Good Ball,"Strike!"

ボーイズリーグ、駆け出し「お父さん審判」の奮闘記です・・・

メカニクスの基本【ローテーションとシフト】を極めたい・・・

2013年05月31日 18時17分03秒 | 日記
審判メカニクスの基本は【ローテーションとシフト】であることは、異論のないところだと思います。
あの広いフィールド内でボールが飛び交い、プレーヤーが走り廻る状態をたった4人(ボーイズの場合、基本は4人制)で、正確かつ機敏に判定するには、4人の審判がそれぞれの定位置に居るだけでは、到底、不可能です。
「打球や送球の方向」「走者の有無とその動き」「野手の位置とその動き」そして「他の審判の位置と動き」から、最もふさわしいと思われる各審判の動き方を記しているのが【審判メカニクスハンドブック】と思います。
ただ、ここに書かれていることは、すべての審判がメカニクスどおりに【ローテーション/シフト】することを前提としています。しかしながら、実際の試合では、ハンドブックに記載されているケースにうまくあてはまらないケースも多く、ゴーアウト/ステイで迷うこともしばしばです。
ですから、実際の試合においては、4人の審判がお互いに他の審判の動きを常に予測・確認してアクションすることが肝要です。
4人の審判のハーモニーによって、【ローテーション/シフト】が決まったときの爽快感は、審判の醍醐味のひとつですね。

さあ、明日は、所属チームの主催大会の中学部「ベスト4」を決める二回戦と準々決勝です。ベストコンディションでベストジャッジができるよう、今日は早寝ですね・・・(^。^)

【審判メカニクスハンドブック 第4版】を購入しました。

2013年05月29日 13時39分54秒 | 日記
東京へ行く機会があったので、「全日本野球協会」(2013年4月1日に「全日本アマチュア野球連盟」から改名)に寄って【審判メカニクスハンドブック 第4版】を直接購入してきました。
JABAのホームページに掲載のPDFには「現金書留で受付」となっていましたが、事前に電話で問い合わせましたところ、「直接購入も可能」とのことでしたので、丸の内のサピアタワー8Fまで行きました。

しかしながら、行ってみますと8Fはオフィスエリアで、3Fで受付してセキュリティを通らないと行けないフロアでした。
「いや、ここまで来たからには手ぶらで帰るわけには・・・何としてでも購入して帰ろう!」
と、受付の方に事情を説明しますと、なんと、取り次いで頂けました。入館申請書を書いて、写真付の身分証明を提示して、入館パスを発行してもらい、無事にセキュリティを通過して8Fへ・・・

フロアの一角に「ジャパンベースボールセンター」のプレートがありました。名称は「全日本アマチュア野球連盟」のままでした。(掲載写真参照)



中は、小さなオフィスに分割され、「全日本アマチュア野球連盟」、「日本野球連盟」、「全日本リトル野球協会」のほかに、「ヤングリーグ」、「ボーイズリーグ」の東京事務所も同居されていました。
オフィスを訪ねますと、快く応対して頂き、無事、【第4版】を入手できました。
何がどう変わったのか、近々、このブログでもお知らせしますね。

【追記】なお、直接購入しても価格は1,200円でした。

開会式に参加させていただきました。

2013年05月27日 12時51分53秒 | 日記
先週の土曜日から、所属支部傘下の6チームが主催のローカル大会が始まりました。
土曜日は、開会式とエキシビション3試合でした。所属チームが大会主催チームの一つでしたのでこの日の配置となったと思うのですが、審判員として開会式に参加するのは初めての経験で、大変光栄な機会を与えて頂き感謝しております。

大阪を中心に関西から、中学部は34チーム、小学部は11チームが参加し、選手のみなさんが元気に行進する姿を間近で見ることができました。
名前は覚えておりませんが、去年の小学部や中学部の試合で審判させて頂いたチームの中に、見覚えのある選手を見つけ、「一段とたくましくなったなあ。」と思ったり、軟式野球時代に息子とチームメイトだった子供たちと再会できたり、「試合を審判する」という喜びとはまた違う喜びを与えて頂きました。
開会式で行進したすべての選手のみなさんが、優勝旗を目指して、怪我のないよう、ハツラツとプレイしてくれることを願っています。
次の土曜日は、この大会の中学部のベスト4を決める二回戦と準々決勝に配置して頂きましたので、私も、ベストジャッジで応えられるようがんばります。

