ENEMY は、普通に 変な 映画でしたよ。

原作は　ポルトガルの　作家　ジョゼ　サラマーゴの　”DOUBLE"　という小説ですって。
ポルトガルとか　アルゼンチンとかの　作家って、すごい　飛んでる　小説書くんですよね。
なので、　映画も　やっぱり　　へん？？？

ジェイク　ギレンホールが　主人公と　そっくりさんの　二役　なんですが、
この方も　”ジョニーダッコー”　とか　”ソースコード”　とか　ちょっと、変わった映画
に　出てますよね。　

映画の　オープニングは　とっても　ダークに　始まります。　秘密のセックスショーの
ような　ところで、美女とか　蜘蛛とか　、、、、ダークですよ。

で、ストーリーは　平凡な教師が　自分とそっくりの　俳優を　見つけてしまうところから
始まるのですが、、
で、彼は　その男を見つけて　ストーカーもどきに、住所を調べたり、職場にいってみたり
しだすんです。
で、自分そっくりの　人間って　そんなに　興味ひかれたり　恐れたり　しなければ
ならないのかしら？　って、　これが　最初からの　大きな疑問でしたね。
世界には　自分そっくりが　３人いるとかって　なんか　言いますよね。
だから、そんなに　映画のように　興味ひかれて、調べたりするところから　ちょっと
私は　分かりませんでしたね。

あと、何気に　ARTっぽい　映画を　めざしてるのか、ところどころに　不思議なシーンが
現れますが、それが　普通のメロドラマっぽい　映画の　なかで　変に　分からなく
目立っていましたね。　ふふふ。　

映画のなかで　不気味だったのが　イザベラ　ロッサリーニ。　彼女　昔は　不気味な美女
だったんですが　今はすっかり　不気味な　おばさんに　なってました。
でも、彼女が　映画のなかで　一番　怖かったですよ。

最後は　不思議な終わり方。　ストーリーは　本当に　ただの　そっくりさんに　あってびっくり
でも、ちょっと、それで　遊んでみようかなみたいに　取れることもない　話なんですけどね。
あくまで　ART　な　映画だと　言いたかったのかなあ。
最後が　妙ですよ。　あと、最後に出てくる鍵は　始まりの　秘密クラブの　かぎなのかしらね。

見ても見なくても　いい映画だったなあ。ただ、ちょっと、　原作は　読んでみたくなったわね。
先日　映画館で、　ギレンホールの　新しい　映画の　プレビュー　を　見ましたが、
役のために　ものすごい痩せてました。　目が大きくなっていてびっくり。
新しい映画に　期待しましょう。（といっても、　タイトルは　忘れてます）