goo blog サービス終了のお知らせ 

Good Ball,"Strike!"

ボーイズリーグ、駆け出し「お父さん審判」の奮闘記です・・・

二段モーションは、やっぱり・・・

2018年04月15日 09時42分46秒 | 日記
指導者やご父兄の方々より、
「今シーズンから、二段モーションがOKになったね。」と声をかけられることが、時々あります。

厳密には、こういうことなのですが・・・
日本野球規則員会の「2018野球規則改正」において、「本規則における用語の定義」の定義38の【注】が削除されました。
定義38は、イリーガルピッチ(反則投球)の定義です。

38.ILLEGAL PITCH「イリーガルピッチ」(反則投球)
 投手が、投手板に触れないで投げたバッターへの投球。
 クイックリターンピッチ、をいう。
 ランナーが塁にいるときに反則投球をすれば、ボークとなる。

【注】投手が5.07(a)(1)および(2)に規定された投球動作に違反して投球した場合も、反則投球となる。

投手が5.07(a)(1)および(2)に規定された投球動作とは、ワインドアップポジションとセットポジションの正しい投球動作を規定しています。
なので、定義38の【注】を削除したということは、「正しい投球動作をしなくても反則投球としない。」ということですね。
となると、明確に反則投球となるのは、クイックピッチぐらいでしょうか?
少年野球(小学部)では変化球を投げたとき、というのもありますが、これは内規ですね。

これを拡大解釈すると、反則にならない(ペナルティがない)ので「二段モーションはOK」となっちゃうんでしょうか?
ここからは私見ですが、反則にならないとしても、二段モーションはやらないほうがいいと思います。

先日のMLBの試合で、ダルビッシュ投手がボークを宣告されてましたね。
※下記のYouTubeビデオの10:04あたりです。

https://youtu.be/ZjzGPx-Rc4A

投球動作が止まったというのがボーク宣告の理由のようですが、ビデオを見る限りでは、他の投球時と同じで止まっているようには見えません。
二段モーション気味の投球動作が球審の判定を惑わせた一因と私は思います。

こういうこともあるので、「二段モーションはやらないようにしましょう。」というのが私の考えです。

※ダルビッシュ投手も、昔(2009)は、流れるような投球動作だったんですけどね・・・(>_<)

https://youtu.be/ptPhHGEwv2k


最新の画像もっと見る

コメントを投稿