どうしたら、美味しく漬けられるの？スンキ

　どうしてかスンキを美味しく漬けることが出来なかった。風味も悪ければ、酸味もない。朝日の下田さんに教えてもらった木曽村の北川さんに電話でお聞きしたところ、原因の一つは種の量に対して漬け菜の量である事が解った。最初は種作りに、元種と同量の菜を漬け倍、倍と、増やすのが失敗なくつけられる方法だという事だった。　早速
木曽まで種の仕入れにとんだ。５００gを２袋仕入れた。野沢菜は３キロ程用意した。これでだめなら、今年はあきらめる。今度こそ美味しく漬かって欲しいと祈るような気持ちで漬けた。

全国醗酵食品サミットに木曽町へ

　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　すんきについてもっと知りたいし、美味しく漬けたい。醗酵についてももっと詳しく知りたい。小泉武男氏の講演を聞きたい。などなどで４日に木曽町で開かれた全国醗酵食品サミットへ参加した。
　スンキ漬けは自己流で漬けていたが、酢味が足りない理由がわかった。小泉さんの講演では、醗酵の奥深さや、利用価値に大きな未来のあることをお聞きし、孫たちも興味を持ってくれるといいのにと思ってしまうくらいわくわくする講演だった。
　パネルデスカッションも良かったが最後まで参加できずにかえった。スンキの種も仕入れてきた。今度こそもっと美味しく漬けようと思う。「アケビと山葡萄で作るなれ寿司」を来年は是非作ってみたいと思った。