覧の動画のように県リーグでは反則級のヘディングを
披露するなど本気度を増してくる。
そして56分、六浦は右サイドから43番が、抜け出して飛び出したGK児玉を交わして
ゴール。0-2。67分には六浦右サイドバック27がオーバーラップ。左への大きな
サイドチェンジに反応した六浦9番がボールを受けると角度の無い強烈なミドルを
ゴール右隅に突き刺し、3点差に。
これで気持ちが切れてしまったか、この2分後にも六浦16番に右からDF裏を易々と
ドリブル突破され児玉との二アサイドの1対1もあっさり交わして0-4。
これは見ていて本当に残念な失点の仕方だった。

試合としては勝負が決してしまったが、何とか1点返して欲しいと応援する側としても
声を張り上げる。4失点してからであったが、終盤は六浦も流して受身になったため
シーガルズにもチャンスが生まれてきた。なお、シーガルズは後半途中(0-2以降?)
から安島をトップへ上げ下記のような布陣になっている。


     8安島  21桜井


10谷本           14岡崎

     3佐川  29水谷


22葉山 26猪飼 17小川 24高田


       30児玉


残り5分を切った頃か、シーガルズにビッグチャンスが訪れる。
シーガルズ左サイドから葉山-谷本の仕掛けから六浦DFを翻弄。
谷本(だと思う)からのクロスはDFに当たって返されるがファーで
フリーの岡崎に渡り絶好のシュートチャンス!しかし岡崎のシュートは
枠を捉えることができず・・・。う~ん残念!!
ここで決めていれば応援に来ていた息子さんにパパのカッコいいところを
見せることができただけに、ここは決めておきたかったよなあと。



試合はこのまま0-4で六浦が勝利。
4失点するまではシーガルズのミスからの失点もあり、残念な形の敗北となったが
時間帯によってはシーガルズのペースでゲームを進めることもあり一方的な敗戦では
無かったと思う。特に10番谷本は2回戦FC.ASAHI戦からコンディションも
良く、文字通りエース・キャプテンとして会長杯のゲームを盛り上げてくれた立役者
といるだろう。
なお、谷本はシーガルズのフィールドプレーヤーとして09シーズン県リーグでは
全ての試合に出場。チーム内得点王にもなり、SC相模原との1戦などを見た
内外のサッカーファンにその技術の高さを注目され、まさにチームの顔として十分
すぎるほどの活躍を見せてくれた。



この会長杯をもって09シーズンの神奈川県社会人委員会所管の大会は全て終了。
4月から2010年度のシーズンが始まる。
09シーズンは前述したSC相模原が県2部で台風の目となったため、ローカルな
マニアだけでなく、Jを見るような一般のファンの注目を浴びたシーズンであった。
横須賀シーガルズ単体がどれほど注目されたのかは、オイラ個人では判断つきかねる
部分があるけれど、県2部にもサポーターを持つチームがあることを改めてアピールする
良い機会になった年とも言えるだろう。

もっとも、シーガルズとしては今いるメンバー、試合の度集まれるメンバーで最適な
試合を演じ県1部昇格を狙うことが当面の目標とするチーム。
2002年以来の2部暮らしも長くなり、メンバーも大分変わった。2部昇格時を知る
古参サポから見れば物足りなく感じることもあるかも知れない。
しかし、継続は力なりという言葉にあるように、長い2部上位暮らしの中でも
これからに繋がるモノはきっとあると思う。上に上がるため生き(或いは逝き)急ぐだけが
フットボールライフじゃない。
横須賀は横須賀のペースでローカルフットボールを愉しんでいきましょう。

只の物好きではないホンモノのローカルフットボール愛が花開く、その日を信じて。

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1 コメント

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一部加除訂正 (take-05(管理人))
2010-03-26 20:54:25
締めの1文の語句をちょっとだけ直してみました。

あと、六浦22番は松永選手だそうです。
(あ、神奈川大サッカー部出身の方です。念のため)

ちなみに六浦の神大出身選手は3名いるそうです。
(某神大筋の情報より
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