「父兄審」に入ってみて感じたこと

2013年05月23日 08時43分41秒 | 日記
先週の小学部の大会で「父兄審」に入りましたが、その時に感じたことを書きたいと思います。
この日は2試合ともに三塁審でしたので、比較的、全体を見渡せる余裕がありました。一塁審に入られた相手チームのお父さんの動きを見ていて、「父兄審」適用の試合において審判をスムーズに行うために最も重要なことは「メカニクス」の共有ではないかと思いました。

アウト/セーフ、フェア/ファウルの判定や妨害行為などの規則違反の判定については、【野球規則】や以前にこのブログ(4月18日記事)で紹介した【野球規則を正しく理解するための野球審判員マニュアルー規則適用上の解釈についてー】(現在、入手困難ですが・・・)、そして市販されているビデオ教材などで、独学でもかなりのレベルまで習得できると思います。
しかしながら、「打球や送球の方向」と「走者の有無とその動き」そして「他の審判の位置と動き」が絡み合うメカニクスは【審判メカニクスハンドブック】を読むだけではなかなか身につきませんね。やはり、実戦経験が必要と強く感じます。

先週の試合中での一例を挙げてみたいと思います。
●一死二三塁、内野前進守備のため二塁審はショート後方に位置、打球はセンターオーバーの可能性のある大飛球

二塁審は打球を追いセンター方向へ、三塁審の私は、三塁走者のタッグアップを予測し、コーチャースボックス付近に出て、ベース/ランナー/センター/ボールが同一視界に入る位置取りをしました。
このとき、一塁審の動きとして期待したいのは、「一二塁間の内野内に切り込んで、二塁走者のタッグアップおよび打者走者の一塁触塁確認」と思いますが、残念ながら一塁審の方は定位置のままでした。
私は、「二塁走者のタッグアップは球審が見ているはず。」と確信し、三塁走者のリタッチに集中しましたが、結果的には、センターは捕球できず、各走者は進塁。私は、三塁走者の離塁と同時に内野内に切り込み二塁方向へ、二塁走者の三塁触塁を横目で睨みながらも、がら空きになっている二塁の審判判定が重要と考えました。
案の定、打者走者は二塁へ進塁、センターからの返球があり二塁上でタッグプレイが発生しましたが、事なきを得ました。

しかしながら、後から考えると、「これって【ラッキーだった】だけのでは?」と思うようになりました。
もし、センターが二塁走者を刺すために本塁に返球して、三本間でランダウンプレイになったとしたら、果たして三塁に戻れていたでしょうか?
センターが捕球できなかった時点で、内野内に切り込んだのはかまいませんが、センターの返球先を見極めるまでは、二三塁の中間で待つ余裕が必要だったと思います。

これからも「父兄審」に積極的に参加して、審判技術を磨いていきたいと思います。
また、各チームの父兄の方々には、積極的にBL3級審判技術講習会を受講頂き、その成果を存分に大会の「父兄審」で発揮されることを期待しています。
お子さんのハツラツとした真剣でひたむきなプレイに、「正確で機敏な判定」で応えるべく、ともに頑張りましょう。

「父兄審」で○○大会に参加しました。

2013年05月20日 10時37分55秒 | 日記
先週末は、所属チームの小学部に帯同して、○○大会の試合(2回戦&準々決勝)の「父兄審」をやらせてもらいました。4月からいくつかの大会に参加してきたので、新6年生の選手のみなさんには、少しレギュラーチームの風格が感じられるようになってきましたね。

2試合ともに12対0という快勝でしたが、結果が示すとおり、投打(攻走守)ともに素晴らしかったと思います。
残念ながら、次の日の準決勝では、優勝候補の強豪チームと対戦し、敗れはしましたが、よい経験になったことでしょう。選手権支部予選に向けて弾みをつけるべく、次のローカル大会での更なる活躍を期待しています。

さて、今回は「父兄審」の代打ということで、チームが一塁側ベンチでしたので、2試合とも三塁審に入りました。球審と二塁審が支部審判部の大会審判の方でしたが、なんと、この日の責任審判の方は、以前にこのブログ(2月6日記事)で紹介させて頂いた○○支部審判部の○○様でした。私のことを覚えていて下さいまして、しばし、審判談議に花が咲きました。

この日は、審判部からは4名配置されておられ、○○様、○○様、○○様をご紹介頂き、都合、○○支部審判部の7名の方々と知り合うことができました。このようにして、他の支部の審判員の方々と親交を深め、いろいろなアドバイスを頂けることを大変ありがたく思っています。
今後、父兄審、練習試合、大会応援などで、再びお会いできることを楽しみにしております。